「あゝ今日も、頭の中だけいそがしい・・志ん朝師匠フォーエバー・・」
二時間ほど前のことなんだけどサ。
「亭主の出勤くずり」塩梅がいつもより強いのよ。
こいつぁ、ちょっと打診してみっか。つーことで、昨夜の就寝時間、眠りの質を聞いて、顔色及び表情を観察。
休んだ方がいいレベル4(5段階)と判定。
オレ「休んでオレと◯◯クリニック行くぅー?」(休むときは医療機関の領収書を提出するルールがある)と投げるも、
亭主「行かない!」
オレ「ふーん・・」
だけど、
亭主「オレは今日もあの仕事をするのか・・・」
どんより花曇りの本日、お気持ちお察しいたしやす・・・。
亭主は脳内で葛藤してる。
モーレツ時代が下地の昭和生まれの、レトロな刷り込みが敵と見た。
やだねぇ。。
でも。
なんとかライトダウンジャケットを着て、玄関まで歩く亭主。
その背中に、
オレ「・・主君のため、御家のため・・・なんて時代は終わったんだよ!お前さんが会社のため、社長のため、なんて思っててもね、体壊したって社長が何かしてくれんのかい?とりあえずご飯食べてみて、イヤだな…って思ったらビール頼んで飲んで帰ってくんだョ!今は令和なんだョ、いいねッ!」
ご存知、志ん朝師匠の・・・どの噺か失念・・・ま、マクラの引用です。
江戸の長屋のオカミさん風でやってみやした。
あ、亭主の始業時間過ぎてる。
呑んでんのか、仕事してんのかはわかんないけど、どっちにしろいい結果。
あゝ、志ん朝師匠。ありがとうございます。