【職種紹介】結論ありきではなく顧客の課題解決に寄りそう営業。未経験から営業×専門技術を活かした「オンリーワン」の存在へ成長できる「提案営業」について徹底解説!
こちらの記事では、テクノ・スタッフの「提案営業」における仕事内容や1日の流れ、そして仕事の魅力についてご紹介させていただきます。
「専門家的な立場からお客様の役に立つ働き方がしたい」
「自社ソリューションの結論ありきではなく、本質的な課題解決に繋がる営業がしたい」
そうお考えの方は、ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。
営業が苦手でも大丈夫。「プラント設備診断の提案営業」が始めやすい理由とは
一般的な営業職と聞くと、消費材や原材料、機械を取り扱う会社をイメージするかもしれません。これらの業界では、同じ商品を扱う競合他社が多く存在し、価格競争やスピード対応などで他社を上回ることが求められるため、営業マンは強いプレッシャーにさらされがちです。
一方で、テクノ・スタッフの提案営業は、このような「モノを売り、数字で競う営業」とは一線を画しています。技術力と専門知識が自社の強みであり、これが高く評価されることで、プラント業界でも有数の安定したポジションを確保しています。競合他社が存在しても、当社の技術が優れているために、お客様から「オンリーワン」の存在として認識されています。
例えば、営業活動においては、単に依頼のあった作業を請け負う形で提案するのではなく、お客様の現状をヒアリングし、内在する課題を特定、その課題を解消する手段として自社の技術力をどう活かせるかを形にして提案することが特徴です。そのため、単純な売上目標だけではなく、お客様の課題解決を目的として業務に取り組むことができます。
具体的な仕事内容
提案営業の主な役割は、お客様からのご相談をもとに内容の精査や検査のご提案を行い、見積もり作成や協力会社の調整、請求管理などを行うことです。
営業活動は、お客様からの問い合わせ対応が起点になることが基本です。特に、2〜4年に一度行われる定期修理工事に合わせての依頼が多いため、実施の2年前から計画的に準備を進めます。見積もりや提案書を提出し、綿密なスケジュール管理のもとでお客様との信頼関係を築き上げていきます。定期修理工事検査のスケジュールはあらかじめ決まっているため無理な営業活動にプレッシャーを感じることなく、安定して業務に取り組むことが可能であり、年間の利益や売上目標の見通しを立てやすいのもこの仕事の特徴です。
また、営業担当はプラント設備の専門知識を深く理解しておく必要があります。そのため、デスクワークによる営業活動だけでなく、実際に現場に足を運び、プラントの診断業務も行います。仕事のイメージとしては、営業とプラントドクターの業務を50:50で兼任する形です。全国各地のプラントを訪問し、稀に海外での業務もあります。
「プラントドクター」の業務内容や働き方を詳しく紹介している記事もご確認ください!
このように、現場と営業の両方に携わることで、お客様により具体的で効果的な提案を行えるため、自然と技術力と信頼が身につく環境です。
国内外で活躍できる、オンリーワンの人材へ!
