遊戯王SEVENS一口感想台本【88話】
どうも、”自称”アニメ遊戯王キャラクターの僕乃他案です
今週も遊戯王SEVENSの一口感想を始めて行きたいと思います
さて今回の88話ですが、開示される数多くの謎!
勢力図も大幅に整理され、残る謎と課題が明確になった回でしたね!
まずはSEVENSの書!
記憶が戻ったと明言したユウオウ(いつの間に…)(←落下していくユウガを目にしたとき?)により、ついに欠けたページの内容が明らかになりました。
「若い魔術師は世界を救うため、老人の導きに従い6人の仲間を探し出した」
「混乱の主のいる月にたどり着いたが、その主により6人の仲間が倒れた」
「若い魔術師は自分を導いてきた老人こそが混沌の主と気付く」
「「混乱した世界は一度壊さなくてはならない」」
「今まで踏破した六属性+最後に月を破壊しセブンスロードを完成させるため、泣きながら最後に月を破壊した」
ガクトによる言及があった通り、これは今の遊我たちの置かれている状況と非常に近しいです。
結末まで同じになるのを回避するための手段が月面ドローンの停止で、それにはゴーハ市の制御プログラムを停止させる必要があるといいます。
ただソフトウェア面ではバックアップとフェールセーフが何重にもかかっているので物理的に止めるしかない、という事情があります。確かに都市の制御システムって考えるとおいそれとは停止できないようにしているってのは納得がいきますし、その説明も簡潔で分かりやすかったので、SEVENSのシステム設計の話って妙に具体性あるよなあと実感します。
SEVENSの書に話を戻すと、物語が遊我たちに当てはまるのは確かにそうですが、「今まで踏破した六属性」、「月」、「セブンスロード」が何に当てはまるのかはまだ悩みどころです。
「今まで踏破した六属性」=遊我たちの旅路と仮定して考えると、ラッシュデュエル誕生編・マキシマム編・ゴーハ6小編・チームバトルロイヤル編・ゴーハ6兄弟編・ゴーハ社員編と丁度6つなのでこれっぽいかなとかは思いつきます。
となると最後の月=デュエルの王編で、ここの問題を乗り越え「セブンス」を完成させる、つまり「遊戯王SEVENS」を大団円に導くといった感じ、みたいな…?
などというメタ的な構図もありそうですが、ちゃんとお話の内容ベースの当てはめがあると思っているので、この部分は要検討だなあと感じます。
次にタイガー。
今回ルークを煽り、目配せをして反応を伺った後に遊我に矛先を向けるなど、あえて汚れ役を買って出たような印象です。
前回のプリンセスGといい、そしてSEVENSの書の老人、オーティスなど、成長を促す・発破をかけるためにあえて敵対していくというのが導くものとしてのSEVENSのスタイルなのかなって感じがします。
とはいうものの、タイガーについては彼女もまたまだ子どもなのだからそういうのあえて積極的に引き受けなくてもいいのになって思っちゃいますね。
次回のデュエルで、そういった役回りの清算もあったらいいなと願っています。
そしてオーティス(+ゴーハ・ユウガらについて)!
〇〇子シリーズを従えて、またしても何もかもの因果を一気に引き受けて来ましたね…!
それに伴いゴーハ・ユウガ、ナナホたち裏七星の勢力はあっさり陥落してしまいました。確かに暗躍は最近まで続いていましたが、ナナホも一応デュエルで打倒してはいるので話の配分を考えるとここで処理しておこうということでしょうか?
ゴーハ・ユウガについてはバックボーンや利用されていたこと、彼を・グルグルを救うという動機が強まっていることも踏まえると、まだ最後に役割があるなといった感じです。
そんなユウガはオーティスについて「全ては皆を楽しませるため」「デュエルが取り巻く世界を子どもたちの手に取り戻し、皆を幸せにするための行動」という推測をしていましたが、今回衝撃の事実が発覚します。
禁断のカード・死者蘇生はオーティスが作ったものだということと、そして「デュエルを行う勇気を持たない者のために作った」という動機の説明です。
自由意志を捻じ曲げると作中で何度も否定されてきた死者蘇生を作った張本人だったのです。
デュエルが怖い、今はやりたくないというのならば後押しはするが最後の一線は本人に任せよう、というのが遊我・ひいてはSEVENSの流儀ですが、無理やり人格を書き換えてやろうというのはそれに反発するやり方ですよね。しかも言い方的にそれが本人にとっては善意からくるものっぽいので、かなり印象が変わってしまったな…とショックでした。
となると、皆を楽しませる・幸せにするというのも、オーティスにとっての理想像の楽しみ方・幸せを皆、子供たちに押し付けるということなのか…!?と。
話は逸れますが、死者蘇生の効力がゆるゆるだったのも今回自分なりに納得がいきまして、「デュエルを行う勇気を持たない者のため」のカード、つまりはデュエルをしてもらうためのカードなのだから、それに反する行為・デュエル封印は効き目が弱まるというような、そういった解釈ができるなあという感じです。
自分の与える試練を乗り越えてもらう、という考えもあるのでしょうが、子供であるゴーハ・ユウガを良いように利用していたことといい、私が思っていたよりもずっとヤバい人だったんだな…と呆然としました。
次回はついにパウリエフェクトの真実が明らかになるようです。腕時計との関連、そしてなぜゴーハ社から受託したのかなどといった事情が判明するのでしょうか!?気になってワクワクが止まりません!
最後に告知です。
現在「遊戯王SEVENSありがとう!感想雑談生放送」という企画を構想中です。
内容的にはこれまでの一口感想と同じように、台本を用意してそれを話していくというものです。後で切り抜いて数本にまとめるつもりですのでほとんど公開収録のようなものですが、皆様のコメントなどがもしあれば、一口感想動画とはまた違った味わいになるのではという想いがありますので、もしご都合がよろしければ是非ちょっとだけでも見に来ていただければという所存です!
詳細な内容、日程(最終回後なので4月だとは思います)は追って連絡いたしますので、記憶に留めて頂ければと思います。
こんなところでしょうか。以上!次回もお楽しみに~!