「ブレイド3」
源田の毎日映画 19日目。いや、ブレイド死なないんかい!!別に死んで欲しかったわけじゃないけど、死なないんかい、、、あの盲目女の「あなたに大丈夫か試してないけど」のセリフの意味はなんだったんだ。完全に自爆で死ぬかと思ったんだけど。でもあのラストは悪くないね。
ストーリーは相変わらず面白い。さすがデビットSゴイヤー。男心をくすぐるセリフと展開の数々。今作はそれに若きライアンレイノルズが加わったことによってレイノルズ特有の軽口のセンスが光ってた。めちゃおもろかった。ただまあ、脚本家途中で変わったのかってくらい詰めが甘い部分もあった。最初に書いた最終兵器の矢のやつもそうだし、ライアンレイノルズが途中でブレイドに聞く「あんたはこの使命を果たしたら何をするんだ」とか、あとあのちっちゃい女の子は結局何の意味があったんだ。ただのレイノルズ拷問用道具としての働きしかしてなくて、なぜドレイクと2人で話すシーンがあったのか。すぐ殺せば良いのに。ただ全体的にはほんとに面白かった。
三部作通しての総評になるが個人的にはこのシリーズは結構好きだが、大衆ウケしないのは分かる。話のテンポが良すぎて薄っぺらく見えてしまう部分がどうしてもある。でもマーベル映画に何を求めてんだっていう話だ。あとアクションシーンが台本くさい。それで良いしめちゃかっこいいんだけどそれを受け入れられない人が一定数いるのは全然分かる。庵野秀明作品でも見とけ。クラブミュージックをバックに戦うのはほんとにかっこいいしテンション上がる。これはジョンウィックにも通づるところがあるだろう。あと話がわかりやすいのも良い。変な用語とかもあんまりないし回想シーンで前作をうろ覚えでもしっかりおさらいしてくれる。観客に親切な映画だ。
ブレイドのリメイクの噂があるが、やるならしっかりやってほしい。はたしてウィズリースナイプスを越えることができるのか期待大だ。