インターナショナルスクール認可・認定
インターナショナルスクール:小学校一覧 に記載されている学校の認可や認定機関へのリンク集です。
国や教育委員会等による認可
WASC:The Western Association of Schools and Colleges (米国系)
https://www.acswasc.org/
-----------------------
NEASC: The New England Association of Schools and Colleges (米国系)
https://www.neasc.org/
-----------------------
ISI: Independent Schools Insepectorate (英国系)
https://www.isi.net/inspections/bso
-----------------------
COBIS: The Council of British International Schools (英国系)
https://www.cobis.org.uk/
-----------------------
CIS: Council of International Schools
https://www.cois.org/
-----------------------
CBSE: The Central Board for Secondary Education (インド系)
https://www.cbse.gov.in/
-----------------------
文部科学省 教育課程特例校制度
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/tokureikou/
-----------------------
ACSI:Association of Christian Schools International (キリスト教系)
https://www.acsi.org/
>> Find-a-school
-----------------------
教授法・カリキュラム・検定
IMC: The International Montessori Council (モンテッソーリ系)
https://www.montessori.org/imc/
-----------------------
CAIE: Cambridge Assessment International Education (英国系)
https://www.cambridgeinternational.org/
Cambridge Primary (5~11歳)
CLSP: Cambridge Lower Secondary Programme (11~14歳)
IGCSE: International General Certificate of Secondary Education (14~16歳)
O (Ordinary) Level (14~16歳)
AS (Advanced Subsidiary) Level (16~19歳)
A (Advanced) Level (16~19歳)
-----------------------
IB: International Baccalureate
https://www.ibo.org/
IB-PYP: Primary Years Programme (3~12歳), since 1997
IB-MYP: Middle Years Programme (11~16歳), since 1994
IB-DP: Diploma Programme(16~18歳), since 1968
-----------------------
IPC: International Primary Curriculums (IBから派生・英国系)
https://fieldworkeducation.com/
-----------------------
SENIA: Special Education Network and Inclusion Association (特殊教育)
https://www.seniainternational.org/
-----------------------
無認可の学校について
無認可=教育の質が担保されていない教育レベルが低い学校、ではありません。
様々な教育認定機関が教育の質を保証してくれますが、認定を受けるには認定機関の基準に沿った施設や設備、有資格職員、組織運営、財務状況などの要件を満たすための実績を作るまでの時間や投資が必要です。膨大な申告書類を作成するためのスタッフや、基準を満たすためのアドバイスをするコンサルタントを雇わねばならない場合もあります。審査員が来日して何日もかけて学校を視察するので、申請そのものにも費用がかかります。そもそもカリキュラムや評価の仕方などが、自校の教育方針と合わない場合もありえます。
開設して間もない学校や、学校の規模や経済状況、教育方針や考え方によっては無認可のままでいることを選択している学校もあります。認可や認定により教育の質や教育内容がある程度はわかります。無認可校は独自の基準で特徴ある教育を行っていることが多いので、無認可校こそ気になったら一度見学に行ってみることをお薦めします。無認可校の中には校長先生が信念を持って小規模で手厚い教育や、新しい教育方法を実践している学校もあります。
私が娘をモンテッソーリ・スクールに通わせ始めたたときは、まだIMCの認定もなく全くのフリースクールでした。認定を受けるために学校らしい設備が整った良さはある反面、認定に拘るあまり学びの自治が失われてしまった感じもしました。無認可だと進学先が心配な方もいるかもしれません。大学進学を控えた高校生の場合は事情が異なりますが、小学校では学校が無認可で困ることはありません。
日本の文科省のよさは適度に間抜けで、無認可の学校を取り潰さないことです。海外にはフリー・スクールの生徒やホームスクールの生徒にも標準テストを受けさせて基準点を満たすよう求めたり、教育内容を報告させたりする教育委員会もあります。日本は無認可校に対しては良くも悪くも野放しで、図らずも教育の自由があることは諸外国と比べとても恵まれています。
認可が気になるのであれば王道は公立小学校です。教育メソッドに関しては既に確立したカリキュラムを持つものから、そこから派生したもの、改良したもの、新しい教育法を実験中のものまで乱立しています。認可・無認可に関わらず教育理念を実践出来ている学校もあれば、道半ばの学校、程遠い学校もありますし、子供との相性もあります。また、学校の雰囲気は毎年変わるものです。
認定団体のリンク先を見るとどのような基準で認可をしているのかがわかりますが他人がつけた認可・無認可は参考にしかなりません。例えば、信者のご家庭には宗教の要素は大事なことかもしれませんが、無宗教のご家庭には宗教の授業は関係ないもの、もしくは避けたいものかもしれません。ご自身の教育方針の中で大切な項目、不要な項目をもとに保護者が自分の目でしっかりと学校を見て、マイ認可・マイ認定を基準にして学校を選ぶとよいです。