#14 フィリピン大学 留学日記 vol.6(2020/01-02)
フィリピン留学25週間目
フィリピン大学での新しい生活、後期セメスターが始まりました。私は現地の友人よりも留学生の友達が多かったので、私がアジア旅行に行っている間に多くの友人が母国へ帰国しました。でも、新しく来た留学生の中にも早速友達がたくさん出来たので、留学後半戦がより楽しみになってきました。
留学生活も約6カ月が経過し、残り4ヵ月となってしまいました。前半戦、悔いなく過ごせたかというと全くそうではありません。もっと頑張れば良かった、もっと勇気を出せば良かったと後悔していることは山ほどあります。でも、過去を悔やんでも何も良いことはありません、この留学後半戦に活かせば良いのです。
これからの留学生活、要はこの4ヵ月で達成したい目標と達成方法を書き記しておきます。公開することで自分の気持ちを引き締めます。
① 安全かつ健康な留学生活を
これは留学当初から一貫して継続してきたことです。毎日ヤクルトと青汁を飲み、適度な運動をし、冒険はし過ぎず(インドとか一人で行ったけど)、早寝早起きのリズムを常に心掛け、とにかく家族を心配させない留学を心掛けてきました。たしかに外生的要因(タール火山噴火やコロナウイルスなど)で心配させたことはあったけど、今のところお腹を壊したことはなく、事故に遭ったこともありません。これからも細心の注意を払っていきます。
② 履修した授業は単位のためじゃない、しっかり学べ
正直に言います、私は前のセメスターで一つの授業の単位を落としました。経済学部の交換留学生なのに経済学の授業を落とすとは、なんとみっともない…。もちろん、それなりの理由があったのと、他の授業の成績は極めて良かったですが、単位を落としたことに変わりはありません。単位のために留学しているわけではないですが、だからといって疎かにしていいかと言われたらそんなことは決してありません。今セメは5つの授業を履修していますが、しっかり単位は取りきって、最大限学んでいこうと思います。今回はグループワークがある授業を取りまくったので、超優秀なUP生と共に頑張っていこうと思います。
③ 英語力の向上、TOEIC920点を大きな目標に
私は卒業までにTOEIC920点を取得したいと思っています。多くの尊敬する先輩方や同期が取得されています。第一関門であるTOEIC730点の基準は満たしましたが、本学で英語の賞を受賞できる英語力基準はTOEIC920点以上であり、一つの大きな目標として1年生の頃から友人と目指してきました。この留学では、授業や友達との会話に加えて、朝晩の単語学習、洋書の読書を継続して行っていきます。まだ英語力はアピールできる程のレベルではないから、もっと自分を追い込んでいかないと勿体ない。
フィリピン生活26週間目
タイトル「ブログ・YouTubeなんてどうせ自己満に終わるけど頑張るよん」
私は現在ブログ・YouTubeチャンネルの二つのメディアでコンテンツを作っています。
私が色々と発信をしたり、宣伝したりしててどう思うでしょうか。
90%の方は「興味ない」と思っていることでしょう。
9%の方は「目立ちたがり屋なんだね」「調子乗ってんのかな?」と思っているでしょう。
1%の方が「役に立った」「刺激になった」と思ってくれていると信じています。
やってる私が一番分かってます。現実は厳しいと。
私は去年の4月に最初のブログサイトを作ったのですが、いくつ記事を書いても誰も見てくれませんでした。どういう人がどのくらい自分のコンテンツを見たのかは、統計情報を見ればすぐに分かります。なので、せめて1人でも良いから誰かの役に立ちたいと思って、みすフォトという名前を使って友達にサイトを公開しました。
Twitter・Instagramを始め、フォロワーの方々が少しずつ見てくださるようになり、これまでに様々な方から様々な形でリアクションをたくさんいただきました。中には、フィリピン大学に留学を考えている方からメディアを通して質問を頂いたりもしました。スマホレビュー動画が再生されたときには、ほんの少しですが収益が発生しました。その時は本当に嬉しかった。
今はまだブログYouTubeも自己満足です。定期的に投稿しているわけではないし、それで稼ごうなんて夢にも思ってないので。ただ、私の目標としては「一人でも多くの人が私のコンテンツを見て、何か知識を得てくれたり、次の行動へのきっかけになったりしてほしい」と思っています。
時には辛辣なコメントやスパムの被害に遭いかけたこともありました。
それでも、これまでと同じように発信は続けていきたいと思っています。
でも、文章力やWebマーケティングも勉強していかないとだなーーーーー。
フィリピン生活27週間目
さっきふと、高校物理で習った「エントロピー増大の法則」を思い出しました。エントロピーとは、熱力学で扱う概念であり、一言で言うなら「乱雑さ」を表しています。エントロピーが小さければ、整頓され秩序がある状態を言い、逆にエントロピーが大きければ、乱雑で無秩序な状態のことを言います。宇宙はビッグバンが起きたその時から、どんどん拡大し、新しい星が出来て、どんどん複雑になり、無秩序へと進んでいます。それが自然の法則なのです。よく例えられるのは、部屋を片付けずに自然の状態にしておくと、どんどんモノが散らかっていくというものです。
この概念を、政治学や経済学にも応用できるのはないかと思いました。例えば、日本は大昔、縄文時代には皆が平等で単純な社会でした。それから時間が経ち人間が増えたことによって、弥生時代にはムラという概念ができました。それにより、貧富の差や争いが生まれ、クニを治めるリーダーが生まれました。数百年後には更に人間が増え、貨幣や憲法などができていきました。時間が経ち、社会の規模が大きくなればなるほど、本来はエントロピーが増大し、無秩序(カオス)な社会に向かっていくのでしょう。でも、私たち人間はこのエントロピー増大を防ごうとルール(秩序)を作り、努力していったとも言えるのではないかと思ったわけです。
