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大学入試後期試験の本当の壁
息子が大学入試国公立前期試験に不合格となり、後期試験に挑むこととなる。
息子自身、自信を持っていただけにまさかの不合格に驚きを隠せない。
親としては後期試験に気持ちを切り替えて欲しいところであったのですが……
絶望の淵にある不合格者に、3日後に迫る後期試験。
親二人で説得しても、後期試験を受けないという息子。
受験校が飛行機予約が必要なため、こちらとしても早くとりたいあせりもある。
キャンセルできない日程のため、受験する確証がないことには予約できない😢💦
少し時間をおいて、話をすることにする。
2時間ほどして、明るく受験すると息子のほうから声をかけてきた。
どうやら友人に励まされて気持ちにふんぎりがついたらしい。
はっきり言えば、後期試験の倍率は高く、定員自体がかなり少ない。
つまり、受かる可能性は限りなく厳しい💧
前期試験で不合格したものにとって過酷な挑戦といえる。さらに、前期受験の大学が行きたい大学であり、そういう意味でのモチベーションも難しい。
結果的に受験する方向で何とか向かったのだが……
実際これ以上選択肢がない現状。
国公立前期試験に合格する予定で、私立受験もしていない。親としては、私立受験もすすめたのだ。本人の意志で受けなかった。
後期試験を受けない=浪人
いや、息子のなかでは浪人覚悟だろう。
ただ、もうやることはやるしかないのだ。
後期試験とは本当に厳しい設定だと思う。
前期試験の結果から、気持ちの整理もないまま立ちはだかる大きな壁。
だから多くの受験生が、この後期試験を辞退する気持ちがよく分かる。
受験当日、受験者が定員に満たない大学も実際あるそうだ。
この壁を超えて受験したものにチャンスがくる。
さらに3月の終わりに、追加合格の連絡がわずかにある。奇跡に近いレベルの話ではあるが、その奇跡をつかんだ者もいるのだ。
親としてはそっと見守るしかない💤