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BUCK-TICK アルバム全曲紹介 - 8th - darker than darkness -style 93-

どうも!まいたくです。
今回の記事は「BUCK-TICK アルバム全曲紹介 - 8th - darker than darkness -style 93-」をお送りしますー!!(^^)/

前回、「BUCK-TICK アルバム全曲紹介 - 6th 狂った太陽」という記事を投稿させて頂きましたので、今回は次の「8th - darker than darkness -style 93-」を紹介します!
※その間にリリースされた「7th - 殺シノ調べ This is NOT Greatest Hits」は私としてはオリジナルアルバム扱いにしているものの、既出の楽曲のリミックス的な要素が強いので、現時点での紹介はせず、ちょっと飛ばします・・(^^;)

前回の「狂った太陽」はBUCK-TICKがそれ以前よりも飛躍的に成長した、いわばキャリア初期時点でのマスターピース的作品となっておりました。

そういった状況の中、当時私まいたくは「次はどのようなアルバムを我々に見せてくれるのだろう」とワクワクしていたのですが、、、

、、、なんと、BUCK-TICKは、自他ともに名盤と認めている「狂った太陽」の方向性へと推し進めるのではなく、よりダークで陰鬱な世界に舵を切ったのです。。。

だって、タイトルからして「darker than darkness」ですよ?
アルバムのアートワークもなんかロールシャッハテストみたいだし、、精神鑑定されんのか?私?みたいな・・・
なので、このアルバムをCDショップで購入した時点では不安しかありませんでした・・

そんな、若き頃の私まいたく(≒ガキたく)は、この不穏なアルバムを聴いて、どのような感想を抱くことになるのでしょうか・・・

ということで!ではいく!

※なおBUCK-TICKの紹介記事は以下となります。もし読まれていない方は先お読みいただけるとより楽しめると思いますので、ぜひ!(^^)


◇8th - darker than darkness -style 93- - 全曲紹介

概要:
 リリース:1993/06/23
 ジャンル:
  ロック/エレクトロニック/オルタナティヴ・ロック/ゴシック・ロック/ニュー・ウェイヴ
 
※以上、Wikipedia抜粋
  ジャズ/ハードロック/ヒップホップ/(レゲエ/メタル)
 
※以上、勝手に追加・・(^^;)

01. キラメキの中で... [作詞:櫻井敦司 / 作曲:今井寿]

ということで、当初不安たっぷりだった、ガキたく少年が手に取った「darker than darkness -style 93-」の幕開けを飾るナンバーです。

ジャンルは、正直、私には理解の範疇を超えていたので、Wikiさんを参考にしたところ、本人たちは「メタルレゲエ」をテーマにしたそうです。
、、、が、「メタル感」や「レゲエ感」あるかなぁ・・
(ここ、自信ないわ、、なので、言及するのやめとくわ・・('Д'))

で、はじめて、この曲を聴いたときは、ホント怖かったです・・
当時少年だったから、余計、恐怖を感じたんだと思いますが、次の曲含め、ずっとこんな調子で楽曲が展開してくのでは?と思うと、マジで恐怖しかなかったです・・

曲調は終始陰鬱な雰囲気で、ドラムとベースが単調なリズムをくる返す中、歪みを効かせ、要所でエコーを効かせたギターの音色が、不穏な空気に拍車をかけています。
また、櫻井さんのボーカルもフィルターがかかっているのか、くぐもった、こもったような感じで、この曲の陰鬱さを強調するよう調整もしています。

要するに、全然「キラメ」いてないんです。。この曲

ただ、非常に不思議なもので、繰り返し聴いていくうちに、この楽曲のもつ雰囲気がクセになってくるし、何か脳内の遠いところで「キラメキ」が見えてくるような感じになるんですよ。。ホント、不思議・・

櫻井さんが手掛けた歌詞も、彼の生涯のテーマである「愛と死」をケロイドの男(≒僕)が舞台上で歌う、という状況を通して、比喩的に表現しているように感じますし、アルバムの1曲目に、こういった、陰鬱で不穏な楽曲を持ってくることで、聴き手にこのアルバムのテーマである「ダーク」性をしっかりと明示しているようにも感じますね。

いずれにせよ、この楽曲を受け入れられるか否かで、「BUCK-TICK、特に櫻井色の沼に入れるか?」が問われるような気がします。
、、、え?別に入りたくないです?あ、そう・・意外と居心地いいですよ(経験者談)('Д'))

