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【YouTube】動画を投稿した後に分析したいポイントとは?

今回のテーマは、こちらです!

「YouTubeチャンネルに動画を30本投稿した後に、特化する方向を決めることが大切」

というお話をさせていただきます。

YouTubeチャンネルを運営されている皆さん!

「いま運営しているチャンネル、もう少し伸びてくれたら良いんだけどなぁ~」

とお考えではありませんか?

今回の動画では、おもに動画を30本以上、ご自身の運営されているチャンネルにアップされている方々に向けたお話です。

ズバリ!

「今でもチャンネルは伸びているけれど、もう少しぐんぐんと伸びていってくれると良いのになぁ」

という方々を対象に、チャンネルの成長の期待値を、少しでも高められるアイデアをご紹介します。

ちなみに、期待値を高めるという趣旨ですので、
「今回の方法を実践すると、必ずチャンネルがぐいぐい伸びます!」
という確約をするものではございません、あらかじめご了承ください。

【1】30本の動画を分析する2つの観点

前提として、あなたのYouTubeチャンネルで、これらを満たしているものとしてお話しさせていただきます。

(1)何を・どうやって伝えるかが決まっている
(2)誰に伝えるかが決まっている
(3)上記(1)(2)を踏まえ、ジャンルの一貫した動画を30本以上アップしている

その上で、今回のお話は

「アップした30本以上の動画から何を分析して、今後にどのように役立てていくか?」

というお話から進めさせていただきます。

まず、30本の動画に対して、コレをやっていただきます。

「放置!」

30本目の動画をアップしたら、とりあえずその30本の動画には、何もしないでください。

30本をアップしたあと、すでに何かをされてしまった場合は、その作業を、ひとまず止めてください。

期間の目安は「1週間」です。

何もせずに、1週間ほど放置してください。

なぜかと言うと、30本以上の動画に関しては、公開して「しばらく後」のデータも含めて検証したいためです。

でも、30本目をアップしたあとの1週間は、必ずしも動画投稿を休む必要はありません。

アップしたい動画があるならば、31本目以降をアップするのは自由です。

「最初の30本の動画はイジらずに、少し放置して様子を見る」

ということです。

さて。

30本目をアップして1週間経過したら、その30本分のデータを分析しましょう。

検証するのは「YouTube studio(ユーチューブ・スタジオ)」と呼ばれる管理画面です。

ここで各動画の再生回数や視聴時間などが見られます。

1本目の動画は何回再生、平均再生時間は何分、といったデータが、動画ごとに異なって表示されているはずです。

仮に、30本全部の動画の再生回数が全て同じ、平均再生時間も全て同じ、という場合があれば、

「奇跡」

だと思います。

よほどの奇跡が起こらない限りは、アップした30本の動画の再生回数や視聴時間が同じになることはありません。

再生回数や平均視聴時間、そして、動画からのチャンネル登録者数は30本でバラバラになるハズです。

そのうえで。

30本の動画に関して、何をすれば良いのか?

おすすめは、2つの観点からデータを見てみることです。

(観点1)再生回数が特に多い動画

まずは、30本の中で、特に再生回数が多かった動画を挙げてみましょう。

目安としては、30本の動画の中での上位1割、つまり「3本」です。

あなたのYouTubeチャンネルの30本の動画の中で、特に再生回数の多い動画は、どんな動画でしょうか?

何のネタを扱った動画で、どんな撮影の仕方をして、何分ほどの尺の動画でしょうか?

とにかく、上位3本の動画が、他の動画と比べて「何が違っているか?」というポイントを探ってみてください。

例えば

「テレビで最近取り上げられたネタを扱っている」
「同じジャンルの大手のYouTubeチャンネルで扱った話題を扱っている」
「他の動画よりも尺が1.5倍ほどの長さである」

などなどです。

(観点2)チャンネル登録のきっかけになった回数がとくに多い動画

次は、30本の動画の中で、チャンネル登録のきっかけになった回数が、特に多かった動画を探してみましょう。

始めてYouTubeチャンネルを立ち上げて、そこからの最初の30本ならば、ほとんどは

「この動画からのチャンネル登録の回数はゼロ」

という場合も多いかも知れません。

それでも、チャンネル登録のきっかけになった回数が特に多かった動画があれば、こちらも上位1割で、3本を調べてみましょう。

特に登録のきっかけが多かった動画には、他の動画と比べて、どんな要素があったでしょうか?

