ドラクエ5
ドラクエ5を昨日クリアしました。
ドラクエ3のリメイク発売が楽しみ過ぎて、発売日までに別のシリーズをプレイしようと思い、まずはDSの4をクリアしました。
この流れで天空シリーズをプレイするかと思ったけど、家に5が無かったので色んな所を探してブックオフで3000円で販売していたので購入し、楽しくプレイしていたら3リメイクの発売日を余裕で過ぎてしまいました。
しかし自分で始めた物語を途中で止める訳にもいかず、目の前に置いてある3をチラチラ見ながら5を進める日々。
そんな精神状態でもめちゃくちゃ面白いのが5の凄い所です。
初めてクリアしたゲームがドラクエ5でした。
それまで色んなゲームを触っては、持ち前の飽き性や諦め癖で一度もクリアした事がありませんでした。
ポケモン緑でチャンピオンロードまで行って「なんかもういいわ」と思ってデータを消したのは、自分でもちょっと怖いです。
PS2版のドラクエ5をプレイしていたのは小学6年生の事だったと思います。
自分の家ではゲームの時間が厳しく決められていたので、よく友達の家に行って進めていました(友達の家にもドラクエ5があって、メモリーカードだけ持っていけばプレイできました)。
途中のボスに何回もやられて(当時はフバーハの効力がよく分かって無くて全然使ってなかった)、もうやめようとも思ったけどなんとかクリアしました。
そこから本格的にドラクエにのめり込み、他のシリーズにも手を出すようになっていきました。
全部のシリーズが好きだけど、やっぱり一番好きなのが5でした。
最初からシリーズをプレイしていくと、ドラクエは一つずつ積み上げて成り立っていると理解できます。1でRPGの基礎を、2でパーティでの冒険の仕方を、3で自分でパーティを作る楽しみを、4でパーティに感情移入できるオムニバス形式になり、5で主人公の人生を体験する。
SNSも無く情報を何も入れない状態でプレイしていたのが良かったのだと思います。攻略サイトなどもほとんど見ていなかった気がする。
特に5は衝撃的な展開が多いので毎回毎回「こんな事になるの!?」と驚いたことを鮮明に覚えています。
次が全く読めない展開が続くのも人生と同じで、主人公と同じように自分も感情を揺さぶられていました。
そして約20年ぶりにプレイ。ほとんどのシーンを覚えていました。
やっぱり当時の記憶が強烈に刻み込まれているな、と思いつつ、少し気になったのが「こんなにあっさりしてるんだっけ」という部分でした。
パパスの最期はもっと絶望感があり、奴隷生活ももっと閉塞感があり、結婚イベントももっと悩み、ブオーンももっと大きかった気がしました。
まるで「主人公が大人になってサンタローズに行くと子どもの頃より小さく見える」という演出(マジで凄すぎる!)を自分も体感しているような感覚。
寂しさもありますがこれが大人になるという事かも知れません。
でも、子どもの頃と変わらず結婚相手はビアンカを選びました。
最初はフローラを選ぼうと思ったのに、結局ビアンカ。何回プレイしてもそうなると思いました。
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