02. Deep Slow [作詞:櫻井敦司 / 作曲:今井寿]

お次は、一転、軽快なロックナンバー。
ギターの音像もカッコいいし、タンバリンを使うことで、ノリの良さをさらに際立たせています。歌詞も手数が多い分、スピード感が出ています。

ただ、やっぱりBUCK-TICK。曲調はアップテンポなのですが、全体を通して「ダーク」さを多分に感じます。

恐らく1曲目と同様、櫻井さんの声にフィルターやエコーがかかっており、それにより、彼の声が非常に遠く、そして不明瞭に聞こえることが、ダーク感や不安感を演出しているように感じます。

また、歌詞の内容も「太陽」や「光」、「宇宙」といった、一見明るく、そしてロマンティックな単語が並ぶのですが、個人的にはその裏にある「投げやり」や「諦め」の感情があるような気がするんですよね・・
その矛盾が非常にモヤモヤした気持ちを助長させているように感じます。

また、矛盾といえば、曲名と曲調にも矛盾を感じます。
この曲を聴けばわかると思うのですが、全然「Deep」でも「Slow」でもないんですよ。
実はこの後の楽曲もこういった矛盾が散見されます。
こういったところ、いい意味で、BUCK-TICKのニクらしさを感じます(^^;)

03. 誘惑 [作詞:櫻井敦司 / 作曲:星野英彦]

ここでまた曲調が変わり、スロージャズ調の作品です。
ちなみに、この曲の作曲は星野さんですね。そして彼は本作ではキーボードを演奏しています。うーん、、多才。

楽曲の音色は鍵盤とベースのゆったりとした演奏が心地よく、非常に大人っぽい雰囲気を醸し出しています。
まさに星野さんらしい、詞の内容にマッチしている曲ですし、前の2曲とは違い、曲のタイトルイメージにそぐわない、王道のジャズに仕上げています。

ただ、やっぱりBUCK-TICK。生半可には王道路線にさせてくれません(^^)
ボーカルの声を抑え、針が飛ぶような音を出すことで、何となくレコードから流れてくるような雰囲気を演出しています。

また、この楽曲のサックス音は、どうも今井さんのギターシンセで奏でたものらしいです。
さすが今井せんせ。他の人が作曲した曲でも、しっかり演奏でクセつけちゃってます・・('Д')

ちなみに、今回もこの記事を作成するにあたり、改めて本作を聴きなおしたり、歌詞を見直したりしてみたのですが、この曲の後半部分の歌詞に、カタカナで表記されている箇所が少しありました。
この部分イイですねー、主人公の精神が少し異常をきたし、無機質な感情が表出しているように感じます。

と、少し(そこそこ??)クセはありますが、基本的には王道の良質なジャズ・テイストに仕上がっており、なかなか良い楽曲です。

04. 青の世界 [作詞:櫻井敦司 / 作曲:今井寿]

またもや一転、今度はハードロックナンバーで、ギターの歪んだ音像が特徴的な、カッコいい楽曲です。

これはあるあるなのですが、なんでもこの曲は大友克洋先生の漫画「AKIRA」をイメージして作曲したそうで、冒頭のバイク音も(もうここまでくるとむしろ定番の)ギターシンセで出しているみたいですね。。すごっ・・・

この曲、イイですねー、全体を通して、未来的・機械的な雰囲気が出ており、ギターの音色と歌詞の内容が疾走感を演出しているので、気持ちよく聴ける曲でもあります。

この楽曲の未来的・機械的な雰囲気は前作「狂った太陽」に加えても遜色が無いように感じます。。。
、、、と思ったのですが、ちょっと一点。

ここまで、このアルバムを聴くと、何となくお気づきになるかもしれませんが、本作は前作と違い、ギターサウンドが楽曲の中心を担っており、前作で主役だったドラムやベースといったリズム隊は、今回は後ろに下がっている感じがします。

そこが前作とは大きく違うところで、本作の特徴の一つでもあるかなと、私まいたくは感じております。はい(^^)

05. 神風 [作詞:今井寿 / 作曲:今井寿]

前曲とシームレスにつながっている形で始まる楽曲「神風」です。
こちらは今井さん作詞/作曲の作品で、前曲「青の世界」の未来的な雰囲気を残ししつつも、今井さんらしい独自の作風に仕上がっています。

ただ、この曲、よく聴くと、楽曲と歌詞の世界観のズレを感じるんですよ。

楽曲の世界観は比較的古い印象なのですが、歌詞を眺めると、少なくとも21世紀よりは先の時代の年代設定なんです。まず、そこにズレを感じます。
さらに言うと、歌詞の中に「デカダンス」や「ニヒリスト」といった、近代文学や思想に通ずる言葉もあるので、歌詞の中にも近代と未来が混在しているようにも感じます。

