百物語の真相

100本の蝋燭に火を点け、怖い話を1つする毎に蝋燭の火を1本ずつ消していき、
全ての蝋燭の火が消えた時に何かが起こる


とされる百物語
これに関する根本的な疑問について考えていくうちに、私はこの百物語の真相に触れることができたかもしれないので、報告がてら記事にしてみる

・まず、100もの話を持ち寄る事自体が困難
5人でやるとすると各20話。10人いても各10話。これは非常に大変
稲川淳二クラスが3人ぐらいいないと話を集めきれないのでは?

それだけの話をする時間も膨大
1話あたり5分とすると、5分×100話=500分=8時間20分
夜の10時から始めるとすると、終わるのはだいたい明朝6時半
話をするだけでこれである。実際話を延々続けるわけもなし、間に1分挟んだりすると、 5分×100話+間の99分=599分≒10時間
日が落ちてから始めたりすると、ほぼどうやっても夜が明けてしまう

それだけ保つ蝋燭
8時間耐久できる蝋燭とか、あったらそれだけで怖い話の一つになりそうではある

これらの点から考えるに、百物語を完結させるのは(ほぼ)不可能
何かが起こるとされるのは、それだけの難事を成し遂げたからには何かが起こって欲しいという意識からくるものではなかろうか?