無限に紙を折る

対数についての授業をしていた時のこと
話を常用対数まで進めて終わったところで、
「logって日常で何に使うの?」との質問が

私にも日常で対数を使う場面なんでさっぱりなので、困った挙げ句、
「常用対数を使えば、...例えば0.1mmの厚さの紙を何回折れば地球から抜け出せるか?ってのを計算できたりする」
※ここでは常用対数の解説はしません

x回目で宇宙空間との境界を越える(10000km)とすると、計算としては、
0.1×10^(-3)*xlog2≧10000×10^3
log2≒0.3010なので、
3.10x×10^(-4)≧1.0×10^7
3.10x≧1.00×10^10
x≧3.22×10^9
よって、大体32億2000万回折れば地球から飛び出せる
※計算は間違ってるかもしれません

と、我ながら結構頑張って日常に近づけたつもりで話したのだが、
「余計イメージしづらくなった」
と一蹴されてしまった
ただ、累乗で数字はとことん大きくなるということだけは伝わったので、話してよかったとは思っている