もしかすると、この世界観はわれわれがいる現実の世界ではなく、今井先生の脳内に繰り広げられている世界を詞で表現しているかもしれませんね。

あとは、とにかく歌詞が、最高なんですよ・・
言葉のチョイスがむちゃくちゃイイし、令和になった今でも、本当にカッコいい。まさに「センスが狂いそう」です・・・

特に櫻井さんが語り口調で歌うパートの部分。ここは全般的に好きですね。
一例ですが、その中の一節をちょっと抜粋すると、、、、

「アンティーク・ショップで手に入れたアカシック・レコードに因ると 1999年にはどうやら神風が吹いたらしい」

、、、ですよ!!なんですか??この世界観は・・・
想像力をものすごく、半端なく掻き立てるような歌詞じゃないです??
こういうところが、今井さんが「天才でセンスの塊」と言われる所以、だと思います。

ちょっと余談ですが、正直、今井寿という人物を、今の音楽界はかなり過小評価していると思うんですよ。。
今井寿は、絶対に、もっと評価されてしかるべき人物です。これは私まいたく、自信をもって、はっきりと明言できます。
もし今まで彼の存在をあまりよく知らなかった方は、この記事をきっかけに少しでも知って頂けると、本当に嬉しいです(^^)

、、、と楽曲から話がズレてしまいましたね。。失礼(^^;)
じゃあ、次行ってみよー!

06. ZERO [作詞:櫻井敦司 / 作曲:今井寿]

こちらはギターのカッティングの音像が非常に気持ちの良い、アップテンポなロックナンバー。私まいたくも非常に好きな楽曲です。

本作は本当にギターとボーカルで全体を引っ張る曲が多いですね。
この楽曲も、先述したギタープレイと、手数が多い歌詞と、軽快な櫻井さんのテンポの良いボーカルテクニックが際立っていて、とてもカッコいいです。
また、他の楽曲と比較してもそれほどクセが無く、シンプルな印象ですので、ハードロックが好きな方にはとても好まれる楽曲だと思います。

あと、そういえばすっかり言い忘れていたのですが、前々曲の「青の世界」から、櫻井さんのボーカルがクリアな感じになり、今までの楽曲より明瞭になっています。

今更書くなって感じですが、明らかに3曲目と4曲目で世界観がガラッと変わってますね(タイミング遅くてすまん・・(^^;))

そういう意味でいうと、恐らく、青の世界からこのZEROまでは機械的・未来的な世界観を共有する楽曲としてパッケージングされている気がします。。

本作のコンセプトは「ダーク」であることに疑いはないのですが、そのコンセプトを踏襲しつつも、アルバム全体の中で区切りを設け、それぞれに「ダーク+α」のテーマを設けているような感じがします。

この点については、聴き手それぞれの感性によるところがあると思います。
なので、あえて私の意見は述べませんが、本作を聴くうえでの一つのポイントとしても良いかもですね。

07. ドレス [作詞:櫻井敦司 / 作曲:星野英彦]

来ました!超名曲「ドレス」です!
前作の「JUPITER」に引き続き、星野さん作曲の名バラードとして、BUCK-TICKファンの方にも非常に人気の高い楽曲ですね。
インディーズ時代含め、通算7作目のシングルでもあります。

この曲は、ほんっとーに聴きました。
シングル側の話になってしまうのですが、まず、シングルのアートワークが本当にカッコよくてですね。。
↓こんな感じ。

この、水滴なのに、少女が踊っているような、その連想の先に、確かにドレスを感じさせるような、そんな雰囲気のアートワークがなんか「カッコよ!」て思って。すっごい好きでした。
また、B面・・ではなく、カップリングの「六月の沖縄」という楽曲も良くてですね、、そういったことも含め、非常に思い入れの強い楽曲です。

で、この「ドレス」なのですが、やはり星野先生の楽曲だけあって、とても美しく、綺麗に纏まっています。
、、ただ、それだけではね。名曲には、まあなれません。
なので、もちろん、それだけではありません。この「ドレス」という曲は。

これは、私まいたくの印象なのですが、この楽曲の素晴らしいところは、美しく、綺麗なだけでなく、全体を通して、どことなく大人びていて、妖艶で、何か謎めいていて、でも、その謎の終着点が見えない。
そんな感じがするんですよ。この「ドレス」という曲は(再)

こういった「美しいけど、妖しくて、謎めいている」ようなものって目が離せなくなりませんか?だからずーっと繰り返し見ちゃう。
そういう楽曲なんですよ。この「ドレス」という曲は。(再×2)

