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What's 総合計画 #01

今更ですが、総合計画とは何か。
検索すると以下のような解説が出てきますし、各自治体でも概ね似たような説明がHPのどこかしらに書いてあります。

総合計画とは、地方自治体が行政運営の指針として策定する計画で、地域づくりの最上位に位置づけられます。自治体の全ての計画の基本となるもので、自治体が目指すべき都市像や施策、事務事業などが記載されています。

対自治体営業を始めますよ!となった際に外部専門家に顧問としてノウハウを聞いたわけですが、その時説明いただいたのが『企業でいうところの中期経営計画』に相当する。といった説明。実際に自治体と向き合うようになって、数年経ちますが特に違和感はないので民間企業の方は「中計みたいなもの」という理解で大きくはずれていないかと思います。

総合計画は、一般的に「基本構想」「基本計画」「実施計画」の3層で構成されています。

基本構想は概ね10年程度、基本計画は5年くらい、実施計画は3年くらいのようです。それぞれ、以下のような内容になります。

  • 基本構想:自治体の現状や特性を踏まえ、将来像やまちづくりの基本的な方向を示す

  • 基本計画:基本構想を踏まえて、個別課題を解決するための施策を示す

  • 実施計画:基本計画で定めた施策の実施年度や事業量、実施方法などを具体的に示す

総合計画を作成する際は、市民の意見を反映することが重要と言われているため、住民のアンケートやワークショップ、パブリックコメントなどにより、市民の意見を広く求めて策定することが基本となります。

ちょっとこれだけだとイメージがつかないと思います。
ネット検索で簡単に出てきますので、まずはご自分の住む地域の総合計画を「こんな計画立てているのかぁ」くらいでななめ読み(ページ数がなかなかのボリュームになっていることが多いので、概要版とかあればそっちをざっとみる)してみるのが良いかと思います。

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