CRプログラムの選考を通じて、”わたしの人生はずっと繋がっているんだなあ”と再認識した話
(潜在的に)ずっと夢だった”ウォルトディズニーワールドで働く”という夢の切符を手にしたわたし。CRプログラムの選考を通じてわたしの人生ってちゃんと繋がっているんだな、と。
CRプログラムに参加する人は、ディズニーが好きな人、海外で働いてみたい人、ディズニー・三越の接客や仕事を学びたい人、日本文化を通じて海外の人と交流したい人なのかなと。というか、ほとんどの人がこれら全ての要素を持っている人なのかなと思う。
わたしも、”ディズニーワールドに住みたい”なんていっているけど、”ディズニーという世界から人が集まるところで、日本文化を世界の人に共有できる”ところにもかなり惹かれていて。
思い返せば高校時代は茶華道部に所属して、活動は特に茶道だったけど、それまで抹茶もあまり好きじゃなかったし、お茶菓子(白餡でできている”ねりきり”とか)も好きじゃなかった(なんで茶華道部入ったのってね)けど、茶華道部での活動を通して、お茶もお茶菓子も大好きになったし、茶道を通じて日本文化の”こころ”を知った気がするの。
茶道において”おもてなし”って、「招いた側が、お客様に対してよい時間を過ごしてほしいって思って準備してもてなしす」だけじゃなくって、招かれた側も、「その店主のもてなしに感謝して、その時間を楽しむ」ことなんだって。お互いがお互いのことを尊重して、一緒に作り上げたその空間がいいものになったら、招いた側も招かれた側も心地がいいよねって。
茶道のこうしたこころが、今でもわたしたちのDNAに残って伝承されている気がしていて。現代におけるカフェでもそう。カフェを作った人は、きてくれる人に少しでも心地の良い空間を提供したいときっと思っている。だから、お客さんとして自分が行く時には、その店主とお客さんの作り出す空間を大切にして過ごすの。どちらか一方が欠けてもダメなんだよね。
CRPにおいても、そんな空間が1つでも多く、成り立ったら嬉しいなと思っている。
大学時代は日本酒について学んでいて。わたしが大学生になった頃、今から10年くらい前(そんなに経ったの?)ってまだ日本酒って”おじさんが飲むもの”っていう印象が強かったんだけど(自分が未成年だったからそう思っていただけかもしれないけど)、今はどうなんだろうか。
どんなふうに作られていて、どんな思いで作られているのかを知ると、たとえ初めは苦手意識があったとしても、好きになることもある。だから、毛嫌いしないで、ほんの少しでも興味があったら調べてみてほしい。
日本酒も焼酎も、似ているようで銘柄1つ1つ全然違う香りや味でおもしろい。作っている人も違うし、産地も違うし、作り手がそのお酒にこめている願いや思いも1つ1つ違う。使用する酵母によっても香りや味が変わるんだよ、おもしろくない?
今は日本国内よりも国外の方のほうが日本酒に興味を持っている方が多いみたいで、海外需要は特に伸びているみたい。
日本館でも日本酒の取り扱いがあるから、大学の時の知識を呼び起こして、日本酒のことをより多くの人に知ってもらえたら嬉しいなあ、と思っている。
それでより多くの酒蔵がより長く繁栄していったらいいなと、微力ながらも自分にできることがあればやっていきたいなと、思っていたりします。
わたしって、どんなことしてきたのかなって、ひっさしぶりに面接を受ける上でいろいろ掘り下げて考えていたんだけど、一見繋がっていないと思えるような点と点が、思わぬところで繋がっていたりして。
ディズニーワールドに住みたいって思って調べて見つけたCRプログラムだったけど、わたしの今までの経験も、そこでのミッションを達成する上で役に立つかもしれない!と思うことができて、何一つ無駄なことなんてなかったし、これまで経験してきたことで、今の自分があるんだなってことに改めて気づけてなんだか嬉しくなったのでした。
なんて、ちょっとカッコよく言ってみたけど、茶道についても日本酒についても学んでいた時からかなり時間が経っているので、もう一度学び直さないといけないなと思っている今日このごろです。
渡米まであと53日!