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【新卒社員インタビュー】電気を動かし、自分も動く。現場で輝く社員が見つけた、自分らしい働き方。

こちらの記事では、21年卒として新卒入社したOさんに、入社の経緯や就活の悩み、マイスターエンジニアリングで働く魅力についてお話しいただきました!

Oさん / 重電×フィールドエンジニア

2021年3月に大学の工学部を卒業後、新卒でマイスターエンジニアリングに入社。現在は大手電機メーカーにて受変電設備や発電機の保守・点検業務を担当し、3年目以降は自身で案件を持つように。休日は趣味のドライブでリフレッシュ。学生時代はバスケ部に所属し、高校時代は福岡県ベスト3の強豪校でプレー。

学生時代に抱いた興味が、就活での指針に

ーーそれでは、簡単に自己紹介をお願いします。

Oと申します。現在はマイスターエンジニアリングから大手重電メーカーに派遣され、受変電設備や発電機の保守・点検、機器の更新、不具合の緊急対応など、主に設備の保全業務を担当しています。3年目以降は自身で案件を持つようになり、現在では現場での対応も一人で任される機会が増えました。全国各地の現場に出張することが多く、仕事をしながらさまざまな地域を訪れることも、この仕事の魅力の一つだと感じています。

ーー学生時代はどのようなことを学び、過ごされていたのでしょうか。

大学では工学部に進学し、電気工学を専攻しました。当初は建築に興味がありましたが、理系科目が得意だったことから工学分野を選択。学ぶうちに電気の奥深さに魅力を感じ、将来に活かしたいと考えるようになりました。

また、バスケットボールにも熱中していました。高校では福岡県3位の強豪校に所属し、大学ではサークル活動を経て2年生から部活に復帰。アルバイトで生活費を賄いながら部活と両立し、時間管理や責任感を養う経験となりました。

ーー具体的に電気をおもしろく感じたエピソードはありますか?

電気は私たちの生活のあらゆる場面で使われています。大型施設の電力供給からスマートフォンのバッテリーまで、用途によって形を変える点が特に面白いと感じました。

例えば、受変電設備では高圧電流を家庭向けに変換し安定供給します。一方で、小型電子機器は電気を効率よく蓄え、必要なときに放電する仕組みです。こうした電気の多様な使われ方を知ることで、その重要性を実感し、より興味を持つようになりました。

ーー就職活動はどのような視点で取り組まれましたか?

私が就職活動をしていたのはコロナ禍の真っ只中で、対面での説明会やインターンの機会が限られていたため、オンラインでの情報収集が中心でした。結果的に、エントリーした企業は5社程度に絞りました。

業界としては、電気業界を軸に、情報関係やデータセンター系の企業も視野に入れていました。どの仕事を選ぶにしても、「働くことで何を実感できるか」を重視し、電気の知識を活かせるか、生活に身近な仕事かどうかを基準に考えていました。

また、デスクワークだけの仕事は避けたいと思っていました。体を動かすことが好きだったため、現場での作業がある仕事の方が向いていると考えていました。学生時代にバスケを続けていたこともあり、オフィスにこもるよりも、外での業務に魅力を感じていました。

ーー複数の会社を受けたなかで、マイスターエンジニアリングを選ばれた理由はなんですか?

決め手となったのは、配属先の柔軟性と選択肢の広さです。入社後すぐに特定の企業や職種に固定されるのではなく、研修や面談を通じて自分に合った業務を見つけられる仕組みに魅力を感じました。

また、面接時の雰囲気も良かったです。仕事のスキル面だけでなく、趣味や学生時代の活動についても質問があり、人としての相性を大切にしている印象を受けました。実際に入社してからも、上司との距離が近く、配属後のフォローアップ面談があったため、安心して働ける環境だと感じました。

ーー入社時点で具体的な配属先が決まっていないということですね。

そうですね。フィールドエンジニア部門に配属されることは決まっていましたが、重電系か半導体系かは未確定でした。

もともと半導体分野を希望していましたが、研修や面談を通じて、自分が現場作業や出張を楽しめるタイプだと再認識。上司との話し合いの中で「それなら重電の方が向いているかもしれない」と提案を受け、最終的に現在の配属先が決まりました。

こうした形で、入社時点で配属が決まっていなくても、研修を通じて自分に合った業務を見つけられる点がマイスターエンジニアリングの魅力だと感じています。

現場での楽しみ、それは県境を超える

ーー具体的な業務内容について教えてください。

現在、大手電機メーカーにて、受変電設備や発電機の保守・点検業務を担当しています。具体的には、商業施設や公共インフラの電気設備の点検・メンテナンスを行い、トラブルが発生した際の緊急対応や、老朽化した機器の更新工事を手がけています。

