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機械設計職(マイスターエンジニアリング)・新卒入社若手社員インタビューVol.1 『あらゆるニーズへの対応力が磨かれる、カスタム設計の仕事』

株式会社マイスターエンジニアリングでは、メカトロ事業部の新卒採用を行っております。今回は新卒で入社後、機械設計エンジニアとして活躍されている入社3年目のS.O.さんにインタビュー。設計職としての働き方や今後の目標についてお話を伺いました!



チームで進める設計の仕事


―—まずは簡単に自己紹介をお願いいたします!

メカトロ事業部所属、入社3年目のOと申します。現在は滋賀県で半導体洗浄装置の設計業務を担当しており、お客様の1件1件のオーダーに合わせたカスタム設計を行っています。
大学時代は人間工学やユニバーサルデザインなどを学んでいました。また、幼い頃からずっと水泳を続けており、大学在学中の4年間はスイミングスクールのインストラクターのアルバイトもしていました。

―—OさんがMEを受けたきっかけについて教えてください。

就活を始めた時は、漠然と「設計職になりたい」「CADを使って仕事がしたい」というイメージを抱いていました。ある日、大学の就職情報センターに行くと、掲示されていたマイスターエンジニアリングのポスターが目に入りました。ホームページを見て資料を請求したところ、採用担当の方から直接お電話をいただいたんです。その方の雰囲気がどの企業よりもフレンドリーで好印象だったので、「受けてみようかな」と思ったのが応募のきっかけです。

―—さまざまな企業が設計職を募集しているなかで、MEに入ろうと思った決め手はありますか?

タイミングとご縁の要素も大きいのですが、メーカーに就職した場合は自社の設計にしか携われないのに対して、MEではいろいろな業種の設計が経験できるのが魅力的だと感じました。

―—Oさんから見た職場の雰囲気はどうですか?

今は全体で20名ほどいるチームに所属しているのですが、私たちのチームはメンバー同士のコミュニケーションが活発で、よく連携が取れていると感じています。何か手伝ってほしいことがある時に「ちょっと手伝ってほしいです」と言えば、嫌な顔せずに皆さん手伝ってくださいますし、和気あいあいとした雰囲気があると思いますよ。

―—先輩や後輩の方とも良い関係性が築けているのですね!

今のチームリーダーの方は仕事の相談にも気軽に乗ってくださる方ですし、プライベートの話もよくしています。他の先輩方とも、私の誕生日にみんなでジブリパークに遊びに行ったり、ホームパーティに呼んでいただいたり、一緒にオンラインゲームをしたり、たくさん遊んでもらっていますよ。
後輩には飲みに行くのが好きなメンバーが多いのですが、職場の近くには飲食店もたくさんあるので、「金曜日の夜、早く上がってご飯食べに行こう」と一緒にご飯に行くこともよくしています。

―—仕事について、入社前に抱いていたイメージとのギャップを感じることはありますか?

設計は「パソコンとにらめっこしながら1人で黙々と行う仕事」というイメージがあったのですが、実際にはチームで動いていて、周りの方とコミュニケーションを取ることも多い仕事です。これは私にとっては良いギャップでした。
もう一つ、設計職はただ図面を描けば良いのではなくて、予算や工数などの問題についても考えなければいけません。仕事を覚えたての時は「こんなところまで考えながら仕事するんや」と驚きましたね。

数万点の部品を組み合わせた装置の出荷時には達成感も


―—1つの案件が終了するまでには、大体どのくらいの期間を要するのでしょうか?

私たちが設計する半導体洗浄装置は、数万点の部品を組み合わせてできているものです。これだけ複雑な構造の機器なので、私たちが設計した後の組み立て~出荷までを含めると、ある程度の期間が必要になるんです。オーダーの内容によっても納期は変わるのですが、だいたい数ヶ月から1年程度掛かるイメージです。これまでに前例のないような機器を作る場合は、評価工程も必要になるので、年単位の時間を要しますね。

―—お客様によって機器のニーズはまったく違うのでしょうか。

ニーズはお客様によって多種多様です。「このスペースに置きたい」「こんな機能を付けてほしい」など、オーダーの内容は1件1件異なるんですよ。時には物理的に実現できない内容のオーダーもあって。私たちもなんとか叶えたい気持ちは山々ですが、どうしても難しい場合は可能な範囲での最適解を探していくようにしています。

―—お仕事をするなかで、やりがいを感じるのはどんな時ですか?

これまで作ったことのないような機器を設計して、その製品が無事に出荷された時ですかね。「やっと出荷された!やりきった」と感じます。
それから、設計図面を組み立てをしていただく企業に提出した後、何もトラブルに関する連絡を受けずに組み立てが完了したことを確認できた時にも「よっしゃ」と思います。(笑)

―—お仕事をされるうえで心がけていることがあれば教えてください。

最近は後輩の指導をすることも増えてきたのですが、専門的なことでも相手にわかりやすく伝えられるように心がけています。最初は1から丁寧に教えて、終わった後にわからないことがないか確認する。もし理解できていないようであれば、嫌がらずに何回も根気強く教えています。教え方についても、一気に口頭で説明するのではなくて、絵を描きながら教える、細かく分けて説明するなど、伝わりやすくするための工夫をしています。

新たな知識とスキルを身に付け、憧れの先輩に近付きたい


―—今、お仕事でチャレンジされていることはありますか?

今期の半ばぐらいから、今までとは違う部位を担当するようになったんです。設計の融通が利きやすい部位ではありますが、その分難しいことも要求されることも多いので、対応力を高めるために新たな知識を身に付けようとしています。

―—担当変更が決まった時は戸惑いも大きかったのではないでしょうか?

一方的に「あなたは今度からこの部位を担当しなさい」と指示を受けた形ではなく、自ら選んだことなので戸惑いはありませんでした。実は、私の担当変更が決まる前に、近くで仕事を教えてくださっていた先輩が今の部位を担当することになって。その時、新しい先輩と一緒にこれまでの仕事を続けるか、異動する先輩に付いていく形で、新しい部位を担当するかを選ばせていただいて。その先輩にはとても親切にしていただいていたので、先輩と一緒に新しい仕事を1から頑張ることに決めたんです。

―—とても素敵な関係性ですね。では、Oさんが今後のキャリアについて思い描いているビジョンがあれば教えてください。

1日でも早く憧れの先輩たちのようになりたいです。皆さん、後輩である私のことをいつも気にかけてくださって、残業をしていたら「大丈夫?何か困ってる?」と話しかけてくださるんです。先輩方は面倒見が良いだけではなくて、後輩の言葉に耳を傾けて、それに対する的確なアドバイスをすぐにくださいます。私は後輩から作業中に質問されると「5分待っててもらって良い?」と答えてしまうこともまだ多いので、その場で聞いてその場で返すスキルを磨いていって、理想の先輩像に近付きたいです。

―—就活生が入社前に取得しておくべき資格やスキルはありますか?

特にないと思いますよ。確かに、「機械・プラント製図技能士」や「空気圧装置組立て技能士」の資格など関連資格はたくさんあるのですが、資格を取りたい場合は入社してから勉強すれば大丈夫です。実際に私もそうだったので。入社前に資格を取っておかないと仕事に追い付けないということはないので、安心してください。

―—最後に、就活生にメッセージをお願いいたします!

周りに内定をもらった人が出てくると、つい焦ってしまうかもしれませんが、自分のやりたいことや「この道に進みたい」という軸をしっかり持って自分のペースで就活を進めていくと良いと思います。とにかく焦らず、頑張ってください!