【ワーママの読書感想文】懐かしき平成時代!実験的な東野圭吾ミステリー、『どちらかが彼女を殺した』
ミステリー大好き、フルタイム勤務ワーママ、みりーほです。今日もお疲れ様でした。
今日は健康診断でした。待ち時間が長いので、こちらの本をお供にしました。
メルカリで先日手に入れた、『どちらかが彼女を殺した』東野圭吾著、です。
健康診断後、休みを取ったので、バリウムによる腹痛に苦しみながら、最後まで一気読み。
実は、『あなたが誰かを殺した』が、私にとって初めて読む加賀恭一郎シリーズでした。昨年のこのミス入賞作です。感想記事はこちらです。
この作品がすごく面白かったので、他の作品も読みたくなりました。
よく似たタイトルで、加賀恭一郎シリーズの『どちらかが彼女を殺した』を見つけで購入しました。
これから読む方は、ネタバレはありませんので、安心して読んでください。
まず初めに驚いたのは、作品の古さ。
固定電話、使い捨てカメラ、OL、結婚しろと言う上司、VHSビデオ、、デジカメが最先端の平成時代が舞台です。
加賀シリーズって、歴史が長いんですね!
親友を彼氏に紹介したら、親友に彼氏を取られるという、トレンディードラマにありがちな原因で、OLが自殺してしまいます。
自殺が偽装であり、他殺であることを見抜いた、OLの兄である警察官、康正は、現場の証拠を持ち去ります。
康正は独自の捜査により、犯人を特定し、妹の無念を晴らそうとします。
そこに、練馬署の加賀刑事が登場。この頃は所轄の刑事だったんですね。
読者は、つい、康正に肩入れしてしまいますよね。あまりに、彼氏と親友がひどい!
しかし、加賀は、康正が罪を犯そうとしていることに気付き、要所要所に現れ、康正を質問責めにします。
康正自身が、真相に辿り着くことができるのか、そして、妹の復讐を果たすのか。
それとも、加賀が先に犯人を割り出すのか。加賀は康正を止められるのか。
しかし、最後は、びっくり仰天の結末でした!
私は、えー!と叫んでしまいました。
これは、ものすごい問題作ですね。
読後に、思わず、結末についてネット検索しちゃいました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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