ビソノテープの換算量と使い方
こんばんは!
今日は成分ビソプロロールのビソノテープについて。
ビソノテープとビソプロロール錠の換算量は覚えていますでしょうか??
今の時代、薬が出荷規制で入らない、、なんて当たり前のお話。
先生に代替案をきちんと提示できるように換算できるようにしておきましょう!
ビソノテープ
規格:2mg・4mg・8mg
適応:本態性高血圧症(軽症~中等症)頻脈性心房細動
ビソプロロール錠
規格:0.625mg・2.5mg・5mg
適応
適応のちがい
添付文書の適応を見るとビソノテープとビソプロロールは異なりますよね。
変更可:本態性高血圧・頻脈性心房細動
変更不可:狭心症・心室性期外収縮・慢性心不全
変更する場合は、必ず疾患を確認してからにしましょう^^
換算
検査前に使用
ビソノテープ 1枚
検査当日 朝食後に貼付
という処方せんを1度は見たことがあるんじゃないでしょうか。
これは、CT検査をする時に脈が早いと画像がブレてしまって正確な診断ができなくなるのを防ぐために使用されます。
ビソプロロール錠でもいいのでは?と思う方もいらっしゃると思いますが、テープ剤であれば剥がせば血中濃度は下がるので検査用として有用されているのです。
まとめ
ビソノテープとビソプロロール錠の適応はちがう
本態性高血圧・頻脈性心房細動であれば変更可能
ビソノテープの検査前の使用はCT検査で綺麗な画像を撮影できるように
換算表
ぜひ服薬指導時に使ってみてくださいね〜どろん