見出し画像

【公募制度特集】「キャリアの自由を手に入れる」挑戦を後押しする仕組みとは?

「今の仕事を続けるべきか、それとも新しいステージに挑戦するべきか」
誰しも一度は悩むキャリアの選択。その一歩を迷わず踏み出せる環境が、マイスターエンジニアリンググループにはあります。

社員一人ひとりの成長を支える「公募制度」は、働きながらキャリアの選択肢を広げられる仕組みです。異動希望者が自由に手を挙げられるこの制度は、「会社都合」ではなく「社員自身の意思」によって動き出す点が特徴。既存のキャリアをベースにしたさらなる挑戦や、全く新しい分野への転換を支援します。

本記事では、制度の意義や背景に加えて、今回募集する具体的なポジション、応募までの流れ、そして「制度が生まれた理由」まで深掘りします。マイスターエンジニアリンググループに働く皆さんの未来を、会社と共に描くための一助となる公募制度、その全貌を常務取締役の小田さんにインタビュー。

「キャリアの選択肢を広げたい」「新しい挑戦をしたい」と考えている方に、ぜひ知ってほしい内容です!

小田 真一朗 / 常務取締役・経営企画部長

2019年9月当社入社。ファシリティ事業部長、経営企画部長を経て、2022年7月より現職。
日本興業銀行(現 みずほ銀行)、マッキンゼー日本支社アソシエート・パートナー、デジタルアーツ株式会社取締役等を務めた。マッキンゼーにおいては、製造業・金融機関を中心とした全社・事業戦略の見直し、新規事業立ち上げ、全社変革など主要な経営課題へのコンサルティングサービスを提供。デジタルアーツでは、経営企画の他、家庭向け事業部門長、エンタープライズマーケティング部門長として赤字部門の立て直し、成長基盤の確立に貢献した。東京大学経済学部経済学科卒。ロンドン・ビジネス・スクール 経営学修士(MBA)。

公募制度とは? マイスターエンジニアリンググループが描く「挑戦の仕組み」

――公募制度とは、どのような仕組みなのでしょうか?

公募制度とは、社員が自らの意志で新たなキャリアに挑戦できる仕組みです。具体的には、グループ全社から“魅力的な就業機会”であるのにも関わらず空きがある、募集ポジションの中から自分が興味を持つ役割を選び、応募することができます。この制度の最大の特徴は、社員の「やってみたい」という気持ちを起点にキャリア形成をサポートする点です。

異動希望の理由はさまざまです。キャリアの幅を広げたい、ライフステージの変化に合わせた働き方を求めたい、勤務地を変えたい、これまでとは違う分野に挑戦してみたい――どの理由でも構いません。この柔軟性こそが、公募制度の大きな魅力です。

具体的な流れについては、以下の図をご覧ください!

――応募する際に、上司に事前相談する必要はないと聞きました。

その通りです。公募制度では、社員が自分のキャリアに自主的に向き合えるよう、上司への事前相談や許可を必要としていません。「挑戦したい」という個人の意志を最大限尊重し、安心して応募できる環境を整えています。

――この制度が生まれた背景を教えてください。

特にMBOを行い非公開化した第二の創業以来、「社員ファースト」を理念に掲げ、社員が安心して働き続けられる環境づくりを目指してきました。しかし、時代の変化や技術の進化が進む中で、会社として新たな課題に直面しました。それが、「社員一人ひとりが変化する時代のニーズに応え続けるにはどうすればよいか」という問題です。

この課題を解決する一つの答えが、公募制度でした。社員が自らキャリアを選び、新たなスキルや知識を身につけて成長できる仕組みを提供することで、時代の変化に対応しながら会社全体の進化も促進します。

また、制度の誕生には社員の声も深く関わっています。「現職に満足しているけれど、新しい挑戦もしてみたい」「異なる分野で自分の力を試してみたい」「家族ができ、今とは働き方を変化させたい」「親が心配な年齢になってきたので、勤務地を実家の近くにしたい」――そんな声を受け、この制度は具体化されました。

