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姑のような複雑な気持ち

息子の彼女にお会いしました。

別に正式なご挨拶とかではありません。

荷物を届けに行ったら、いた、みたいな感じで。

まだ、20歳の娘さんは、おめめぱっちりの、ふっくら丸顔、ピチピチのかわいい人でした。
中身はわからないけど。

知りたくもないけど。
好きな人と暮らしてるんるん真っ最中なんだろう。

バカ息子は、女子大生と同棲はじめてしまった。

https://note.com/mystoryonetwo/n/nfc4206f7cab2

社会人なので、親がどうのこうの口出すことではないが、これが結婚に結びつくとなると話は別だ。

家族として、迎え入れるかどうか、二人だけの問題とは言えない。さりとて、反対したところで、親の言うこと聞くタイプでもなく、自分がしたいようにしかしないだろう。

息子の相手として認められないなら、行き来はしにくくなる。それは残念なことだ。


私は、目の前にいるまだ若くて、うちの娘と同級生のその子を全力で拒否して、否定したいはずだったのに、

まるごと否定は人としてできなかった。


20歳で、親元離れて、彼氏のところに転がり込んで、まるで新婚の奥様気取り。


それを簡単に許す親を思うと、
親からの守りの薄さ、を感じないわけにいかない(世代や価値観の違いなのかもしれないが)、


先の見えないこの世で、
誰かと寄り添いたい、自分の安心できる家族が欲しい、
そんな気持ちもよくわかる。。。


若いということが、とても、眩しく、ちょっと羨ましい。戻りたくはないけど。


でも、私はあなたをけっして、受け入れられない。


内臓がねじれるような気持ちだった。


昔の自分の二十歳の頃をちらりと思い出す。


これから、長い人生、まだまだ先に広がる未来への希望や夢や、不安や、そんなのが入り混じった若いエネルギーを思うと、


ああ、あなたたちは、これから、なんだね。
そんな気持ちになる。私は一通り体験したけど、あなたたちはこれから。


若さゆえの失敗やら、勢いやら、、、
若い頃だからこそできることや、、、


彼らは彼らで、その時を生きようとしている、生きているだけなのだ。


それを、大きく見守りたいそんな気もする。さあ、体験しておいで!みたいな。自分の人生、思いっきり後悔ないように生きなさい!みたいな。


失敗は、悪いことばかりではないし、
体験しないとわからないことは多いのだ。


じゃあ、だからといって、自分が目の前の嫁気取りの女子大生を認められるかというと、


全く話は別なのだ。


だから、内臓がねじれるような感覚になる。
単純に、嫌い!とかだけですまない気持ちになる。
そして、その複雑な気持ちをどこかで楽しんでいる自分もいる。


へー姑ってこんな感覚なのか?!とか。


まあ、なるようにしかならないから。。。


ほっとくけど、私の思いはどこかで伝えていこう。


















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