三姉妹の母になりました。料理の時間が捻出できません。
はじめましての投稿なので自己紹介的なことから。
1歳年下の夫、9歳・5歳・0歳6ヶ月の三姉妹、実両親、犬を含む、7人と1匹で、3年ほど前から私の実家で同居しています。
41歳で3人目の子供を出産しました。高齢です。高齢出産です。しんどいです、何がって身体が。妊娠中もしんどかった。
上の2人のときも、なかなかにつわりが重くつらい思いをしましたが、それを乗り越えれば元気。平日はハードに働き、休日はしっかり遊び、会いたい人にも、どんどん会いに行く。
なので、私は元気なんだ、と思ったりもしていたのですが、それは思い違いでした。ただ、若かっただけ。若さが私の元気の源だっただけ。
40歳の妊娠、41歳の出産・育児は、それはそれは、きつい。想像の遥か上。
妊娠初期はつわりに寝込み、妊娠中期は子育てと家事と仕事で精一杯、妊娠後期はちょっとの移動もしんどくてすぐに休憩、横になる。30週くらいから、早く産みたい、もう今すぐ産みたい!と思う日々でした。
お産は軽く、産後も順調。ただ、疲れる。
ほんとうに、疲れる。
深夜2時間おきの授乳。3日間徹夜でぶっ通し仕事することも多かったので、上の子達のときは、正直、余裕でした。眠いけど、しんどいけど、まあ、なんとかなる。
が、今回はだめ。
眠い。眠い。食事中にウツラウツラしてしまいそうなくらい眠い。ソファに座ったと同時にもうまぶたは閉じている。抱いた赤子を落とさなかったことが奇跡かと思えるほどに、いつも眠たかった。
そんなわけで、小学生長女の宿題や持ち物のチェックをしたり、幼稚園児次女の弁当作りや送迎をし、上2人それぞれの習い事の送迎をしつつ、赤子のお世話をすることだけで精一杯の日々。掃除は、土日に夫がしてくれるまで、クイックルワイパー(乾燥とウェットのW使い)でごまかしつつ、そーっと過ごす。食事は、同居の母に頼り切り。
産後1〜3ヶ月位は、少し後ろめたさはありつつも、みんなのあたたかいフォローに甘んじていましたが、4ヶ月位になると「そろそろ、家のこともなさってはいかがですかね?」という圧を感じ……。いや、夫も母も、そんなつもりはないと言ってくれますがね、そうも言ってられなくて。
そんなわけで、産後4ヶ月から、家事を本格的に再開することにしました。
っといっても。そこは両親との同居。
共用スペースは母が掃除してくれるし、食事も持ち寄り。なので、「メインを作って、副菜を作って、酒のツマミと、子供の好きなものと…」みたいなところまでは考えなくて良いありがたい環境。母が「今日はメインが辛くて大人向けの味付けだから、子どもたち用のメイン作って〜」とか、「メインはフライをするから、副菜でなんか作ってね〜」といった感じ。
これくらいなら、できる! ありがたい!! と思っていたのですが。
甘かった。
繰り返します。
ベースには、小学生長女の宿題や持ち物のチェックをしたり、幼稚園児次女の弁当作りや送迎をし、上2人それぞれの習い事の送迎があります。その合間に、0歳三女のお世話をします。
さらに、その合間に、料理をします。
いや、できません。
できないんです。
できてる方もたくさんいるでしょう。実際に4人のお子さんを育てながら、親のフォローもなく日々をこなしているママ友もいます。しかも若い。可愛い。
なんで、私にはそれができないんだろう? 私が欠陥品だから?
そうかもしれない。いや、そうに違いない。
…と、開き直ったところで料理は完成しないので、解決法を探りました。
▶0歳三女を保育園に入れる……まだもうちょっとそばに置いておきたいっす
▶上の子達の習い事の送迎をしない…ひとりで出歩かせるのは不安っす
▶睡眠を削る…これ以上は無理死ぬ
もうね、41歳のイヤイヤ期。
そんなところに見かけたのが、2児の母で仕事にバリバリ復帰している友人のFacebook投稿。
電気圧力鍋を買ったら、人生が変わった!!
という内容。
聞いたことある。電気圧力鍋。悪い噂はあまり聞かない。電気圧力鍋。
電気圧力鍋。電気圧力鍋。電気圧力鍋。
それからというもの、授乳中はスマホで「電気圧力鍋」にまつわる様々なことをググり、調査に調査を重ねました。(続)