これまでそうした思いを持った社員の皆様は、現状の仕事をつづけながら転勤の機会を待つか、転職と言う極端な選択肢しかなかったのですが、特に後者は転職した先の実際の仕事内容や仕事環境が分からない点も多く、転職した後後悔しているというお話も耳にしておりました。他の大手同業他社(派遣業界)にはない制度であり、当社グループが社会インフラや産業インフラに関わる技術フィールドを持っているからこそ実現できた制度です。

当社は元々、苦学しながら技術者として身を立てた、創業者である現会長の「技術者である前に一人の社会人として立派な人間になろう、そして社会人として誇りをもって輝かしき人生を送ろう」という想いにもみられるように、会社としては技術者が誇りをもって働いていける環境づくりを目指してきました。仕事に誇りを持ちながら技術を磨き、最高のホスピタリティを提供できる環境を整えることが、私たちの経営理念の根幹にあります。

技術者としての誇りを持ち、社会人としても家庭人としても自信を持って充実した人生を送りたいという方に向けてキャリアを切り替える機会をより多く提供するため、制度の充実や支援を積極的に進めています。公募制度は、社員と会社がともに成長するための新たなチャレンジの形なのです。

▼弊社の「社員ファースト」な理念についてはこちらの記事を参照ください!

――どのような社員に利用してほしい制度ですか?

公募制度は、現状に満足している社員にも、新しいステージを探している社員にも利用していただきたいと考えています。たとえば、「今の仕事をもっと掘り下げたい」「新しいスキルを身につけたい」「異なる分野で成長したい」といった意欲がある方には、最適な選択肢です。

また、ライフステージの変化に伴い働き方を見直したい方や、自分のキャリアの可能性を広げたい方にもぜひ活用していただきたいと思います。この制度は、一人ひとりの働き方や目標に合わせたキャリア形成をサポートする、柔軟で力強い仕組みです。

第5回の公募ポジションについて

――今回募集されたポジションについて教えてください。

今回の公募では、マイスターエンジニアリンググループが注力している分野において、挑戦と成長を後押しするポジションを用意しています。働き方、場所、報酬面など、キャリアにおける選択条件となりやすく、次の挑戦ステージとしても魅力的な特徴が各ポジションにあります。たとえば、以下のような役割があります。

① 九州地区半導体関連フィールドエンジニア
九州地域では、新たな半導体製造拠点が続々と立ち上がっており、現地での需要が高まっています。このポジションでは、半導体製造装置の立ち上げや保守・メンテナンスに携わることで、最先端技術の現場に触れることが可能です。「技術の最前線で働きたい」「直接的な価値を提供したい」「九州で仕事をしたい」という意欲がある方に最適です。

② 特高圧・高圧の電気設備点検責任者候補
電力安定供給を支える高圧電気設備の年次点検を担当するこのポジションは、法律で義務づけられた重要な業務を担います。「専門スキルを活かし、責任のある仕事をしたい」「キャリアを専門分野に特化させたい」と考える方にお勧めです。

③ 消防設備点検・修繕・改修工事責任者候補
防災設備(消火設備や火災警報器など)の点検や修繕、更新工事を通じて、人々の安全を守る役割を担います。「社会貢献を重視した仕事がしたい」「細やかな技術を磨きたい」といった想いを持つ方にフィットするポジションです。

④ 重電領域を中心とした研修講師・企画推進リーダー候補
マイスターエンジニアリンググループの強みである教育体制を支えるポジションです。研修プログラムの企画から講師としての実施までを担当します。ただ「教える」だけではなく、研修の内容を設計し、より効果的な教育体制を構築する業務を担える可能性もあります。「教える仕事に興味がある」「人材育成に情熱を注ぎたい」という方には、非常にやりがいのある役割です。

