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【先輩社員インタビュー/半導体製造装置×機械設計】前職のキャリアを活かし、いま注目の分野へ。社員2名の新たな挑戦

マイスターエンジニアリングには多種多様な職種があり、希望する分野・興味のある仕事に挑戦できる土壌が整っています。未経験でもやる気と向上心があれば大きく成長し社会貢献できる環境で、多くの社員がスキルアップに努めています。

今回は、エンジニアとして新たなフェーズを目指し、半導体製造装置の機械設計職として入社したSさんとTさんの2名にお話を聞きました。


Sさんのプロフィール
機械関連の仕事をする父の背中を見て育ち、自身も機械に強い関心を抱く。工業高校で機械工学を専攻し、卒業後は一般機械の試作品製造企業で加工機械オペレーター職等に従事した。その後、設計・図面製作の仕事を希望してマイスターエンジニアリングに転職。現在は製造過程での部品の選定等を行い、設計業務の基礎知識を固めている。

高校時代に興味を抱いた設計職に就きたいと、MEに入社


ーー最初に簡単に自己紹介をお願いします。
Sと申します。
機械関連の仕事をしていた父の姿を近くで見ていた私は、幼い頃から機械に触れることが好きでした。
父のように機械に携わる仕事がしたいと考え、中学卒業後は工業高校に進学。高校では機械や電気、機械工学などを幅広く学びました。
その後、高校時代に得た機械工学の知識を活かそうと、ものづくり企業に就職。2社での実務経験を経てMEには2024年5月に入社しました。

ーー前職ではどのような仕事をされていたのでしょうか?
1社目では、CAMで製作したプログラムを加工機械に組み込み、セッティングや操作を行うオペレーター職に就いていました。2社目ではCADを用いた設計からCAMによるプログラム作成、機械のオペレーション、仕上げ作業まで一気通貫して幅広い業務に携わりました。

※CAD:設計や図面製作をコンピューター上で行うツールのこと
 CAM:CADで製作した図面情報を、加工機械に読み込ませるためのプログラムをつくるツール

ーーマイスターエンジニアリングに転職した理由を教えていただけますか。
前職・前々職では「ものづくり」をメインに担当していましたが、いつかその前工程である設計業務や図面製作に、本格的に携わりたいという思いが強くありました。加えて35歳という区切りの年齢に、新しい挑戦をしたかったことも転職を考えた理由の1つです。
複数企業の選考を受けるなかで、最終的にMEに入社しようと思った決め手は、面接の際に仕事内容や仕事の流れについて詳しく説明してくださったことでした。設計業務が未経験である私に対して丁寧に向き合ってくださったことに安心感を覚えたため、ここでチャレンジしたいと思いました。

希望する設計業務を目指して基礎知識の習得に励む


ーー改めて現在の仕事内容について教えてください。
 今はまだ設計の仕事には携わっておらず、使用する部品の選定を中心に、先輩社員から仕事を教わっているところです。
入社前の面接でも「まずは基礎的な仕事から」とご説明いただいていたので、「今は基本を身につける時期」だと理解し、日々目の前の仕事に向き合っています。

ーー入社後の研修はどのように進められましたか。
OJT形式で教えていただいています。先輩がまず手本を見せてくださり、その後私が同じように作業してみる、という形です。今は忙しい時期ですが、質問をするとすぐにレスポンスをいただけるので、とてもありがたいです。早く独り立ちできるよう、引き続きがんばりたいです。

――前職で学んだスキルを活かせていると感じていますか。
図面が読めることは今の仕事にもかなり役立っていると思います。
未経験ではなかなか難しい図面の読み取りですが、前職で得たスキルのおかげで、スムーズにMEでの仕事を覚えることができています。

落ち着いた雰囲気の職場で柔軟に働ける、MEの魅力


ーー現在の仕事のどのようなところにやりがいを感じていますか。
現在は設計業務を今後担当していくために基礎固めをしっかり行っている最中ですが、一つずつ分からないことが分かるようになってきており、成長を実感することができています。今後実際に設計を担当するようになり、部品や製品などの図面を製作する業務に就いたら、より大きなやりがいを感じられると思います。

