遊戯王SEVENS一口感想台本【86話】
どうも、”自称”アニメ遊戯王キャラクターの僕乃他案です
今週も遊戯王SEVENSの一口感想を始めて行きたいと思います
さて今回の86話ですが、本当の人格と本当の幸福のギャップ!
ソロデビューを控えたロミンに対するルークの想いが丁寧に描写された回でしたね!
まずはゴーハ・ユウガ!
一人で飛び出した後、特に何をするでもなく浮遊しているだけでした。
その様子はひどく憔悴しきっており、ゴーハ・ユウガとしての記憶とグルグルとしての想い出の板挟みになっているようでした。
今回のルークへの問いかけ・テーマになっていた「”本来のその人であること”と”その人が幸福であること”が相反している状況」なのかなという気がします。
ロミンははちみつキュウリ(本来のその人ではない)でしたが幸福そうで、ユウガはメロン(本来のその人)だが幸福ではない…みたいな?
今回ルークの活躍で粗方の記憶復元完了しており(巻き気味でちょっと笑いました)、死者蘇生による記憶・人格操作はもう役割を終えたのかなと思ったのですが、死者蘇生の一件の原因かつそれを破棄したユウガに対して最後に役割があるのかもしれませんね。
ただ単に記憶が混乱しているだけかもですが。一体どうなるのか!?気になるところでございます。
次にロミン。
歌苦手なのにソロデビューってどうするんだろって気になっていましたが、なんと普通に歌えるようになっていました!
歌い始めたのは最近のことで、「自分の音楽を沢山のひとに届けたい」という想いからの行動らしいです。
苦手意識はもっていたがチャレンジして上手くなった、ということでしょうか。
その様子をプリンセスGに見初められ、ソロデビューを持ち掛けられたという経緯です。
記憶喪失の面々についてですが、記憶を取り戻してほしいという感情面の動機を除いても、記憶喪失中の態度・価値観は基本的に遊我達の立場から見ればあまり好ましいものではありませんでした(職場復帰したネイルはその面だけみれば好転したとも捉えられますが)。しかし、ロミンは態度も一般的で、ソロデビューが決まって張り切っている様子は遊我たちから見ても幸福そうで好ましい、記憶を取り戻してほしいという個人的な感情以外には肯定的に受け取れるものでした。
そんなとき、ロミンに対してだけは遊我たちは一歩引いてしまう、そのまま見守ってしまう…という。
記憶を取り戻したロミンは「自分のことしか考えてなくてごめん!」と謝りますが、プリンセスGの想い、そして悩みに悩んだ末デビュ-を応援すると決めたルークの気持ちを考えると、そのまま辞めるのとは違う道を見せる感じになるのかなって気がしますね。
そしてルーク!
今回ロミンについてとても真剣に思い悩んでいました。
本物のロミンではなくはちみつキュウリ・醤油プリンと独特の語彙で、ソロデビューの決まったロミンの笑顔を否定するルーク。
しかし有無を言わさず実力行使に行く(行きかねない雰囲気でしたが)のではなく、ロミンとの思い出を振り返ったり、やけになって走り出したり、部室で丸まったりと、ルークなりに折り合いを付けようとしているようでした。
デュエルギター、ロミンの夢とラッシュデュエルをつなげるキーアイテムを目にし、彼女のデビューを応援しようと苦々しくも決意した…のかなって気がします。
言葉では語らない、表情や仕草でルークの感情が表現されていたので、いつも賑やかなルークとはちょっと雰囲気が違って見えとても良かったです。
今回は霧島はちみつキュウリさんでしたが来週は霧島メロン!
そしてそんな人間関係の整理で忙しい遊我たちの裏で調査を進める社長兄弟。SEVENSの謎が明かされつつありワクワクが止まりません!
こんなところでしょうか。以上!次回もお楽しみに~!