ピップシリーズファン必読!前日譚『受験生は謎解きに向かない』
フルタイムワーママ、ミステリファンの、みりーほです。今日もお疲れ様でした。
楽天ポイントを貯めて、『受験生は謎解きに向かない』ホリー•ジャクソンをゲットしました♪
『自由研究には向かない殺人』から始まるピップシリーズ3部作の前日譚です。
3部作の説明から、先にすると、、
3部作は、ざっくり言うと、ピップが住む町リトルキルトンで起きた事件について、高校生のピップが友人らと協力しながら調査する話です。
調査を進め、事件に深入りすればするほど、毎回のようにピップは危険な目に遭います。
ピップは普通の女の子なので、力が上回る相手の場合は、命からがら助かるということもありました。
調査の途中で、自分を見失いそうになったり、怖気付いてしまうことも。
それでも、最終的には、ピップはめげずに、自分の目指す方向に真っ直ぐ進みます。
ピップ3部作の魅力は、ピップのガッツにあります。
権力に屈せず、信念で行動するピップを、いつのまにか読者は、祈るような気持ちで応援してしまいます。
そんなピップの、並々ならぬ、真実を追求する姿勢が生まれるのが、高校入学前のピップを描く『受験生は謎解きに向かない』です。
友人が仕掛け人となって開催する、犯人当てゲームに参加したピップ。
他に招待された友人らとともに、タイムスリップした設定の世界で、架空の人物になりきって、指示書を読みながら犯人を推理します。
ゲームだと認識していながらも、ピップも読者も、ハラハラドキドキの世界に入り込んでしまうのが不思議!
物語の進行とともに、ピップの勇敢さ、論理的思考力、正義感が徐々に高まっていきます。
後の3部作での行動力がどう育まれたかを知ることができました。
しかも、『自由研究には向かない殺人』を読んだ人にはわかる内容も散りばめられています。
ピップファン必読の書と言えるでしょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。