「夢の街角」2.空飛ぶ仔馬
「あなたの7秒を頂けますか」 83枚目
僕の望む事は、僕の絵をあなたに見て頂く事です。
今日の一枚は「夢の街角#2」 ライフワーク
上は僕の夢に時折出てくる昭和の街角。
夢の中で僕は、この街角を当てもなく散歩している。
すると、遊園地にあるような仔馬の遊具が街角に現れる。
何故こんな所に置かれているのだろうと、遊具に触る。
すると、仔馬はあっという間に空に舞い上がる。
空の上の仔馬の眼には街角に立っている僕が小さく写っている。
だが、はたと気付くと僕の瞳には仔馬の背に跨って空にいる僕が写っている。
仔馬の背に乗っている僕は地上にいる僕に手を振る。
家々の屋根がどんどん小さくなっていく。
僕もどんどん小さくなっていく。
いつの間にか、仔馬の鞍の下から羽が生えている。
『そうか、だからこの仔馬は飛べる訳だ』
と仔馬の背で合点すると、馬は瞬く間に地面に墜落していく。
まさに、夢だ。
夢の街角だ。
*この記事はSumartNewsに掲載されました/2022.11.2
SumartNewsでnoteのタブを追加すると見られます.
*これは以前描いた夢の街角と対になっている作品です.