帝王切開での出産の記録 出産後

逆子が治らず38週で帝王切開での出産となりました。

細々としたことはもっとありますが、悩んでいる方の参考になればと、個人の体験記として記録しておきたいことを記載します。


前日;午後登院、検査(逆子が治っていなかったので入院決定。その移動して後看護師さんに下の毛を処理されます。)、入院手続き、夕食(以降手術翌日の昼までは絶食)


当日;術前診察、昼頃手術(手術は下半身麻酔を背中から打たれ、切開、胎児出産となります。母体は手術台の上のままなので、胎児は測定された後看護師さんの手で顔近くまで連れてきてもらい初対面となります。触れることは出来ません。)

術後1日目;ベットから立ち上がる&歩く練習
=>激痛です。帝王切開の一番の山場ではないでしょうか・・・。私は立ち上がる、が出来ず、、、激痛のなか立ち上がったものの、目の前が真っ暗になり倒れそうになって一時中断。又後でやりましょう、と看護師さんに言われたものの、このままでは赤ちゃんのお世話ができない!とひとり焦って自分を追い込み、ひとり部屋でもがいてしまい、結果この後悩まされる頭痛につながったので、無理しないことが肝心です。赤ちゃんのお世話は退院したら絶対するし、病院にいる間は自分の体最優先にするのがいいと思います。
 立ち上がってトイレに行けるようになると尿管に入った管を外されます。点滴はまだしていました。この日のお昼から全粥からステップを踏んで食事がとれるようになります。

術後2日目以降;頭痛に悩まされる
=>横になっている分には全く問題が無いのですが、起き上がった瞬間に激しい頭痛に襲われます。どうやら硬膜穿刺後頭痛が起こってしまっている様で、ひどいときはごはんも戻してしまっていました。ほんの数メートルの距離のトイレに行くのもしんどく(起き上がる為)頭を上げずうなだれた状態で移動していました。シャワーも浴びたくても浴びられず、清拭のみの日々。4日目くらいに看護師さんの計らいでシャンプー台で頭を洗っていただいたことが本当にうれしかったのを思い出します。(シャンプー台までは車いすで運んでもらいました)水分を取って横になっているしかないとのことで、ひたすら水分を取っていました。その分何度も激痛に耐えトイレに行くことになり動いていたので、安静度合いは中程度だったような。でもそのおかげか退院前には何とか良くなりました。  ちなみにこの期間、頭痛の他に切開した傷の痛みももちろんあります。。

退院後;胸のはりとむくみに悩まされる
=>産後2日目あたりから胸が張るようになってきました。赤子が直乳(直接母乳を飲むこと)がうまく出来ないのに対して母乳が沢山作られているアンバランスが続き、乳腺炎になる不安が出てきました。そこでネットで検索したどり着いたのが桶谷式です。家から一番近い桶谷式母乳相談室を検索し、電話をかけ運よくみてもらえることになりました。していただいた内容は胸のマッサージと赤子の直乳時の確認、赤子の体重測定。胸のマッサージのおかげで痛みと張りが和らぎ、退院日から酷かった顔のむくみが改善されました。むくみは顔のマッサージをしても治らず、精神的に落ちこんでいたので、体と併せて心の健康も取り戻せて本当に幸せな日でした。 
むくみは下半身も帝王切開時の麻酔の後遺症?で術後酷かったので、顔のむくみもその一つだと思っていたのですが、まさかの胸でした。リンパが詰まっていたのだと思いますが、人間の体は症状が顕在化する場所と原因となっている場所が必ずしも一致しない、ということを教えられる出来事でした。

授乳中;乳頭の痛み
=>赤子の飲み方が浅い為乳頭を傷つけてしまっている様で、授乳の度に激痛が走っていました。口にくわえさせるときは体が痛みを察知して強張り、激痛に耐えるために息を止めて咥えさせ、授乳中も痛みを耐えていました。傷口には漢方の軟膏紫雲膏を塗ってケアしていました。


授乳については生後3週間まで頑張っていたのですが、心身疲労の上母子共になかなか良い方向に行かなかった為、今は粉ミルクで育てています。

育児の話はまた別途記録していきたいと思います。

いいなと思ったら応援しよう!

みぃさぎ
お役に立てたならとっても嬉しいです!いただいたサポートはクリエイターとしての活動費、これからもっとよい作品を送り出すための投資にさせていただきます!