業務の流れとしては、お客様からの注文書を受け取り、案件の準備を進めることからスタートします。まずは作業内容を確認し、必要な部品や機材の手配を行い、施工を担当する業者への発注を行います。その後、実際の現場に出向き、機器の点検や修理、設置作業を実施。作業が完了したら、報告書を作成し、成果物をまとめ、売上管理まで一連の流れを担当します。

最近の案件では、水道施設のポンプ電源設備の点検を行いました。水をポンプで押し上げるためには、電気の安定供給が不可欠です。まず、高圧で引き込んだ電気を遮断機で切り、変圧器で低圧に落とし、その低圧電源をポンプに送る一連の設備を点検しました。特に、高圧・低圧の配電盤や変圧器などの細かい点検は、電気設備の安定稼働を支える重要な業務となります。

ーー案件をひとりで任される以前は、どのような働き方だったのでしょうか?

入社後は、まず先輩社員が担当する案件に同行しながら、現場での作業や仕事の進め方を学ぶことから始まりました。最初は報告書の作成や機器のチェックリスト作成、業者とのやりとりの補助など、サポート業務が中心でしたが、少しずつ現場での作業にも携わるようになりました。

2年目くらいまでは、経験を積みながら徐々に案件の一部を任せてもらう機会が増え、3年目からはひとつの案件を最初から最後まで担当するようになりました。特に、現場にひとりで向かい、機材や工具を持ち込みながら作業を進めることができるようになったことで、一人前として仕事をこなせるようになったと実感しました。

ーー働いていて楽しみを感じるのはどのような場面ですか?

この仕事の大きな魅力は、外に出て体を動かしながら働けることです。現場ごとに作業内容が異なり、工場や発電所などさまざまな場所を訪れるため、単調にならず常に新しい環境での仕事ができます。特に出張の機会が多く、「次はどんな現場に行くのか」というワクワク感があるのも楽しさのひとつです。

最近では山梨県のリニア関連の現場に行く機会があり、冬の富士山を初めて見ることができて感動しました。仕事の合間に、その土地ならではの風景やグルメを楽しめるのも密かな楽しみです。例えば、岐阜の高山では飛騨牛を食べたり、温泉でリフレッシュしたりと、仕事をしながら各地を巡れるのも魅力のひとつですね。

ーー業務上では、どのようなやりがいを感じられますか?

案件を完了し、お客様から「ありがとう」と言われる瞬間に、大きな達成感を感じます。特に、バイネームで指名されるようになったことは、自分の仕事への自信につながりました。例えば、以前の顧客から「去年もお願いしたので今年も」と言われたときは、信頼されていることを実感し、嬉しかったですね。

また、売上管理を担当しているため、成果が数字で見えるのもこの仕事の面白い点です。営業のようなノルマはありませんが、自分が動かした案件の売上を把握できることで、成長を実感しやすく、モチベーションにもつながります。

可能性を模索しながら、将来に役立つ経験を養う

ーー福利厚生で気に入っている制度はありますか?

特に助かっているのは独身寮制度です。家賃が月2万円の自己負担で済むため、今住んでいる愛知県の家賃を考えると、大きな負担軽減になっています。一般的に、住宅補助は家賃の何割かが補助される形が多いですが、マイスターエンジニアリングでは家賃の額に関係なく一定額が支給されるため、賃貸選びの選択肢も広がります。

ーー今後のキャリアや目標について、どのようにお考えですか?

まだ明確なキャリアプランは描けていませんが、今の仕事が自分に合っていると感じているので、引き続き経験を積んでいきたいと考えています。

現在、受変電設備や発電機の保守管理の専門技術を学んでおり、これらの知識は業界のどこでも通用するスキルです。実際、同じ重電メーカーでもメンテナンス分野でキャリアアップしている人が多く、どこでも活かせる技術を身につけているという安心感があります。

また、現場ごとに状況が異なるため、技術力だけでなく、問題解決力や対応力も磨かれていると実感しています。将来的には、この経験を活かし、より専門性の高い案件を任される立場になりたいと考えています。

ーー最後に、就活を控える学生へ、マイスターエンジニアリングの魅力を伝えてください!

マイスターエンジニアリングの魅力は、幅広い業種に携われる柔軟なキャリア選択ができることです。入社後の研修や面談を通じて、自分に合った分野を見つけられる環境が整っています。

また、上司や先輩との距離が近く、相談しやすい雰囲気も魅力です。面接時からフランクで、仕事だけでなく趣味や学生時代の話にも触れてもらえたことで、働く環境のイメージが湧きました。実際に入社後も、質問しやすく、新しい業務にも安心して挑戦できています。

「技術職に興味はあるけど、具体的な仕事が決まっていない」「デスクワークだけでなく現場経験も積みたい」そんな人にとって、挑戦しやすい会社だと思います。ぜひ一度説明会や面談で話を聞いてみてください!