食から広がる会話
わたしは今年はじめてGWに海外旅行をした。
行き先は、エジプト。
ついでに言うと、友達との海外旅行もはじめてだ。
エジプトの話はまた今度書くこととして、
今回の主題はエジプトで出会ったコシャリという料理だ。
コシャリは米、マカロニ、短く切ったスパゲッティ、ひよこ豆、レンズ豆などの上にトマトソースをかけて食べるエジプトの料理である。
これにわたしは、毎日食べれるぐらいハマった。
日本に帰国してからも食べたくてたまらず、
先日ようやくコシャリ専門店に行くことができた。
そこはかなりディープな雰囲気だったが、
コシャリはとてもおいしかった!!
1人でコシャリをよほど美味しそうに
頬張っていたのか、店員さんに
「気に入っていただけて光栄です」
と声をかけられた。
嬉しくなったわたしは、
「実はこないだエジプトに行った時にコシャリにハマって、どうしても食べたくなってしまってこのお店を見つけて、ずっと来たかったんです!!!!」
と語り始めてしまい、
さらに大きな熱量で店員さんも
エジプト愛を語ってくれ、
他のお客さんをそっちのけで2人で大盛り上がり。
店内は(なぜか)男性のお客さんしかいない中、
わたしと店員さんが大盛り上がりする
不思議な空間。
店員さんとは会って数分なのに、
お互いのスマホの写真を見せ合いながら
エジプトについて語り合う。
とても平和で幸せな時間だな〜とほっこり。
何を伝えたいのかわからなくなってきたが、
タイトルに立ち返ると
「食から広がる会話」について
わたしは書きたかったらしい。
そうだ、おいしさを分かち合えるということは
とても大事だと思う。
「おいしいね」と誰かと
その体験を共有している時、
その人たちには笑顔が溢れている。
それはストレスが多い社会の中で、
宝物のように大事にしたい瞬間だ。
わたしはよく1人で外食をするが、
とても美味しそうに食べているらしく、
よくお店の人に微笑まれたり、
声をかけられたりする。
家族や友人には1人で外食してるときに
ニヤニヤしてたら変な人だよ〜、やめな!
とよく言われるが、
思いがけない出会いに導いてくれるので
やめるつもりはない。
というか、美味し過ぎて
無表情では食べれない。
これからも、1人だろうが、
誰かと一緒だろうが、
おいしい!という気持ちに素直に
食事を楽しみたい。
そして、その「おいしい!」
経験がもたらす素敵な出会いを大切にしたい。