遊戯王SEVENS一口感想台本【85話】
どうも、”自称”アニメ遊戯王キャラクターの僕乃他案です
今週も遊戯王SEVENSの一口感想を始めて行きたいと思います
さて今回の85話ですが、ロアの本音、弱気になっていた心情が発露!
自分らしさと変化・成長とは何なのか、それをデュエルと共に見せてくれた回でしたね!
まずはユウオウ!
社長兄弟の中で最も資質と才能があるユウオウ。今回ラストにて記憶が戻っていないにも関わらず、直観と本能で調査か情報整理と思われることを行っているようでした。
なんでもバラバラのピースを一つにつなごうとしているのだとか。
今繋ごうとしているのはユウオウの記憶に関してなのか?それとももっと深堀りしたこと、例えば禁断のカード死者蘇生の根本まで行き着くものなのか?気になるところでございます。
次に遊我。
ロアが記憶を失ったフリをしていると言い当てるも、その動機についてまでは見破れてはいなかったようです。
メジャーデビューを控えたロミンを気遣ってのことでは?という例えも、状況的にそうなったあくまで副産物的なものですしね。
デュエルの面ではマキシマムによる猛攻とセブンスロードシリーズの集大成、新エースのマスターオブセブンスロードを見せてくれました!しかしあくまで(悪魔族だけに)最上級のアドバンス召喚に拘ったロアに敗北!
新エース初登場で黒星つくのは驚きましたが、今回は全体的にロアに華を持たせた感じでしたね。
そしてロア!
記憶を失ったフリをしていたのも、真面目に練習し本気でバンドをやろうとしていたのも、全部一からやり直したかったためでした。
オーティスや世間に選ばれたのは遊我やロミンで、みんなが記憶喪失になった今がチャンスだったとボヤいていたので、記憶喪失の事件の前にロミンにメジャーデビューの話が持ち込まれたのでしょうか。
時間的に余裕があったならバンドメンバーの中で話合いがあったんじゃないかとも思うので、少なくとも時期は限りなく近そうかなという気がしています。
オレ様王子様!という強気な振る舞いをしつつも、内心ではやはり選ばれなかったことについて”自分が主題にはなれないのでは?”という気持ちもあったのかもしれません。そんな自分のキャラがバカバカしくて、記憶喪失の振りをしてリセット、やり直しがしたかったということなんですね。
しかしそんなロアは”らしくない”と、遊我やファンの声援で元気付けられます。ここでなるほどと思ったのは、本当の自分の振る舞いに戻ろうと決めたのは、遊我からの言葉ではなくファンからの声援なところです。自分のファン、つまりは自分を選んでくれている人々の言葉だから自分の弱気を払拭できたって風に感じました。
記憶喪失事件によって原点に立ち戻って一歩前に進んだ、という体験はネイルを思い起こさせますね。
SEVENSにおいて”変わる”ことは否定されるものではありませんが、今回のロアの試みたような変化は弱気から来たやり直しで、見方によっては停滞や退化である。何より本人がキュークツそうなのだからそれはその人にとってよくないだろ!変わるってそうじゃないだろ!ということが言いたかったのかなって思いました。
本来の自分に立ち戻り、「マキシマムもフュージョンも必要ない!」と言い切ってヘビィメタルで勝ったロアは本当にカッコよかったですね。
次回、「霧島、バンドやめるってよ」
苗字的にネタとして言われてたことがとうとうサブタイとなりワクワクが止まりません!
こんなところでしょうか。以上!次回もお楽しみに~!