アラフィフ女の心のつぶやきーその4ー
以下は全て私の妄想、フィクションです。
自分の健康増進のために書いてます。
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黒岩っ!
はい、なんでございましょう。
私のドラマ好きは知ってるわよね?
はい、存じております。
今季は、プロミスシンデレラ、ハコヅメ、楽しまれておられますよね。
そーなのっ。もうすぐ終わるから、残念だわ。プロミスシンデレラの眞栄田郷敦くんの演技が、サイコーだったわ。ハコヅメも、永野芽郁ちゃん、山田くんの演技も、サイコー。
話はここからよ、そのハコヅメでね、
戸田恵梨香役の藤さんが言うのよ、
河合が成長していくのが嬉しくてたまらないって。
ああ、その感覚、ものすごくわかる、と私は思ったわ。
新人をそだてて、その人が成長していく、その姿が嬉しいって、人生を少し先いく大人は、そういう感覚って必要なのよ!!
その最たるものが、子育てに違いないのどけど、子育て済んだら、次の世代を育てていくことにシフトするのが、心が元気でいるためにとても大切なのよっ!それは、もう、20代の頃から、そんなことを考えていたのよ、私。
人間って、何かの役に立ちたい、自分を活用して人の役に立ちたい、そこに喜びを見出したい、そう思うのは自然なことじゃないかしら。
そう思われたのでございますね。
そう、私ね、何かを成したわけでも、何か誇れる社会的な地位も何もないの。非常勤であちこちウロウロしていただけで。歳をとってきてね、といっても50代だけど、自分より若い人に接することが多くなって、そして、自分と同世代の人たちが、立派な役職に就いたり、社会的地位を獲得していくのをみて、私には何もないなあって思ったのね。病気にもなっちゃったし。こんな身体になっちゃったし。
私のやってきたことって、、、子供2人、産んで育てた、それも保育園に助けてもらい、周りの協力得ながら、なんとかかんとか、母親としてとどまった、それだけしかない気がしてねえ。短くいうと、キャリアに自信が持てなくなったってその一言なんだけど、それで仕方ないような、残念なような、自分の中で折り合いが付けきれてないのよね。
頑張ってきたのになあって、思うのよね。
たしかに、頑張って来られましたよね。
子育てでは、本当に苦労されたのが、黒岩にも伝わって参ります。どなたかが、言われていたではありませんか。私なら殺していたかもしれない、それくらい大変な思いをされておられたこと、黒岩にも伝わって参りますよ。それと、並行しての、子育て支援への思いや情熱、実行力もおありになりましたよね。
そうね。そうね。よく頑張ったなあって思えるのよ。それは誰に認められなくても自分で誇りに思えるのだけどね。あ、そういえば、娘は母さんを讃える、と言ってくれたわ。あんな大変な兄がまともに育ったから。でも、ねえ。子育て支援の仕事、頓挫しちゃって。残念無念、というか、今はそこまでの情熱は湧き上がらないのよ。
それでよいではありませんか。
一瞬一瞬、生きて、人は変わっていったって。
ああ、話がそれたわ。
結局ね、今、誰の役にも立ってない気がして、なんだか、虚しいのよ。だからね、最初の話に戻るけど、何かを育てる、生み出す、慈しむ、そういう感覚が、欲しいのーーーっ!それが元気の源になる気がするのよっ!
なるほど、それは、そうですよね。何かを生み出して、育てて、慈しむ、これこそ、喜びの大きなことでございましたからね。お子様方が、大きくなられて、次の対象が欲しいのでございますね。
そうなの。
最近ね、夢を見るのよ。
子どもを妊娠してる夢とか、小さな子を寝かしつけている夢とか、懐に子どもを抱いて暖めてる夢とか。。。
幸せな夢ですね。
そうなのよ。すごく幸せなの。幼な子を抱いたり、一緒に寝たり、、、幸せだったわ。
それに勝らんとも劣らない、これからの喜びを探しておられるところなのですね。
つづく
#もし願いが叶うなら