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美術館紹介 No.5:栃木県立美術館

どうも!まいたくです。

今回は美術館紹介企画第5弾!ということで、、、
「栃木県立美術館」を紹介します!!


◇美術館 概要

1.基本情報

・所在地:栃木県宇都宮市
・開館:1972年
・美術館HP:

https://www.art.pref.tochigi.lg.jp/

2.概要

こちら、前回、前々回と宇都宮の旅行の際に訪問した、美術館の第三弾でございます(^^)

前回の宇都宮美術館訪問の際にお会いした、地元の女性の方に「栃木県立美術館のシスレー、観た方がいいわよ!美術好きなら観ないとー(笑顔)」と背中を押していただき、訪問することに相成りました!(^^)/

確かに、ホントに良かったです!

このシスレーの絵画以外にもカミーユ・コローやターナー、モネ、高橋由一、棟方志功など、有名作家の作品も展示されているので、見どころいっぱいでした(^^)

ということで、作品紹介といきましょう!

ではいく!

◇注目作品

1.冬の夕日(サン=マメスのセーヌ河) - アルフレッド・シスレー

まずは、やっぱりこの作品、アルフレッド・シスレーの「冬の夕日」です。

イギリスの印象派画家らしく、冬のセーヌ河と周囲の木々や夕日の情景を印象的に描いています。

これ、綺麗だったなぁ。。

冬の夕日の描き方もとっても美しいし、その美しさをしっかりとセーヌ河の水面に反映させているところとか、落ち葉の描き方とか。ホント綺麗。

あと、冬の風景なのに暖かみを感じるんですよね。寒さの中に、とても穏やかさを感じる作品でした。

前回訪問した、宇都宮美術館の栃木の冬の風景画が、山の厳しさを反映させた感じの作品が多かったので、余計にそう感じたのかもしれませんが、結果的には両美術館の冬の風景の対比が出来て、面白かったです(^^)

ちなみに、このシスレーさん、「サン=マメスのロワン河」という作品も描いていて、ポーラ美術館に収蔵されているようです。

ポーラ美術館には過去一回訪問しているのですが、この作品を観に、もっかい行ってみたくなりました(^^)

2.花を持つ少女 - 藤田嗣治

こちら、おかっぱ頭で有名なレオナール・藤田こと、藤田嗣治の「花を持つ少女」です。

藤田さんの作品はちょくちょく拝見しているのですが、本作は個人的には少々異質に感じました。

私まいたくの彼の作風のイメージは、白い背景の中の人物の輪郭をしっかり際立たせ、細い線でしっかりと繊細に描いている印象なのですが、本作は全体的にぼんやりしたイメージで、多少立体的に描かれている感じです。

また、少女の顔がなんとなくアンバランスで、少女の感情が表情では伺い知れないので、最初はちょっと「怖っ!」と思ったのですが、、、

、、ずっと見てるとね、目が離せなくなってきちゃったんですよ。
少女も美しく見えてくるし、不思議な魅力のある作品だと思います。

3.失楽園 - ギュスターヴ・ドレ

こちら、フランスの挿絵画家、ギュスターヴ・ドレが描いた失楽園の一部です。

木口木版という技法を使って製作された作品だと思う(違ったらスミマセン、、(^^;))のですが、めちゃくちゃ繊細ですよね。この作品

物凄く奥行を感じる作品で、なんか飛び出す絵本っぽく見えます。
それくらい立体的。

しかも、モノクロの表現が逆に物語や登場人物の神秘性に一役買っているようにも感じました。

これは暫くジーっと眺めていた作品でした(^^)

◇おわりに

ということで今回は「栃木県立美術館」をご紹介させて頂きました(^^)

こちらの美術館も非常に良かったです(^^)
宇都宮美術館でお会いした方に感謝ですなー、改めて、そういった出会いにも感謝でした!(^^)/

今回は時間の関係で、同日に開催されていた企画展「高橋由一から黒田清輝へ―明治洋画壇の世代交代劇―」は観ることが出来ませんでしたが、それでも十分堪能できました・・・

で、今回宇都宮に来て思ったのですが、この都市、結構芸術の街ですわ。

この美術館は東武宇都宮線の宇都宮駅からほど近い場所にありますし、値段もお手頃なので、ホントに身近に有名作品を味わうことが出来ます。

先述したシスレーの作品も非常に高額で、購入予算も県の判断で積み増したようですので、栃木県の美術に対する意識の高さも感じました。

「そんなの知ってるよ!」って思っている方には非常に恐縮ですが、宇都宮は餃子だけじゃなく、美術も結構アツい!

、、ということを私まいたく、声を大にして申し上げておきます!!

ということで、またお会いしましょー!!


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