まいたく名画座No13 - 灼熱の魂
どうも、まいたくです。
今回、13回目のまいたく名画座の上映となります!🎥
本日上映される映画は、、、、
『灼熱の魂』 です!!
◇監督・キャスト&あらすじ
原題:Incendies
制作年:2010年
制作国:カナダ・フランス合作
監督:ドゥニ・ビルヌーヴ
キャスト:※太字 主人公
ルブナ・アザバル
メリッサ・デゾルモー=プーラン
マキシム・ゴーデット 他あらすじ:
世捨て人のように生きてきた、中東系カナダ人女性のナワル・マルワン。
そんな彼女の死により、実子である、双子の姉弟ジャンヌとシモンが、彼女の残した謎めいた遺言に導かれ、初めて母の祖国の地へと降り立つ。
そして、二人は、母の壮絶な人生と、家族の宿命を知ることになる。。
◇感想
私まいたく、まず先にお伝えしておきたいことがあります。
この映画、本当に、「衝撃的」な作品です!凄いです・・
「衝撃的」という表現でしか、適当な言葉が見つからないのですが、「衝撃的」以上の、もっと強い感情表現の言葉があれば、迷わず使うであろうほど、もどかしくなるほどのインパクトです。。
だって、この映画のエンドロールを観ながら、震えましたもん。。
もっと言うと、観賞後、映画館の外で、ちょっとうろたえました。。
同じところ、行ったり来たりなんかして・・
なんか、感情の置きどころがわかんなくなっちゃって・・・
人間って、そうなるんですね。。強い衝撃を受けると(^^;)
例えば、今まで、スポーツなどでの劇的なシーンで、歓喜して震える、といった経験は、過去に結構あったのですが、こういった、負のベクトル、でも決して「恐怖」ではない感情、で震える感覚って、今まで無かったですね。。人生の中で。
実はこの映画、2年ほど前に映画館で観たのですが、今でもこの衝撃が身体の中に残ってる感じがします。ホント凄い映画だわ。。
なので、2年たった今でも、この映画の紹介記事、全然書けると思います。
、、と、これだとあんま感想になってないし、ただの興奮した男(なんか危険)ですね。。すまない。。_(._.)_
では、感想はそこそこに、、いつもの注目ポイントに進みます(^^;)
<ちなみに、以下、注意点>
本作は残虐なシーンが含まれておりますので、そのような描写が苦手な方はご観賞はお控えになられた方が良いです。
ただ、本作はフィクションではありますが、現実の中東の紛争地域などでは、決してありえない話ではないと私は思っています。
そういった現実を知る上でも、ぜひ、ご覧頂きたい作品ですので、無理のない範囲でご観賞頂ければと思います(^^)
<以上、注意点、終わり!>
ではいく!
◇映画の見どころ
物語の全てが注目!
、、そう!この作品は全てが注目シーンなので、ぜひご観賞ください!
以上!終わりです!!
、、と、そのくらい「とにかく観て!」というのが本音なのですが、、
、、そうすると、私まいたくの今後の記事、全く注目してくれなくなっちゃうと思うので・・(^^;)
改めて、ちゃんと書きます!(^^)/冒頭に流れるシーンと楽曲で、この映画の世界に没入しよう!
いきなりですが、本作の冒頭に流れる楽曲、、
レディオヘッドの「You and Whose Army?」
、、まず、これが素晴らしい!
この楽曲が流れてきた時点で、一気にこの作品に引き込まれる感覚になります。この感覚、ホント、凄いですよ・・・
未視聴の方は、この時点では本作がどんな映画か、まだ全くの白紙の状態かと思いますが、この楽曲の音色と目の前に映る映像を目の当たりにするだけで、本作に漂う雰囲気や世界観に、一気に引き込まれると思います。
まずは、楽曲を含めた冒頭のシーン、注目です!
あとはこの映画が、自然に、エンディングまで、一気に、連れて行ってくれます・・・母親の壮絶な人生に注目!!
では、ここから、本作の内容に少し触れていきますね。
ただし、本作はなるべく予備知識のない、ピュアな状態で鑑賞する方がより楽しめると思います。
ですので、ここから先の注目ポイントは、自ずとオブラートに包んだ、曖昧な表現が多くなりますが、私まいたくからのみなさまへのご配慮として受け取ってください・・_(._.)_
ではいく!