⑤ 石油精製および化学品製造設備のプラントドクター
配管設備やプラント構造の老朽化診断、改善提案を行う仕事です。特に長期間使用されているプラントでは腐食や劣化が課題となる中、現場の安全性を確保する重要な役割を果たします。技術のプロフェッショナルとして、課題解決に挑戦したい方におすすめです。

挑戦が未来を拓く!公募制度でキャリアを切り拓いた社員たちの成功例

――公募制度を活用して、新しいキャリアを築いた社員の具体例があれば教えてください。

たとえば、地元に近い環境で働きたいという意向を持った社員が、公募制度を活用して、関西から東北地方のポジションに異動したケースがあります。家庭の事情などライフステージのニーズに応えた事例です。

また、電気保全業務を担当していた社員がリクルーター職に挑戦したケースもあります。応募時点では研修部門への挑戦を考えていましたが、担当者との面談を重ねる中で、やりたかったことや長年の技術者としてのキャリアがより活かせると感じたことがきっかけです。現場で培った経験を活かし、採用候補者にリアルな職場の魅力を伝える役割で、新しい分野で活躍しています。

――実際に公募制度を活用する社員に共通するポイントは何でしょうか?

共通しているのは「挑戦する意欲」です。新しい環境に飛び込むことへの不安は誰にでもありますが、公募制度はその一歩を支える仕組みとして機能しています。先ほども言及しましたが、応募時には上司への相談が不要であるため、自分の意思を最優先にできる点も大きなメリットです。

成功している社員たちは皆、次のステップに向けた意欲を持ち、それを実現するための行動を起こしています。そして、マイスターエンジニアリンググループはその挑戦を全力でサポートしています。

公募制度が描く企業の可能性

――公募制度は、会社全体にどのような影響を与えることを目指しているのでしょうか?

公募制度は、「社員一人ひとりの挑戦」を会社の成長戦略の中核に据えた取り組みです。この制度が持つ本質的な価値は、社員が自ら新たなキャリアに挑戦し、その経験を組織全体に還元することにあります。

具体的には、技術や事業の多様化が進む中で、固定的な人材配置では時代のニーズに応えることが難しいという課題がありました。この制度は、それを打破するために、社員が「自分の意志」で動き、新しい役割やスキルを獲得することで、組織の柔軟性と競争力を高める役割を担っています。

――公募制度は社員だけでなく、会社にも変化をもたらすのですね。

その通りです。社員の成長は、会社の成長に直結します。一人の挑戦が新たな知識やノウハウを生み出し、それが事業の革新や競争力の向上につながる。このように、制度は社員と会社の「相乗的な成長」を生むための土台です。

また、社員が自らのキャリアに責任を持ち、挑戦し続けられる文化を育むことが、制度の大きな意義でもあります。それが会社全体の柔軟性を生み、未来の変化にも適応できる組織づくりを実現します。

――マイスターエンジニアリンググループが目指す未来の姿とは、どのようなものなのでしょうか?

目指しているのは、社員が「自分らしいキャリア」を築ける環境です。一つの分野を極めることも、複数の領域でスキルを磨くことも、どちらも尊重される。そうした選択肢が広がることで、個々の力を最大化し、会社全体としての成長が促される未来を描いています。

制度の進化も欠かせません。社員がより挑戦しやすくなるような環境を整え続け、時代に合った働き方を提案する。その挑戦が、社員と会社双方にとっての可能性を広げる道となるのです。


マイスターエンジニアリンググループが提供する公募制度は、社員一人ひとりが自身の可能性を広げ、成長し続けるための制度です。この制度を通じて、あなたが描く未来のキャリアを現実のものにするお手伝いができると信じています。

「今の自分をさらに磨きたい」「新たな挑戦に一歩踏み出したい」――そんな気持ちを抱えている方にとって、この環境は理想的なステージになるはずです!

キャリアを自由に描き、挑戦を後押しする文化が根付くマイスターエンジニアリンググループ。少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ一度お話ししましょう!

▼マイスターエンジニアリングの採用情報はこちら!