伊勢志摩大和魂合宿2024 レポート
7月。あのGW大和魂合宿から２ヶ月が経過した。各々あの合宿から様々な戦に出て、手応えを掴んだ者、壁を超えられず足踏みをしている者いると思うが、正直言って全員満足してはいないだろう。
私達は自転車レースで勝つために具体的に何をすればいいのか。
結局やることは、珍走を繰り出し、自分以外の全てを無力化することだ。
舞台
今回の舞台となるは三重県伊勢志摩エリア。神宮とリアス海岸で知られる、老若男女訪れる東海地方のバケーションエリア。
半島内にはリゾートホテルや別荘地が密集しており、我々も南伊勢町にある別荘地にある家を拠点とした。
てか部屋の中の写真全然なかった笑
参加者
右から
登る姿はさながらアブラハムセンな水井、声優グランプリ2024年8月号蓮ノ空特集で涙する漢高村、なんやかんや闘争求めし陰キャ冨成、オフ明け脚質不詳宮田、寝言が不快な焼肉王ひろむ
以上5名がフル参加し、初日のみ奥山、2日目のみ谷口が参加してくれた。
5名とも前回も参加してくれて、なかでも前回厳しい思いをしたひろむは成長を見せる回となった。
Day1
到着し、軽くテンポくらいで2h~3h走り明日に備えるはずが…結構ちゃんとした雨が降り始めるやいなや、皆身体を温めるために踏み始める。
目的地の展望台についた頃だけ雨が止んで少し休めた。でもここに来る直前の珍走がキツすぎた。
帰り道もダレすぎないように帰り、冷え切った俺達を待っていたのはやたらキレイなお風呂と・・・
ひろむの実家が経営する高級焼肉店の美味い肉 大量。
皆無心で米と共にかき込む。ただでさえ上等なお肉はキツイライドを経て最高のものになっていた。ひろむパパご提供ありがとうございます。いつか我々が偉業を成したときの祝勝会でお店の方にもお邪魔させてください。
一日目から想定より過酷で、これぞ大和魂合宿たる開幕。
ツール・ド・フランス見ながらも早めの就寝。
Day2
メインとなる2日目はロング。水井の様子が朝からおかしく、トイレから出てこない。上と下の肛門から液体が止まらなかったらしくDNS。普段ハード強いアピールしてるのに珍しい。あとは津から谷口が参戦。全然乗ってないからといいつつも4倍くらいまでは問題なく耐える。
ほとんど信号がなく流れまくったので一瞬だったが、昨日と打って変わっての猛暑とパンチのある坂で勝負がかかり、距離や高度以上にかなりハードなものとなった。（おれは前半で足つってダメダメだった）
前回はちょっと登りに入っただけで勝手に沈んでたひろむがやたら粘ったらしい。
帰ってからは本当にキツくて自分はダウン。水井は一日寝て回復し、このまま何もせず終われるか、とみんな連れてドライブに出ていった。俺は完全に気絶して床になってた。
大和魂合宿では弱者は立場をわきまえなければならない。ので夜ご飯のパスタをご用意するなどしたがあんま美味しくなかった
（笑）
Day3
たったの2日間でみんな憔悴しきっている様子だったが、最終日だろうと我々は力尽きるまで、最後の一人になるまで踏むのをやめてはいけない。
知多農道を強化したようなパールロードの永遠アップダウンでころしあう。
自分もかなり身体がしんどかったが、皆が疲れているときこそハードな展開を！と意気込んで往路から坂をあげたりするが、ペースが刻めずバックファイヤして撃沈。昨日も今日も単純に暑熱適応が済んでいないことがわからされてしまった。疲れたと言いつつも高村冨成は元気に踏めているしまたひろむは最後まで結構粘ってたらしい。俺は帰りちぎられてオワ
ヘロヘロになりながらも撤収し、伊勢が地元の井村(ボンシャンスACA)に教えてもらった海鮮丼屋さん”むつみ”へ
結構宿舎でゆったりすごしていたイメージだったがあっという間の3日間だった。
総括
5月の濁河大会では環境がキツすぎて出し切ることが難しかったが、そこでの反省を踏まえて今回は悪天候、猛暑ロング、疲労ある中で、と様々なシチュエーションで勝負する実践ができたかと思う。3日間でもわざわざ合宿を実施しないと乗らないようなコンディションでアウトプットすることができたのはやった価値があるだろう。そしてやはり普段のコースではなく初めての土地でみんなで走ることは楽しい。今回も青春～な写真が撮れた。
反省点や課題があるとすれば、宿での空き時間にどうしてもだらけがちなので（特に朝）どうやってハリを出そうものか。次回はダラダラしているヒマがないほどロングなコース設定にしてみるか？
ひろむへ
お前が急に強くなったことは認める
認めるから
そのうち再起不能にしてやるから待ってろ
次回は白馬村がいいな～などと伏線をはっておきます。時期未定
