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【先輩社員インタビュー/半導体製造装置×機械設計】身につけた知識の分だけ、成長を実感できる仕事

マイスターエンジニアリングでは、未経験からでも専門知識を問われる職種に挑戦できる教育体制と環境を整え、社員の興味・適性に合ったキャリアの構築やスキルアップをサポートしています。

今回は、マイスターエンジニアリングに入社後、未経験から半導体製造装置の機械設計業務にチャレンジしたTさんにお話を聞きました。

Tさんのプロフィール
大学時代の専攻科目は機械工学。卒業後は、コンクリート製造会社で設計施工管理職として短期間勤務するも、過酷な労働環境から退職。その後、ビル管理会社で施設管理の経験を積む。「大学時代に学んだ知識を活かしたい」との思いから、未経験者でも設計職に挑戦できるMEに入社。現在は洗浄装置の設計業務に従事している。趣味は学生時代から続けてきたバスケットボール。


「大学で学んだ知識を活かしたい」が入社の動機


ーーまずは簡単な自己紹介からお願いします。
半導体製造装置エンジニアのTと申します。
出身は熊本県で、地元の大学では機械工学を専攻し、設計の基礎知識やCADの操作方法を学びました。趣味は学生時代から続けているバスケットボールです。

ーーTさんはMEに転職する前、どのようなお仕事をされていたのでしょうか?
大学卒業後に就職したコンクリート製造会社では、施工管理者としてスケジュールはチームのメンバーの管理を担当しました。しかし、その会社では早朝から深夜にわたる長時間労働が常態化していたため、長く働き続けるイメージを持てず……。人間関係はよかったので、少し悩みましたが、結局はすぐに退職しました。

その後、2社目のビル管理会社では、建物の管理業務を担当しました。具体的には「建物内の機材が故障した」という報告を受けた際にメンテナンス会社に修理を依頼するなど、トラブル対応がメインの仕事でした。日常的にあらゆる人とのやりとりが発生する仕事だったので、コミュニケーション力を培うことができました。

ーーMEに転職しようと思った理由や、入社の決め手について教えてください。
前職のビル管理会社では契約社員として勤務していました。1社目を退職後、もともとは自分の中でやりたい仕事が明確になるまでの間だけ働くつもりだったんです。ただ、2社目がとても働きやすい環境だったので、気がつけばあっという間に2年が経過していました。さすがに「このままではいけない」と思い、正社員として働ける会社を探し始めました。

1~2社目の業務では、大学で学んだ工学や設計の知識を使う場面がなかったので「次はせっかく勉強したことを活かせる職場に」と思い求人を探したものの、未経験から設計の仕事を任せてもらえる企業がなかなかなくて。そこで目に留まったのが未経験からでも設計の仕事に挑戦できるMEの求人情報でした。この機会を逃してはいけないと思い、すぐに応募を決めました。

未経験から徐々にステップアップできる環境

ーー現在、MEではどのような業務を担当していますか?
現在は、洗浄装置に使われる部品の一部の設計を担当しています。この業務は私のほかに上司と後輩1名ずつの合計3名体制で行っており、私はこのチームで主担当を務めています。責任ある立場ではありますが、困ったときにはいつでも上司に相談できる環境なので安心して業務に取り組むことができています。

また、後輩に指導する機会もあり、教えるというアウトプットを通じて自らの成長を実感できる環境にあります。

ーー設計の仕事は未経験とのことでしたが、入社後はどのように仕事を覚えていきましたか?
入社後は、まずCATIAを操作するための認定技術者資格取得に向けて2週間ほど勉強をしました。その後、上司に座学研修を開いていただき、1週間ほどかけて設計業務の基礎知識を学びました。その研修が終了した後は、上司の設計業務の補助をしながら必要な知識を徐々に身につけていきました。

私が入社した時期は、ちょうど今の教育体制を構築している途中段階だったのですが、現在は新入社員向けの研修プログラムがあるので、私のころよりもさらに体系的に知識を身に付けやすくなっているんじゃないかな?と思います。

ーー実務に移った後、まずはどんな仕事をしていたのでしょうか。
最初は専門的な知識がなくてもできるような基礎的な業務から始めました。具体的には、部品表にリストアップされた部品のすべてが描いた図面上にしっかりと反映されているかをチェックする仕事や、部品同士をつなげるチューブの作成などが挙げられます。

少しずつ現場に慣れてきたら、次にCATIAを使った設計業務を覚えていきました。学生時代、CADには触ったことがあるのですが、CATIAの操作は初めてだったので、最初は間違いの連続でした。しかし、だんだんと操作に慣れてくると、簡単な部品を図面に起こせるようになりました。

学んだ知識を自分のものにできたときに、成長を実感

――仕事で大変だと感じるポイントを教えてください。
業界も業務内容も未経験だったので、必要な知識を身につける過程ではやはり大変だなと感じる瞬間もありました。
今も分からないことがあればしつこいくらいに上司に質問することが多いのですが、自分の頭で考える時間も大切にしています。

―ーでは、この仕事にやりがいを感じる瞬間は?
まだまだ分からないことも多いのですが、その分、新しい知識を自分のものにできたときにはやりがいを感じられます。たとえば前回のプロジェクトでつまずいた業務を、次のプロジェクトではすんなりとこなせるようになっていたときは、知識や力が身についたことを実感できてうれしい気持ちになります。

半導体製造装置の分野はとても奥深く、学ぶべき知識は多岐にわたります。ただ、業務自体の流れは毎回大きく変わることがないので、自らの成長を比較的実感しやすい仕事と感じます。資格を取りたいときには、資格取得に向けた勉強会の場も用意してもらえるので、自己研鑽にも適した環境ですね。

フレンドリーな雰囲気だから、気軽に相談できる


ーー続いて、職場環境についてお伺いします。部署・チームはどのような雰囲気ですか?

フレンドリーな人が多い印象です。上司に恵まれているのか、仕事中に分からないことがあれば気軽に質問できる雰囲気もあります。
また、部署の垣根を超えたつながりもあります。週末にはバスケットボールが好きな人や仲のいいメンバーと一緒に練習や試合を楽しむことも多いです。普段の業務ではかかわりのない方とも交流できるので、面白いですね。

ーー趣味を通じて交流を深めているのですね。では、Tさんの常駐先がある彦根市の魅力についても教えてください。
通勤ストレスがないのは大きなメリットだと思います。都会では毎朝混んでいる電車に乗って通勤しなければいけませんが、私の常駐先では車通勤が許可されているので、朝はストレスを感じることがなくて、とても快適ですよ。

近所には飲食店やアウトレット、博物館など、休日に楽しめるような場所も結構あるので、休日もいろいろな場所に出かけてリフレッシュしています。

ーー最後に、どんな人にマイスターの設計職が向いていると思うか、また今後こういう人と一緒に働きたいというのがあれば教えてください。
設計や機械に興味がある方にとってはやりがいを感じられる仕事だと思います。

それから、設計職というと「黙々とデスクに向かって作業する仕事」をイメージする方もいらっしゃるかもしれません。ただ、実際にはそんなことはなくて、むしろいろいろな人と話し合いながら仕事を進める場面が多いんです。

そのため、人とのコミュニケーションが苦ではない方のほうがきっとすんなりと業務になじみ、活躍できる職場だと思います。

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