ーー職場の働きやすさや雰囲気はいかがですか。
私の部署ではフレックス制が採用されています。満員電車が苦手なので、ラッシュを避けて通勤できるのはとてもありがたいですね。仕事量が少ない日は早めに帰るなど、柔軟な働き方を実現できているとも感じます。
職場は落ち着いた雰囲気です。同僚とランチに行くことも多く、年齢関係なく皆さん仲が良い印象ですね。

ーー機械設計の現場で活躍できるのはどんな方でしょう?
几帳面な方が向いている職種だと思います。
機械製造のプロセスには、さまざまなオペレーションがあります。そのなかで、1つでも図面と異なる部品があると、重大なエラーに繋がります。
そのため、作業内容をしっかりと把握し、見過ごしなどが無いよう慎重に作業できる方が、より能力を発揮できるのではないでしょうか。


Tさんのプロフィール
山形県出身。幼少期から機械に興味を持ち、県立工業高校の機械科に進学。高校では機械、電気、機械工学を幅広く学ぶ。卒業後に就職した企業では、スマートフォンの設計業務を経験した。将来性のある半導体分野での活躍を目指し、マイスターエンジニアリングに転職。現在は先輩社員の指導のもと、設計業務や図面作成の基礎を学びながら実務経験を積んでいる。

設計の知識とキャリアを活かし、半導体のフィールドへ


――まずは簡単な自己紹介をお願いします。
Tと申します。山形県出身で、地元の県立工業高校の機械科を卒業しました。高校時代はハンドボール部に所属していましたが、小中学校では野球をやっていました。今でも野球は好きで、休日にはよく球場に足を運び、試合観戦をしています。
新卒で入社した前職の企業ではスマートフォンの設計業務を担当していました。

――MEに転職したきっかけはありますか?
半導体に関わる仕事がしたいと思うようになったのが大きなきっかけです。半導体は今後、数十年にわたって使われ続ける可能性の高い、将来性のある分野であるといわれています。そんな注目業界で、これまでの経験を活かしてみたいと考えたんです。
半導体×設計職という軸で転職先を探していた時に、MEが半導体製造装置の機械設計職の中途採用を行っていることを知り、すぐに応募を決めました。

――入社後の研修はどのように進められましたか?
入社後は、機械の操作方法や基礎知識を学ぶための新人研修に参加しました。2ヶ月ほどかけてじっくりと土台を固められたので、配属後も不安を感じることなく実務に移行できました。

現場で実践しながら、設計スキルを磨く日々


――現在の仕事内容について教えてください。
まだ研修期間中ではありますが、先輩社員のサポートを受けながら、CADでの設計業務や図面作成、Excelを使った資料作成などの業務に携わっています。

――職場の雰囲気はいかがですか?
真面目な方が多いという印象です。ただ、比較的年齢が若いメンバーが多いこともあり、和気あいあいとした空気感があり、周囲とのコミュニケーションも取りやすいと感じています。
作業に集中している時は皆さん静かですが、休憩時間や昼食時には、同僚と仕事の話で盛り上がることも多いですよ。

――休日の過ごし方を教えてください。
東京に引っ越してきてからは、生活用品をそろえるために外出することが増えました。友人と一緒に好きなアーティストのライブに行くこともあります。

柔軟な働き方と技術向上を目指す職場環境


――今後のキャリアについてどのようにお考えですか?
入社して間もないため、まだ具体的なキャリアプランは描けていません。
ただ、自分には1つのことを極めることの方が向いている気がするので、まずは設計技術を極めたいという思いが強いです。
そのなかでチームをまとめる力もつけていき、将来的には役職に就けたらうれしいですね。

――最後に、機械設計の現場で活躍できるのはどんな方だと思いますか?
仕事の質を追求することはもちろん大事なのですが、人柄としては完璧主義で隙のない方よりも、人間らしさのある方のほうが一緒に働きやすいと感じます。
周囲と上手くコミュニケーションを取れる方であれば、きっと関係者と良好な関係性を築きながら現場で活躍できるのではないでしょうか。

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