遊戯王SEVENS一口感想台本【87話】
どうも、”自称”アニメ遊戯王キャラクターの僕乃他案です
今週も遊戯王SEVENSの一口感想を始めて行きたいと思います
さて今回の87話ですが、ロミンの集大成!
「好きなこと諦めないで」という言葉を貫徹させる、ロミンの決意と自信に満ち溢れた回でしたね!
まずはゴーハ社長兄弟たち!
間黒君にSEVENS本を集めてもらい、それをスキャンし欠けたページの復元を試みていました。
間黒君がここで再登場というように、過去要素の再利用をこまめにしているのは嬉しいですよね。
海の男たちの共演。ダブルだっツーナ!
?????
ページ復元の方法、システムを構築したユウオウはというと、ゴーハ・ユウガとの仲睦まじき姿を思い出していました。
ユウガは前回と引き続き、というかそれよりも悪化し、ユウガとしての記憶とグルグルとしての記憶の濁流に飲み込まれているような印象です…。
感受性が強く、闇のように正も負も全て飲み込むということを踏まえると、”負”だけでなく”正”も受け取っているはずです。
ユウオウの記憶にあった天真爛漫な笑みも踏まえると、グルグルもまぎれもなくユウガの側面の一つで、だから人格が解放されても残り続けて混乱している、ということなのでしょうか。
記憶の混乱に耐え切れず落下するユウガ、そしてSEVENS本の修復完了し「すべての謎が解ける」と期待する兄弟たち。
果たして、どんな真実が待ち受けているのでしょうか!?気になるところでございます。
次にプリンセスG。
前回ラストで突然「待った!」をかけ、音楽とラッシュデュエル、二者択一の選択を迫ってきたプリンセスG。
ここでプリンセスGがそれをするの?という疑問は当然あり、実際ロミンも
「好きなこと諦めないで」と、好きなことを我慢するなと言ってくれたのは紛れもないあなたでは?と問いかけます。
そこでプリンセスGは「あなたはもうプロなのだから」と、前提が変わったこと、真剣にやるのならばどちらの道もより険しくなると言い放つのでした。
しかしガクトが「挑発に乗らないという選択もある」と指摘したように、そもそも別に2つに1つという選択肢しかないなんてことはないという”答え”への道が示唆されています。
実際プリンセスGも、勝利したロミンから迷いが消えたこと、一人で道を選んで進んで行けることを感じ取ります。
やはりロミンの迷いというか罪悪感を消すための、発破をかけるための振る舞いだったということですね。
ロミンは記憶をなくしたことに強い罪悪感を覚えていましたし(仕方ないことなのに後から直々に強く謝るほどに!)、こんな大変な時に音楽をやっていて…と、好きなことであるはずの”音楽”を諦めるのではないか、続けるか迷ってしまうのではないかという危惧があったのでしょうね。
ロミンの憧れであり、ロミンを導いてきたプリンセスG。ロミンの独り立ちを目にし、導くものではなく対等なミュージシャンとしてセッションの約束をしている姿はとってもクールでした!
そしてロミン!
今回彼女はデュエルを通して、迷える子羊ではなく独り立ちしたミュージシャンでありデュエリストであることを見せつけました!
プリンセスGと同じサイキック族、そして彼女から受け取ったプリマギターナで戦ってきたロミンですが、アマリリスとのフージュンではロミンだけのフージョンモンスターを召喚します。
プリンセスGのオメガギターナに対してロミンのプリンセスオメガ。
「私は私、唯一無二」という口上や「ロミンだけのプリンセス」といった形容などから、もうミュージシャンとしてもプリンセスGを追うだけの人間ではないという表現のように感じます。
そもそもプリンセスGは歌NGでしたし、歌ってみようと思った時点で既にロミンは独り立ちしようとしていて、だからプリンセスGもサポートしようとしていたのかなって今になって思います。
「音楽もラッシュデュエルも両方諦めません!」と彼女らしい答えを再び提示したロミン。
大体1年前の40話でも同じ結論に至りましたが、今回はもうすでに答えは得ていて、それでいてロミン独自の路線を切り開いている、EDの歌と映像も含めてロミンの集大成と呼ぶにふさわしい回でした!
次回は「KGCの真実」。上城家の、そしてルークについて何かが明かされるのでしょうか?(パウリエフェクトとか!?)何がどこまで明かされるのかワクワクが止まりません!
こんなところでしょうか。以上!次回もお楽しみに~!