器用か不器用か
ボクはいわゆるクロスドミナンスです。
なんか必殺技っぽくてカッコいい(笑)
よく「器用ですね。」と言われますが本当にそんなんでしょか。。ぼんやり考えてみましょ。
クロスドミナンスって?
聞いたことあります?ボクもあまり馴染みのない言葉。なにかと言うと…
つまりは、右利き(左利き)以上 両利き未満的な。以上も以下も未満もないんですがね。
ただただ、語感がカッコいい。
「くらえ!クロスドミナンス!」と
ピンチの時に必殺技の如く叫びたい。
ボクの使い分け
ちなみにボクはこんな感じである
字を書く どちらでも
ハサミ 左手
歯ブラシ 左手
電卓 右手
ギター 右手(いわゆる普通のやつね)
ボール投げる 左手
針の穴に糸を通す 右手
なんとも規則性がないです。
ちなみに字を書く以外は反対側の腕でやろうとするとミジンコレベルにうまくできない。
例えば歯磨きを右手でやろうとすると、もう誰かに無理やり歯ブラシ突っ込まれて暴力うけてる感じ。
電卓を左手でやろうとすると、綺麗に反対側の数字押しちゃって成り立たない。
どうしてこうなった?
さて、なぜこうなったのか。
事件はどこで起きたのか。
ボクが生まれてから母親は特に右利きにしようと仕向けたわけでは無かったらしく。
あ、ちなみにお箸は左手です。
父親の帰りが遅かった我が家はよく、ボクと母親で向き合って食事をとることが多く。
そして、そのまま箸の使い方を教えたようで。
なので、幼稚園〜小学校入学ぐらいのときには、どちらの腕でどう…って訳ではなかった。
しかし。小学校に入ってからの国語の授業で悲劇が起きる。
字は右で書かないとダメ って矯正されるんです。最近は違うみたいですが。
左でずっとなら、まだしも鉛筆持つたびに左と右がバラバラだったボクは、右手で書き取りドリルを終わらせないと毎日居残りでした(今思えばひでーなー。)
埒があかないので、母親は書道教室に入れてくれた。
ソロバン塾には入れてくれなかったのに(笑)
そのエピソードはこちらね↓↓
ダルマさんがころんだっ!
そして書道教室に入れられまして。
これがまた正直苦痛で。
これも右手で書かないといけない。
一回の教室で10枚書かないといけない。
1枚書くたびに添削される感じね。
ダルい。早く終わらせて家でファミコンやりたい(この時点でやる気の無さは伝わっただろうか。)
書道教室は30人近くの子供が同じ部屋の中で
黙々と字を書いてる。
教室の前の机に先生が座っていてみんなの様子を見てる。書を持ってきた子の添削したり、無駄話してる子を注意したり。
早く終わらせたいボクは、当然ながら右手で書くより左で書く方が早い(≒ストレスが少ない)ので、先生が他の子の添削をしてる間の目を盗んで、
左手で華麗に書き上げる。
気分はダルマさんが転んだ である。
とはいえ、たまにじっーと様子を見回してるので、右手で書かざるを得ない。演技派(笑)のボクはしかめっ面してる感じを出しながらゆっくりゆっくり右手で筆を走らせる(丁寧に書いてるように見えるでしょ。っていうか早く書けない)。
そんなことを繰り返してたら結局のところ両方で書けるように。シーンによって使い分け。
スペシャリストかジェネラリストか
かくして字はどちらでも、後の道具は最初に覚えた方の腕でやることに。
なんとなーくだけど、右手の方が繊細で、左手の方がパワープレイな気がするけど。
こんな話をすると
「器用ですね」というお言葉いただくことありますが、本当にそうなんだろうか…
40年近く左と右を使い分けて来てるのですが、
単純計算でキャリア的には20年ぐらいずつでしょ。
もし「純右利き。右手一筋40年」だったら専門性高くて器用じゃね?なんて思ったり。
なんか屁理屈っぽいけど(笑)
みなさまいかがでしょうか。
余談ですが、昔なんかミスっちゃったときに
「いやー不器用だからなー」っておどけたら、
妹に
「不器用だかなんだか知らねーけど、
ミスってるだろーが」
と一蹴された思い出が。
そもそも器用な人は何やっても、どんな感じでも器用だし。
って身も蓋も無い発言をして今日はこの辺で。
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