就活生必見!予約800名超え3社合同イベントレポート【自己分析のコツあり】
はじめに
このイベントはG2 Studios、ワンダープラネット、サイバーコネクトツーの3社合同イベントのレポートになります。当日の実況は#G2Xワンプラで学生からコメントもたくさんいただいておりますので、ツイッターでぜひご覧ください。
今回で第3回目ですが、サイバーコネクトツーさんをお招きし、さらにパワーアップしたイベントとなりました。この時期の学生にぜひ知ってもらいたいことを伝えたいと思い、今回は「自己分析」を中心にした内容になりました。
※過去2回の開催レポートはこちら
【イベントレポ】どうなるこの先の就活…!? ゲーム業界2社の人事を相手に今年の就活の悩みを吹っ飛ばせ!
【就活生必見】ゲーム業界2社の人事が語る就活のはじめ方~イベントレポート~
そもそも、自己分析は必要か?
必要である、というのが3社共通の意見でした。
自己分析が必要な理由を2つ伝え、それについてお互いが話しはじめます。
『企業選びの軸を明確にするため』と『自分の考え方や性格を把握して伝えるため』
採用担当といえば、話すことが得意な印象の人も多いのではないでしょうか。
そんな採用担当3人も、口をそろえて、学生の時は自己分析は苦手だったと恥ずかしそうに語りました。「ずっとスポーツをしていて、自分と向き合う機会をとってこなかったので、自分の事でもよく解らなかった」「いろんな人の意見を聞きすぎて、結果自分が何がやりたいのかがわからくなった」等、当時の思い出を振り返ります。
だからこそ、自分のことをよく知る必要があります。しかし、どうやって行えばいいのでしょうか?実際にイベントで説明した内容を紹介します。
1.ライフチャート(モチベーショングラフ)を書いてみよう!
自分の今までの人生を縦軸を充実度、横軸を年齢にして振り返り、自己理解を深めましょう。
<ポイント>
・グラフのどこで何があったかを洗い出す
・何が難しかったのか
・課題に対してどんな行動を起こしたか
・結果どうなったか
ライフチャートの記入例
2.あなたの強みとして思いつくものを紙に書き留めましょう
もし思い浮かばないときは下記を考えてみましょう。
<ポイント>
・他人と比較して得意なことを見つける
・他人から評価されたことを思い出す
・弱みを逆説的にとらえる
└あきらめが悪い=忍耐力がある 心配性=事前準備を徹底する…等
それでは、皆さんが下記に解答するならどのように答えますか?
・自己PR
・学生時代一番力を入れたこと
・志望動機
こちらが面接で聞かれる三大質問です。ぜひ自分なりに解答してみましょう!もし詰まった方は、ぜひ自己分析を再度試してみてくださいね。面接は「お互いの価値観を理解する場」です。お見送りになった=自己分析が悪かったというわけではありません。お見合いと一緒で、どれだけいい人でも、価値観が合わなかったらお見送りになることもあります。自分の言葉で伝えつつ、自分も会社を選ぶ立場ということを忘れず就活に挑んでいってください!
トークセッション
G2 Studios株式会社
ヒューマンリレーションマネジメント
大田 一貴 (以下 大田)
ワンダープラネット株式会社
コーポレート部 組織開発グループ
山本 遼介氏 (以下 山本)
株式会社サイバーコネクトツー
人事室
太田彩菜氏(以下 彩菜)
Q どんな人材を求めていますか?
山本:こういう人と働きたいなというのはあって、簡単に言うと主体性がある人です。新卒であっても、周りを見て、自分から考えてしっかり行動できる能力があるといいなと思いますね。どの職種でも大切にしています。あとは会社と考え方・価値観があっている人と一緒に働いていきたいなと思っています。
大田:弊社も似てますが、自走力ですね。課題にぶつかったときに自分で考えて乗り越えて解決していってほしいと思っています。あとは会社に貢献したいという想い。自分だったらどうやって貢献できるのかを考えて、強みを生かして活躍していってくれるといいなと思いますし、それが本人のやりたいことなのであれば、Win-Winでいいなと思っています。
彩菜:弊社は一言でいうと情熱です!情熱というと、漠然としているように思われるかもしれませんが、この業界を志している方たちは、自分自身がゲームに楽しい体験をさせて貰ったり、エンタメに支えられてきた経験が、少なからずある方がやはり多いと思うんですよね。だからこそ、自分もエンタメへの恩返しをしたいとか、ゲームを通して目の前の人を笑顔にしたい!という飽くなき情熱が一番重要で、そこに繋がる仕事ということに対してやりがいを感じてくれる人が良いと思っています。
Q 提出作品を見ているポイントは?
山本:うちは、作品提出はデザイナーだけです。それ以外の職種は面接で色々聞かせてもらっています。ポートフォリオは会社によって求めているテイストは違うので、自分がまずはどういう強みを生かしていきたいかで作品作りしたらいいのではと思いますね。うちだと例えばアニメ塗ができるか、人だけじゃなくてモンスター、ロボットとか、自分の好きな絵柄だけじゃなくて幅広く制作して基礎画力上げていくとより良いと思いますね!
彩菜:ゲームデザイナー(=プランナー)は、企画書、仕様書、ゲーム作品まであると完璧です。企画書だけを提出頂くケースが多いのですが、弊社の求めるゲームデザイナーはゲーム開発全体の舵取りをする人です。新しい企画やわかりやすい企画書を作ることも役割の1つではありますがやはりゲーム全体への理解や、制作の経験が1度もないというのは判断が難しいです。まずはチームでも個人でもゲーム作品を作ってみることをおすすめしています。
プログラマーもゲームデザイナー同様、作品を提出をお願いしています。こ
ちらも個人作品/チーム作品どちらでも構いませんが、コンシューマの開発
をしたい方はやはりC++まで習得することが望ましいですね。デザイナー
(アーティスト)は山本さんもおっしゃる通り、作品の幅が狭いとその人に
お任せできる仕事が限られてしまうように感じます。作品の幅が見れるよう
に作っていただけるのが大切ですね。
大田:うちはエンジニアとデザイナーです。エンジニアは特に提出作品の言語の指定がないです。じゃあどこ見ているのかと言うと、①どういうことを考えてコードを書いたのか、②なぜ作ろうと思ったのかの背景、③どう作ってきたのかという部分を自分の言葉で説明できるかということです。デザイナーは弊社も同じく内容の幅ですね。ここは3社一緒でしたね。
ちなみにプランナーは提出がないのですが、1個だけやってきてほしいことがあります。それはいろんなジャンルのゲームを実際にユーザー目線で遊んでみること。ジャンルの幅や知識の引き出しを少しでも増やしておくことは、入社後とっても役に立つのではと思います。
最後に
今回イベントの事前アンケートを見ると、「就活に備えるために参加した」という意見が多く寄せられました。コロナウイルスの影響もあり、先輩が就活に苦戦している姿を見ているからか、「不安に思っている」というコメントもありました。しかし、イベント後の感想では、そうした不安が解消され、下記のような前向きなコメントもたくさん頂きました。
・人生の先輩でもある採用担当の実体験は、貴重なお話だと思いました。
・自己分析の仕方や就職活動、面接について詳しく知ることができた
・就活に役立ちそうな情報か分かりやすく説明されていた
・3社のことや考え方を知ることができた
G2 Studiosはついに本選考の募集がスタートします!
エントリーお待ちしております。