当社の提案営業が「手に職がつく」と表現される背景には、業界のニッチさと信頼の実績があります。現在、日本国内では石油業界が縮小傾向にあるものの、石油は依然として産業や生活に欠かせない存在です。海外でも石油の需要が高く、プラントの保守・管理の必要性の高い国は引き続き多く存在します。
プラント設備に携わるためには専門知識が必須であり、時にはお客様自身も「何を優先的に検査すべきか分からない」といった状況に直面します。ここで、当社の提案営業は一般的な技術サービスの営業ではなく、最適なアドバイスを提供するパートナーとしての役割を果たしています。例えば、検査にかけることができる予算が限られる中で、課題認識や設備の使用状況に応じて検査するべきメニューを絞り込み、具体的な計画の提案を行いますが、これはプラントの設備診断における専門知識があるからこそできるものです。
当社の営業職がプラントに関する知識や設備診断の経験を通じて獲得するスキルは、国内外問わず必要とされ活用できるものです。ある社員は海外出張中、プラントの設備技術に関わる知識は世界でも共通することが多く、言葉が通じなくてもある程度問題なく対応できたと語っています。
競合の少ないニッチな市場で、技術力と知識を武器に成長し、国内外で活躍できる人材へと成長できるのが、当社の「提案営業」の最大の魅力です。
1日の流れ
提案営業の一日(内勤時)
提案営業の内勤時は、デスクワークがメインです。まず、メールのチェックや依頼事項への対応から始まり、プラントドクターが行った診断内容を確認し、必要な改修の提案や見積もり作成を進めます。また、協力会社との工事調整やチームミーティングにも参加し、案件の進捗を共有しながら業務を進行させます。午後は各種資料の整理や翌日の準備を行い、効率化に向けた業務改善にも取り組みます。月末には、業績確認や請求書の処理などのルーティン業務もあり、日々の業務が幅広く多岐にわたります。
提案営業の一日(出張時)
出張時には、プラントドクターとして現場へ赴き、実際にプラント設備の状態を確認します。現地では、診断に必要な検査やデータ収集を行いながら、作業がスムーズに進むよう調整を図ります。また、時折現場で他の企業からの問い合わせや追加の要望が発生するため、柔軟に対応する必要があります。各地のプラントでの活動が中心となるため、現場での経験を積みながら、プラントの技術的知識や提案力を強化していきます。
1年間の流れ
提案営業としての1年間は、内勤と出張がバランスよく配置されたサイクルで進んでいきます。年間の約半分は、プラントが稼働する全国各地の現場へ出張し、設備診断や顧客への提案活動を行います。出張は通常1ヶ月単位で行われ、その間はプラントドクターと連携しながら現地での作業がメインとなります。出張後は、1ヶ月程度オフィスに戻り、出張で収集したデータの整理や報告書の作成、見積もりの提案業務を行います。
現場から現場へ連続で出張することはなく、オフィス業務と現場業務が交互に行われるため、リフレッシュしながら仕事を進めることができ、メリハリのある働き方が可能です。また、出張先は国内だけでなく、時には海外のプラントにも赴くことがあり、国際的な視点で技術や知識を活かせる場もあります。オフィスではチームでの連携を深め、現場では直接お客様と向き合いながら提案を行うため、提案営業としてのスキルも技術も1年を通してバランスよく磨かれていきます。
未経験からプロフェッショナルとして成長できる教育体制と働き方
福利厚生・制度
◼︎資格取得の費用補助・取得手当
資格取得を推奨しており、会社指定の資格(高圧ガス製造保安責任者、NDI資格、圧力設備診断技術者等)を取得した際は受験費用の一部補助に加え、資格取得手当を支給します。
職場でも資格取得をサポートする風土があり、先輩や上長から資格取得のための情報の提供・過去問題集の配付・個別指導などの支援を受けられます。また、外部講習会などにも参加できます。
◼︎柔軟な勤務体系
内勤時は自身のライフスタイルに合わせ4つの就業時間帯から選択可能です。
①7:30-16:30
②8:00-17:00
③8:30-17:30
④9:00-18:00
教育体制・評価制度
まずは導入教育や安全教育が行われ、プラントのプロセスや検査手法を座学で学びます。特に安全知識は重要視されており、プラント特有のリスクに対処する力を養います。次に、OJTを通して、実際の業務で技術や知識を伸ばしていきます。社内に蓄積されたナレッジを活用し、「この機器はこういった劣化が起きやすい」といった実例に基づいた学びが得られます。
評価基準は公正かつ明確で、スキルや実績に応じて社内の等級が上がるキャリアアップの仕組みが整っています。この制度により、社員一人ひとりが目標を明確にしやすく、成長の道筋を描きやすい環境が整備されています。
今日のあなたの仕事が、未来の誰かの生活に。
エネルギー産業が続く限り、当社の提案営業の重要性はなくなりません。私たちの仕事は目立たないかもしれませんが、営業の提案やアドバイスがプラントの安定稼働を支え、その結果として生活に欠かせない製品が供給される――つまり、産業全体の安定に寄与しています。日本中の暮らしを陰から支える、社会的意義の大きな仕事です。
さらに、技術力、知識、営業力を兼ね備えた当社の提案営業は、業界からも信頼を寄せられており、社会貢献をしながら高い市場価値を持つ人材へと成長できます。経験や年齢、転職回数に制約を設けず、広く多くの方と面談し、採用を進めています。ぜひ一度、面接にお越しください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。