ちょっと抽象的な話なので、曖昧な紹介でゴメンなさい(^^;)
なので、まずは試しに、魅力的で魅惑的なこの「ドレス」という曲をご一聴してみちゃって下さい。
その上で、もし私のコメントに少しでも共感してもらえると、とても嬉しいです。それだけでもホントありがたいので(^^)

08. LION [作詞:櫻井敦司 / 作曲:今井寿]

全体的に重厚感のある、ミドルテンポのロックナンバー。
このアルバムで考えると、少々珍しい印象を受ける楽曲のような感じがします。
一般的なロックバンドだと普通の楽曲が、BUCK-TICKだと、飛び道具になるという、もはや、あるあるなパラドックスですな。こりゃ(^^;)

ただ、今までの楽曲にもちょいちょい感じた矛盾が、この曲にも感じるんですよ。

まず、この楽曲の主人公は自暴自棄で、ネガティブな印象を受けるのですが、曲名である「LION」の持つイメージとは正反対なんですよね。
そういう意味では、かなりシニカルで、自虐的な雰囲気を纏った楽曲ですので、やはり、他の楽曲とは一線を画したナンバーだと思います。

また、私まいたく、このアルバムの表紙のアートワークはこの楽曲の曲名である「LION」をイメージしていると思っています。
いわば、代表曲に近い立ち位置の曲と言っても遜色ないと思うんですが、恐らくこのアルバムの中で一番ダーク色が薄く、先に述べたように飛び道具的な楽曲で、アルバムイメージからは一番遠いナンバーだと思うんですよね・・(^^;)

、、うっ、、これは私まいたくの考えすぎなのか?それともBUCK-TICKのメンバーがひねくれているのか・・・
、、うん、これはBUCK-TICKのメンバーがひねくれているんだな。多分。
そういうことにしましょう!('Д')

ただ、楽曲的にはどっしりとした印象で、非常にカッコいいです。
また、アルバム前半で漂っていた、ボーカルのくぐもった感じが完全に無くなったことで、前曲の「ドレス」同様、櫻井さんのボーカルが際立っている楽曲です。やっぱ、歌うまいわ。櫻井さん・・

09. Madman Blues -ミナシ児ノ憂鬱- [作詞:今井寿 / 作曲:今井寿]

はい。今回はこのタイミングでやってきました。
こちら、毎度おなじみの今井さんの「自由枠」ナンバーです(^^)

ただ、曲のタイトルに「Blues」って書いてるのに、曲調が全然ブルースじゃない。。
じゃあ何だ?と思って色々調べたら、BUCK-TICKのメンバー的には「ヒップホップ」との事。

、、、ヒップホップか??この曲。。
、、、いいんです。ヒップホップで。


ご本人様がそうおっしゃってるのであれば、誰が何と言おうと、ヒップホップなんです。天才今井寿の言う事を信じましょう!(多分、ひねくれてるけど・・(^^;))

、、と、気を取り直して。楽曲の紹介を(^^)
全体的に、機械的・未来的な雰囲気で、(恐らく)ヒトが生み出した、未知の生物の誕生とその生物の制御不能による暴走、といったカオスな世界観を表現していると思います。

ちなみに、歌詞にしれっと「Me Now See Go(=ミナシゴ)」と書かれていたのは強引すぎてちょっと笑いました(^^)

10. die [作詞:櫻井敦司 / 作曲:今井寿]

表面上、アルバムの最後を飾る、スローテンポなロックナンバー
また、本作リリースの後、8作目のシングルとしてシングル・カットされた楽曲でもあります。

曲調は終始明るく、希望に満ちたような雰囲気で、櫻井さんの声にエコーをかけることにより、浮遊感のある仕上がりになっています。
櫻井さんの歌声も、途中(ナゾの)シャウトはありますが、それ以外は非常に軽快に気持ちの良い感じで歌い上げています。

ですが、、、、
、、この楽曲の曲名、dieなんですよね(^^;)

この楽曲の曲調も、およそ一般的な「死」のイメージからかけ離れた、いわゆる「矛盾」が存在しています。
ただ、こちらについては櫻井さんの歌詞に結構ある、死に希望を見出しているような、彼特有の死生観が垣間見れる楽曲であると思いますので、この明るめの曲調も、セーフの範疇かもしれませんが。

また、よく聴くと、若干ながらも間奏に若干インド風の曲調を流したりすることで、アクセント的に宗教要素を盛り込んでいるところもあって、意外にも(というと失礼かもですが(汗))凝った作りになっています。

ということで、以上「darker than darkness -style 93-」の全曲紹介でした!

