まいたく名画座No15 - ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ
どうも、まいたくです。
今回、15回目のまいたく名画座の上映となります!🎥
本日上映される映画は、、、、
『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』 です!!
◇監督・キャスト&あらすじ
原題:The Electrical Life of Louis Wain
制作年:2021年
制作国:イギリス
監督:ウィル・シャープ
キャスト:※太字 主人公
ベネディクト・カンバーバッチ
クレア・フォイ
アンドレア・ライズボロー/トビー・ジョーンズ 他あらすじ:
少し(かなり?)奇妙だが、妻とネコそして家族をこよなく愛したイギリスの画家ルイス・ウェインの一生を綴った物語。
ただのロマンスコメディの枠にとどまらない、さまざまな感情が引き起こされる作品。
◇感想
鑑賞前の予想通り、美しいロンドンの街並みと自然、そこで暮らす仲睦まじい夫婦と一匹のネコ。そういった幸せで、ゆったりとした光景が画面いっぱいに広がる素敵な映像を、この映画を鑑賞し終えた私の脳裏に、鮮明に焼き付けてくれました。。
この「ルイス・ウェイン」という映画は。
、、たとえ、その幸せがほんの些細な時間、だったとしても。。
そうなんです、この映画、決して先に述べた幸せだけでは終わらないです。
むしろその先のさまざまな出来事の方が、全然長いです。
映画の上映時間としても、彼自身のその後の生涯としても。
でもね、それでもなお、観賞後はそういった素敵な光景だけが残るような感覚に陥った映画だったんです。。。私まいたく的には。
ただ、この感覚、みなさんが共感してくれるか、今回は全く自身がねーですよ。。('Д')
今までの紹介記事は「少なからず、共感してくれるところはあるだろー」と根拠の無い自信があったのですが、今回は全く、自信、ゼロですわ・・(^^;)
なので、今回の注目ポイントは、人によっては的外れな内容になってしまうかもしれません。。あくまでいち視聴者の意見としてご参考ください・・_(._.)_
でも、張り切って頑張る!!
ではいく!
◇映画の見どころ
物語の前半と後半のギャップと鑑賞後の印象に注目!
本作は、主人公ルイス・ウェインの生涯を基本的には彼の目線を通して語られていくという物語なのですが、その前半と後半とでの彼の生き様や、生活スタイル、さらには彼の性格も含め、かなり変化します。
そして、本作は、主人公目線の物語構成のため、その変化が、この映画を鑑賞している人々に、ダイレクトに伝わってくるように感じます。
物語の前半は、貧しいながらも、一家の長男として家計を支える青年ですが、かなり個性的で、妹にも色々な面でネチネチ言われる、いわば「デキるけど残念なヤツ」的ポジションをコミカルに描くことで、われわれを和ませてくれます。
また、ある女性と出会い、その残念なヤツ(女性側もなかなか、、ですが(^^;))が、周囲などお構いなく、まっすぐ、正直な心をもって幸せを掴み取る場面をメルヘンチックに描くことにより、われわれをも幸せにさせてくれます。
、、ただ、物語も中盤に差し掛かり、ある不幸な出来事によって、彼の人生は一変します。
詳細は伏せますが、周囲の人々や家族、もちろん自分自身にも本当にさまざまな不幸や、問題などが、矢継ぎ早に襲い掛かってきます。
もちろん、不幸や問題などだけではなく、彼にとってポジティブな出来事もありましたが、もし、私が同じような状況に陥っていたら、非常に苦しい状況に立たされていたことが、容易に想像つくほど厳しかったと思います。
でもね、そういう状況が後半訪れたとしても、私まいたくの鑑賞後の印象は、やっぱり、ほんの短かった期間ではあるものの、最愛の妻と一匹のネコと過ごした幸せな日々が鮮明に蘇るんですよ・・
、、それ以外にも本当に色々なことが起きたのに。
前述したように、この私の印象は、観た人によっては的外れだったり、まったく正反対の印象になることもあると思います。
ですので、このルイス・ウェインという男性の決して平坦ではない、というよりむしろ波乱に満ちた人生を垣間見た先に、最後に残ったものについてそれぞれどのような印象を持ったのかを注目すると、かなり楽しいのではないかと思います。
なお、私まいたくの鑑賞後の印象については、自分なりに答えを見出して、今では結構腑に落ちている感じではあります。
ただ、みなさんはそれぞれの印象があると思いますし、変なバイアスを植え付けたくないので、私の答えについては触れないでおきますね(^^)
とてもかわいいネコたちに癒されましょう・・
主人公の職業がイラストレーター(本当は違うけど)で、かつネコをモチーフにしたイラストで、イギリス内で一世を風靡したという関係上、さまざまなネコたちがこれでもか!というくらい登場します。
リアルネコもイラストネコも(^^)
そういった意味では、ネコ好きには超たまらん映画ですね。
「ネコよりイヌ派!」であり「なかなかのおっさん」というネコ愛好家界隈では二重苦のような特性を持つ、私まいたくですら、「ちょーかわいい~」と思ったくらいですので(^^;)
そう考えると、ホントに、単純に、シンプルに、可愛いネコを観て癒されるだけでも、この映画の意義はあるかもです、、、かね?(極端)
◇Next step
ということでいつものNext stepです。
この映画を観たら、次はこちらを観て、僕と握手!(年齢バレネタ・・)
春画先生
こちら、絵画、イラスト関係が主軸の作品としてご紹介です。
私これ、未鑑賞なのですが、結構面白いとある筋(どの筋?)では有名らしいので、観てみようと思っています(^^)
みなさまも、良ければぜひ!!
、、、なのですが、加工されていない浮世絵春画が登場するようですので、ご観賞中は、お子様は遠ざけておいてください(^^;)
博士と彼女のセオリー
イギリスの伝記モノとして、こちらご紹介します。
天才科学者スティーブン・ホーキング博士の半生を描いた映画です。
ご興味があれば、こちらも手に取ってみてください(^^)
◇おわりに
はい。今回は「ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ」を紹介しました!
ということで、いつものちょっとしたコメントをば、、
そういえば、なんか久しぶりに伝記モノを観た気がします。それも、ある人物のほぼ一生を駆け抜けた形の映画を。
そう考えると、ほんっとうに人生頑張りましたね!このルイス・ウェインくんは。。
彼の一筋縄ではない、波乱に満ちた人生をしっかりと見届けるだけでも、この映画の価値は非常に高いと思いますね。
ということで、この映画に対する感想などありましたら、コメント頂けると幸いです。(でも、ネタバレはやめてね(^^;))
以上、ご愛読ありがとうございましたー!!