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9/23~27日経225オプションIVとVIX、海外ETF、各国通貨の推移比較

グラフは先週末まで約1年の期近・期先ATMIVとS&P500、VIXの推移。

日経平均は金曜日39,000円台まで急伸、IVは株価と共に上昇しました。
S&P500は木曜日に最高値更新、VIXは8月安値を割らず、週末は高値で終えました。
政局イベントで乱高下の日経平均に、オプションIVが反応しました。
週明けの日経平均は大幅安が見込まれます。IVの変動に注目します。

各種海外ETF、各国通貨の推移です。コメントは先週の動きについてです。

Global Markets株式ETFは全て上昇、中国株高でエマージング株式(VWO)急伸しました。

Developed Markets株式ETFは日本株式(EWJ)以外上昇、中国株高で香港株式(EWH)+11%でした。
EWJは木曜日年初来高値を更新しました。

Emerging Markets株式ETFは、中国株式(FXI)+18%急騰、チリ株式(ECH)、ペルー株式(EPU)なども強く推移しました。
トルコ株式(TUR)、インドネシア株式(EIDO)、メキシコ株式(EWW)はマイナスでした。

各国通貨は、ドルインデックス(DX-Y.NYB)3週連続低下、マレーシアリンギット、南アフリカランド、ニュージーランドドルなど、ドル安通貨が多くなりました。
ロシアルーブル、メキシコペソ、フィリピンペソなどはドル高でした。

海外商品ETFは、中国需要期待でベースメタル(DBB)、銅(CPER)などメタル、ウラン(URA)、天然ガス(UNG)、農産物、ビットコインも強く推移しました。
パラジウム(PALL)、WTI原油(USO)はマイナスでした。

米国市場債券ETFは、米2年債利回り低下で、小幅上昇多数でした。
長期金利は上昇し、米国20年超債券(TLT)、投資適格社債(LQD)など長期債は下落しました。

米国株式各種ETFは、小幅上昇が多くなりました。
小型と米高配当株(SCHD)、米国優先株&インカム(PFF)はマイナスでした。

S&P500セクターETFは、中国需要期待で素材株(XLB)トップ、一般消費財株(XLY)、通信サービス株(XLC)が続きました。
エネルギー株(XLE)、ヘルスケア株(XLV)、金融株(XLF)などはマイナスでした。

株式セクターETFは、金属 & 鉱業株(XME)、半導体株(SOXX)、ホテル&航空&クルーズ株(CRUZ)が上位でした。
バイオテック株(XBI)、銀行株(KBE)、金鉱株(GDX)はマイナスでした。

先週は中国株が急騰、香港株式(EWH)の他、資源関連、資源国通貨など、多数の銘柄に影響しました。
中国の景気刺激策によるものと思われます。
今週は国慶節に入り中国が大型連休になりますが、影響がどれだけ続くか注視します。

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