この作品は、双子の姉弟の母親であるナワルの人生を描いた「過去」と、その双子が、母親の遺言に従い、母親の真相に迫る「現在」が、交互に、そして絡み合いながら、展開されていく物語です。
そのうちの「過去」にあたる、ナワルの人生が、本当に壮絶で、中には目を覆いたくなるような、悲惨な情景も画面上に展開されます。
そういった、彼女が遭遇する、民族間の紛争や宗教上の軋轢、テロリストの過酷な使命、といった出来事の中で、彼女の「人としての尊厳」や「女性としての幸福」、「母親としての喜び」など、本来、彼女が享受すべき権利が、ことごとく奪われ、無慈悲に、踏みにじられていきます。
それが、非常に理不尽で、恐ろしく、とても苦しい。。
ただ、そのような状況下においても、そして、心身ともに極限な状態にもかかわらず、それでもなお、生きるために必死で抗う彼女の姿に、恐ろしいほどの執念を感じ、鳥肌が止まりませんでした。
その執念の根源には、彼女が子供たちに対して抱く愛情がたった一つの支えであり、唯一の希望、であったのではないでしょうか?
その愛情はとても深いもので、どんな悲劇が彼女に襲い掛かったとしても、彼女の奥底にある慈悲深い心が、強い信念となって、今にも消えそうな命を繋ぎとめていたのだと思います。
どんなに過酷な運命であっても、彼女が人生の最後まで捨てなかった、子供たちへの愛情も、本作の大きな見どころの一つだと思います。双子の姉弟がたどり着く真相に注目!!
本作は先述した「一人の女性の壮絶な人生の物語」というだけでも、十分成立する映画なのですが、なんと、この映画、それだけではないんですよ。
実の子である双子の姉弟にも、心を開かなかった母親。その母親の死をきっかけに、双子の姉弟は、彼女の遺言に従い、彼女の人生の痕跡を辿ります。
そして、最後にはある真相にたどり着くのです。
その真相が、彼らの人生に、何を、もたらすのか?
すみません、、、これ以上は、私から、みなさまにお伝えするのは控えさせてください(^^;)
双子の姉弟が知った「真相」とその先にあるものは、ぜひ、ご自身で、直接、体験してください。
◇Next step
ということでいつものNext stepです。
この映画を観たら、次はこちらなどはいかがでしょう?
ダンサー・イン・ザ・ダーク
ヒューマンドラマの観点から、こちらを選択しました。
「鬱映画」の代表作のような映画ですね(^^;)
主演は世界的に有名な、アイスランドの歌姫、ビョークです。
この映画は、ミュージカルですので、彼女の歌声にも注目です。
ちょっと人を選ぶ映画ですが、よろしければぜひ!
、、と偉そうに言ってますが、私もまだ未鑑賞です。
若干この作品を手に取るのに、まだ勇気が持てなくて、、要はビビッてるんです(通称:ビビたく・・(^^;))
でも、人に紹介してるんでね、、勇気をもって観てみます!
ビョーク、好きだし。。
アルバムのアートワークが独特だし。。
全然、映画の紹介と関係なし。。プリズナーズ
本作の監督ドゥニ・ビルヌーヴが手掛けたハリウッドデビュー作品。
ヒュー・ジャックマン主演のサスペンススリラーとのことです。
こちらも、私まいたく、未鑑賞ですが、例によってこのNext Stepのネタ探しの際に見つけ、かなり興味がわきました。
みなさまもご興味があれば、こちらも手に取ってみてください(^^)
◇おわりに
今回は「灼熱の魂」を紹介しました!
冒頭でも紹介しましたが、私まいたくが一番衝撃を受けた作品です。
なので、本当は、名画座の第1弾で紹介したかったんですよ、、実は(^^;)
でもね、、「note歴数日の初心者マーク状態」ではしっかりご紹介出来ん!と思って、機会を伺い、満を持して!今!と思って、今回の投稿となったのですが、、、
、、、この映画の紹介、ホント、むずかった!!!!(*_*;
というのも、既に鑑賞済の方は、何となく理解していただけるかもしれませんが、未視聴の方に対しては、過度な情報提供により、本作の魅力を低下させるようなことは、絶対したくなくてですね・・・
、、、なので、何となく薄い映画紹介になってしまったかもです(^^;)
しかし、私まいたく、もう一度はっきりと言います。
この「灼熱の魂」は本当に素晴らしい映画です!
しつこいようですが、まだご覧になっていない方は、事前情報はなるべく避けて頂いたうえでご観賞ください。鑑賞後、震えるほどの衝撃が来ると思います・・・
あ、あと一つだけ、言い忘れてました!
本作に楽曲を提供している、レディオヘッド、私非常に大好きなバンドなんです!(UK系のバンド&アーティスト、大好物なのです(^^))
別途、アーティスト紹介やアルバム全曲紹介といった記事も投稿しているのですが、このレディオヘッドもやるかもしれません。
もし音楽にもご興味があれば、記事が完成した暁には見てやってください。
私まいたくのためにも!(ここでなぜかの宣伝(^^;))
ということで、この映画に対する感想などありましたら、コメント頂けると幸いです。(でも、ネタバレはやめてね、今回は特に(^^;))
以上、ご愛読ありがとうございましたー!!
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