11(or 93). D・T・D [作詞:櫻井敦司 / 作曲:今井寿]

と、93年時点で販売したバージョンのCDでは上記の10曲しか表記されていないのですが、なんと、93曲目に隠しトラックとしてこの「D・T・D」が収録されています。(今のバージョンでは11曲目として収録)

私ガキたく(当時)、初めて発見したときはアホほどびっくりしました!
多分、CD購入してから2~3か月くらい経過してたんじゃないですかね?

<~以下、若き日のおもひで~>
購入当初は何回も繰り返し聴くため、10曲目終了後、すぐ1曲目に戻すよう操作していたので、気づかなかったのですが、恐らく、ある程度ヘビーローテーションも飽きてきた頃、ある日の丑三つ時に、このCDを流しっぱなしにしてたんですよね。

でも、一向に終了しないし、「なんかこのCDやけにカウントアップするなー」ってなって。それでも放っといたんですよ。
まあ、そこでカンが良い方であれば「なんか仕掛けがあるな?」とかわかりそうなもんですが、その当時は「アホたく」だったんで、、('Д')

そしたら、急にコンポからノイズが流れてきて・・・すっげー怖かった・・('Д')
でも、まだ、曲がカウントアップしてるし、コンポに近づくのも怖かったんで、ビクビクしながら待ってたら、また急にノイズが・・・
ホント、すんげー怖かった・・・('Д')('Д')

もう、怖くて動けなかったんで、ずっと我慢してたら、また、やっぱりノイズが・・・
マジで、すんげー怖かった・・・('Д')('Д')('Д')

でも、そのノイズがだんだん曲になってきて、、アレって思ったら・・この「D・T・D」でした(^^)
なので、当時この楽曲は、私にとって恐怖の対象でしかなかったんです・・('Д')

ちなみに、その恐怖も消えて、落ち着いた頃に調べたら、75曲目と84曲目にノイズが流れ、93曲目(発売したのが93年だからね)にこの「D・T・D」が流れる仕掛けになってたのがわかったんです。

当時インターネットなんてもんは普及してなかったから、全然情報なんて出回ってなかったし、曲名も随分あとになって知ったんじゃないかなぁ・・
なお、確か当時はアルバムタイトルと同様「darker than darkness」だった気がします。(いまはその頭文字をとって「D・T・D」ね)
<~以上、若き日のおもひで(長い・・)~>

、、と、若き日の恐怖体験を長々と書いてしまった!!すまないです・・
ということで、楽曲紹介です!

この曲は隠しトラックというものの、非常に素晴らしい楽曲に仕上がっています。

全体的にエスニック・テイスト漂う曲調で、歌詞に「砂漠」や「聖地」といった言葉により、エジプトや中東近辺の宗教観をイメージした楽曲になっているように感じます。

私まいたくはこの曲を聴くと、エジプトの象徴であるピラミッドを連想しますね。
前曲dieの流れで、死の果てに、ピラミッドという、巨大な墓であり聖地である場所に自身の魂がたどり着いたような、そういった想像をしてしまう曲でもあります。

上記は完全に私見なので、みなさまはどのようなイメージをこの楽曲に抱くのか、ぜひご自身で体験してみてください。

◇おわりに

以上、「8th - darker than darkness -style 93-」でした!

いやぁ、、、今回も楽しく紹介させて頂きました(^^)
正直このアルバムは非常にクセがあるので、BUCK-TICK初心者の方はちょっと苦しいかな?と思っていたのですが、今回改めて聴きなおしてみるとハードロック色が強く、ギターの音像がカッコいい楽曲も集まっているので、初心者の方がそれほど敬遠しないかも?と思い始めてきました。

ですので、まず「21st - アトム 未来派 No.9」というアルバムを先に聴いて、それが良ければ、このアルバムを聴いてみて下さい。
そうすれば、なんとなく、すんなり入れる気がします。

ちなみに、この記事の上部にリンクした「アーティスト紹介No1 - BUCK-TICK vol3」という記事でこのアルバムは櫻井色が強いと表現したのですが、もしかしたら今井色の方が強いかも・・・と今は思い始めております。
なので、もうちょっと考えた後、該当記事を訂正するかもしれません。。あしからず。
(しれっと謝罪しておきます。。すみません・・)

ということで、長文にもかかわらず、お読み頂きありがとうございました!
みなさまのBUCK-TICKライフの一助としてご使用頂ければ幸いですー(^^)/

では!また!!

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