消えた凶器
推理小説でよく登場する「消えた凶器問題」。
思考の穴を突くようなパズル的要素だったり、新たな技術を用いるようなものだったりと、トリック一発ネタであることが多く、短編でよく見るような気がします。トリックを見てほしくて短編にまとめる、という方向にするのが書きやすいのかもしれません。
また、背後関係などを考えたりすることなく純粋にトリックについて考えられる分、読む側も考えやすい設計になってることが多いような。
という、書き手にも読み手にもお手軽設計な消えた凶器問題。
ミステリ小説の入門編としてはピッタリな存在ではないでしょうか。
……中身に関して何もお話してないですね。
でもそんな突っ込んだお話できるようなものでもないんですよね……