【質問回答】2次試験の学習時、過去問解答の自己採点はどうしていたか?
中小企業診断士 2次筆記試験対策について、以前別のところで回答した内容をご紹介します。
雑談的な流れで答えたものを、本記事用に再編集しています。
Q. ふぞろいを使わない場合、どうやって解答の採点をしていたのか?
『けいさんは、2次試験の学習にふぞろいを使わなかったとのことですが、その場合採点はどのようにしていたのですか?』
という内容の質問を受けました。
ふぞろいを使わなかった、というのは以下の記事に書いています。
A. 採点はしていませんでした
はい。2次の学習中は全く採点をしていませんでした。理由は2つ。
ふぞろいのキーワード採点と、当時使っていた『TBC速修2次テキスト・過去問題集』のTBCメソッドの思想が相反していたため。
そもそも採点精度が信頼できるかどうかわからなかったため。
独学の場合だと、解答を自己採点するにはふぞろいを使う以外に思いつかないのですが、『具体(与件・設問の制約条件)→抽象(知識)→具体(記述)』というプロセスを重視するTBCメソッドとは相性があまりよくないと感じたので使わずに終わりました。
ただし誤解してほしくないのは、決して採点は不要、という話ではない点です。当時の私は1年目受験生で本当に時間がなかったため、TBCとふぞろいの両方に手を出すリスクや学習の優先順位を考慮し、あえて採点はしない判断としました。
もし1年目不合格だった場合、2年目は採点も取り入れた学習をしていたかもしれません。また、TBCとふぞろいを併用して合格された方もたくさんいらっしゃいます。
あくまで限られた時間の中でやることを最適化した結果ですので、どれがいいとかダメとかいう話ではありません。
採点する代わりに気を付けていたこと
自分の書いた解答に対して点数を付けることはしませんでしたが、その代わりに
TBCの解説動画で、山口先生の解説と自分の解答作成のプロセスが大きく外れていないか、前回より解説に近づいているかを評価する
模範解答と自分の解答の違いだけを見て一喜一憂しない、なぜその解答になったかに注目する
模範解答と解説を見た後、解答をもう一度記述する。その際、模範解答の文章をそのまま使わず、自分の言葉で書き直す。
という取り組みをしていました。
正直、点数という客観的な指標がないので、合わない人には合わないやり方だと思います。ただ、本当に正しいかどうかわからない自己採点に一喜一憂せず、自分の解答作成プロセスを粛々と高めていくことに注力できた点はよかったと思っています。
ひとつの参考になれば幸いです。
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