『誰が勇者を殺したか』読了
『誰が勇者を殺したか』を読了した。
著者:駄犬(ダケン)
寝ずに読んでしまった一冊!
この小説を読めたことがとても嬉しい。
紹介を受けてからそんなに日が経たずに読めて良かった!
はじめは、タイトルにもある『勇者』という単語と装画の雰囲気から、
RPGものとミステリーが融合していると思った。
もちろんその通りだったが、
例えば、勇者が密室で殺され、なぜあんなに強かったのに勇者は
殺されてしまったのだろうか。犯人は一体誰なんだ!?
というようなストーリーかな、とページを開いた。
しかし、想定とは違うストーリー。
良い意味で、裏切られた。
物語は、
魔法があり、剣士がいて、王様、お姫様、魔王がいる、ど!ファンタジーの世界観。
ドラクエとかと同じように人間と魔族は対立していた。
魔王軍はとても強く、いろんな場所で人々は襲われる。
そんな時、魔王軍に立ち向かった勇者一行はついに魔王を倒すことに
なる……しかし、帰ってきたのは勇者だけが消えたパーティだった。
数年後に平和な世界が訪れ、世界を平和に導いた勇者譚を調べようと関係者に、なぜ彼が死んだかと話を聞くことになるのだが、
剣士、聖女、賢者、彼らの証言は何かスッキリしなくて……
という話。
登場人物がとても魅力的で、読んでてずっと楽しかった。
(剣士はなぜ剣士なのか、など彼らの過去にも注目!)
本を読んで、自分の人生に被せることってらそうそうないんだけど、
この本を読んだら、「自分も頑張ろう。努力をしよう」と思えた。
ずっと手元に持っていたい本認定!
みんなに驚いてほしいから内容はあまり書けないけど、
ぜひオススメ!
本を閉じた後に「読んで良かった」と思うこと間違いなし!
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