実数と虚数
みなさん数学の授業で習ったであろう、実数と虚数
数学的には i^2 = -1 となる数iを虚数単位としている
実数ではそのような数は存在しないことなどから、実数(実際に存在する数・Real Number)に対して虚数(実際には存在しない数・Imaginary Number)とおそらく説明されてきたと思うが、
この表現にピンと来なかった人は私だけではあるまい
こういう概念的なものは説明しづらいし、定義されてるものだからしょうがないものではあるが、
それ以前の問題として、実数だってその数字自体が存在するわけではないじゃんと高校で授業受けたときから今でもずっとそう考えている
実数が存在しない?と疑問形になる方に例を示そう
自然界に存在するのは1人の人間だったり5個のリンゴだったり3リットルの水であり(最後の例はちょっと微妙だが)、
あくまで存在するのは人やリンゴである
1とか5とかって数字がそのまま地面に落ちてるわけではないよね?
実際に存在しないというのであれば負の数とかも立派に存在しているとは言い難いものがある
5人いたところから2人減ったその差分としてあるのが-3人という負の数であり、
実際に存在しない、という表現を切り取ればこれだって虚数の方に区分されてしまいそうでもある
もっと言うなら0とかどうするんだろうと
数学のようなものを教えていたとき、この辺りのことを指摘されたらどうしようとビクビクしながら授業してはいたんだけど、
幸か不幸か突っ込まれることはなかった
後で雑談としてこのことを話して自分で困っていたわけだが
この記事を見た方で、数学に詳しい是非ともこの問題を氷解・・・
とまではいかなくとも、最低限私を納得させてくれるような解説を頂けたら、
授業料として何かあげてもいいとすら思ってます