私たちはこの先100年、200年、いや10000年と社会の発展を続けていくでしょう。この自然法則は絶対なので、社会の規模が大きくなればなるほどエントロピーも大きくなろうとします。つまり無秩序になるということです。なので、私たちは更なるルールを作り、秩序を守ろうと守らせようとするでしょう。うーん、自分でも何が言いたいのか分からなくなってきたけど、私がアウトプットしたかったのは「一つのコミュニティに存在する個体が多くなればなるほど、それらに秩序を守らせるのは難しいことで、人類はルール(法律)や圧倒的なリーダーシップ、経済的なインセンティブによって、それらを制御してきた」ということかな。
とりあえず、写真とは全然関係ない。
フィリピン生活28週間目
私は先週末から今日にかけて、久しぶりに風邪をひきました。昨今は新型コロナウイルスが流行したことで、マスクの在庫が切れたり、中国人や日本人の入出国禁止国が出たりと、改めて感染症の恐ろしさを思い知らされました。そこで思ったのですが、風邪って何なんでしょうか。医学を勉強しているわけではないので、詳しいメカニズムは分かりませんが、簡単に勉強してみました。風邪で寝てても暇なんでね。
ただの自己満アウトプットなので、読まなくて大丈夫です笑
まず、風邪(a cold)は正式には「風邪症候群(以下風邪)」といい、鼻や喉の急性炎症です。原因としては、原因微生物の約90%がウイルスだと言われています。ウイルス以外にも細菌による感染もあるそうです。
ここからは高校生物の復習ですが、細菌(bacterium)は生物であり、細胞や遺伝情報(DNA)を持っていてウイルスより大きいです。細菌は自己増殖することが可能で、抗生物質(細菌細胞を攻撃する薬)によって治療します。動植物が真核細胞(DNAが核膜で覆われている)であるのに対して、細菌が原核細胞(核膜を持たず、DNAが細胞膜で直接覆われている)という異なる性質を持っているので、抗生物質が有効であるそうです。
対して、ウイルス(virus)は生物ではないと言われています(専門家によるそう)。なぜなら細胞がなく自力増殖ができないからです。ウイルスは細菌よりも小さく単純な構造であり、動植物の細胞の中に入り込んで、彼らの細胞と共に増殖していきます。抗生物質では治療は出来ず、抗ウイルス剤やワクチンによって治療・予防をします。例えば、インフルエンザに罹患した患者を治療する際にはタミフルなどの抗インフルエンザ薬を使います。この薬はウイルスを殺すわけではなく、細胞に入ったウイルスの増殖を防ぎます。なので、増殖を防いでいる間に自分の免疫力で抑え込むしかないのです。またワクチン(予防接種で使われるもの)は、無害化したウイルスを予め体に入れておくことによって免疫力を高め、感染してもウイルスの急激な増殖を防ぐ効果があります。
本題に戻ります。風邪の主要原因である風邪ウイルスが体内に侵入、細胞に感染(寄生)し、増殖することで風邪症候群を引き起こします。風邪ウイルスが感染する場所によって色々な症状が生じます。
例えば…
・くしゃみ、鼻水
鼻の粘膜への感染、体外へウイルスを排出しようとする防御反応。
・せき、喉の痛み
喉の粘膜への感染、体外へウイルスを排出しようとする防御反応。
・頭痛、発熱
体中に感染したウイルスを倒そうと白血球の活動が活発になって起こる反応。
他にも、ウイルスが感染する場所によっては、気管支炎や肺炎、最悪の場合は脳の病気にまで繋がってしまう場合があるそうです。風邪といえど侮れない…。今まで勘違いしていたのですが、頭痛や発熱というのはウイルスによって引き起こされる症状というよりは、ウイルスを追い出すための体の反応だったのです。
一口に風邪ウイルスと言っても、様々なウイルスが風邪を引き起こします。例を調べてみると、ライノウイルスやコロナウイルスが代表的なようです。えっ、コロナウイルス?って思いますよね。現在コロナウイルスは6種類が発見されていて、その内の2種類は過去にSARSやMARSを引き起こした重症化傾向のある新型と呼ばれるもので、他4種類が風邪を引き起こすものだそうです。ですが、感染経路は飛沫と接触であり、現在新型コロナウイルス充分に予防をする必要があるわけです。
ここまで、細菌とウイルスの違いと風邪の主要原因ウイルスについて述べてきました。私は既に風邪に罹ってしまったので、一番知りたかったのは治療法(どうすれば早く治るのか)、一言でいえば「免疫力を高めること」です。風邪をひいたらとにかく休養と栄養を摂ることを最優先にするのが、何だかんだ一番早く治ります。前述したように、ウイルス性の風邪は薬で進行を防ぐことは出来ても、直接治すことはできません。普通は薬でブレーキをかけている間に自分の免疫力で倒すので、安静+栄養補給+水分補給で最強の免疫力を作ることが大事です。
私の風邪はひき始めが2日間と発熱症状が1日で治りました。
具体的に行った対策は、栄養のあるものを食べて、水分補給を一日に3Lぐらいして、身体を温めて、週末だったので11時間寝ました。風邪ウイルスは37℃程度の温度で活動が弱まることが分かっていますので、微熱の時は無理に熱を下げようとせず、むしろ汗をかくぐらい温まりました。発熱は体力や体内水分を消費するので、栄養補給や水分補給は必須です。そして何よりも睡眠が一番免疫力を高めてくれ、逆に寝不足は風邪をひく大きな原因の一つとなってしまいます。
というわけで、ここまでが僕が今日一日で得た知識になります。
風邪をひいても、価値創造していく、それが私。