「動画のはじめから1分ほどで、チャンネル登録を促すお願いを入れている」
「YouTube検索からの視聴が多い」
「動画の内容が、世間で大勢に支持されている説とは異なるものである」

などなどです。

また、もしも30本中30本すべての動画で、チャンネル登録に1回も繋がっていないという場合も、お気持ちを落とさなくて大丈夫です。

ジャンルによっては、初期の頃のYouTubeチャンネルはなかなか伸びづらいものです。

なので、チャンネル登録に繋がった動画が1本も無い場合は、観点2は、このように置き換えてみてください。

「30本の動画の中で、平均再生率が特に高い動画はどれか?」

つまり、

「30本の動画の中で、試聴された割合が特に高いものの上位1割は、どの動画か?」

という観点です。

言い換えるならば

「チャンネル登録は無いながらも、視聴者の方々の興味の度合いが高めだと思われる動画」

ということです。

さて。

2つの観点それぞれで、上位1割の動画をピックアップできたでしょうか?

これらの動画、のべ6本ほどの動画のデータをもとに何をするかは、後半のパートで考えていきましょう!

【2】チャンネルの成長を狙う場合の広げ方のアイデア

さて。

前半では、30本の中から2種類の動画をチェックすることをお勧めしました。

(観点1)再生回数が特に多い動画
(観点2)チャンネル登録のきっかけになった回数がとくに多い動画

ここで、恐縮ですが私が携わっているYouTubeチャンネルの事例をご紹介します。

私が実際にチャンネル登録1,000件を達成したチャンネルでは、30本の段階で、特定の動画に対して、この2種類の特徴が特に顕著に出ました。

(観点1)再生回数が特に多い動画

こちらは特に

「そのジャンルにおける最新情報」

をメインにお話ししている動画で、再生回数が大きく伸びました。

最新情報と言っても、著作権や肖像権などには注意しなければなりませんので、その範囲内でという制約はあります。

でも、そのジャンルにおける最新情報の動画は人気があったので、そちらは

「新規視聴者の獲得」

を目的として、30本以降も継続することにしました。

(観点2)チャンネル登録のきっかけが特に多い動画

こちらは、概要を述べるならば「そのジャンルのファンの方々の定説の一つを、いくつかの根拠をもとに否定した動画」でした。

もう一度繰り返しますね。

「そのジャンルのファンの方々の定説の一つを、いくつかの根拠をもとに否定した動画」

言い換えるならば、

「この説って有力だけど、●●を理由に違うと思うんです」

そういった動画でした。

実はその動画は、なんと30分以上の長さがありました。

でも、平均で8分ほど試聴されていました。

その後、動画の公開から1年ちょっとはデータを追いかけていましたが、ありがたいことに数千回の規模の再生回数をいただきました。

その数千回の視聴においての「平均」が8分だったので、多くの方々に注目していただけたのかなと喜びました。

そして。

チャンネル全体の登録者数のうち、およそ2割が、この動画たった1本から登録してくださった、という結果でした。

あくまで個人的な予想に過ぎませんが、観点2におけるこの動画が伸びた原因となったのは、この2つだったのではないかと分析しています。

(分析1)強く支持されている説とは反対方向のお話である旨をサムネイルやタイトルに含め、意外性をアピールして注目されたのではないか?

(分析2)動画の中で話しているテーマについて、可能な限りの根拠を示し、思いつきや「釣りタイトル」でないことを示したからではないか?

ちなみに、YouTubeなどの用語で「釣り」というものがあります。

こちらは魚をとる「あの釣り」ではなくて、

「サムネイルやタイトル、冒頭の内容などでユーザーやフォロワーの興味を惹きつけ、実際はあまり関係ない内容に誘導すること」

などを指しています。

エイプリルフールの嘘企画だとか、年に1回程度のドッキリなら、自己責任で良いと思います。

ただ、あまり多用しすぎると、低評価が増えたり、視聴者の方々が離れていってしまうリスクもあるので注意が必要です。

さて。

特定の動画が特に伸びたということで、私はその後は、伸びた動画に関連する動画を増やしていくことにしました。

具体的には、このような広げ方でした。

広げ方の例として、ここでは

「サンドウィッチの作り方チャンネル」

という、架空のYouTubeチャンネルを例に挙げて考えてみます。

(広げ方1)伸びた動画と「同じキーワード」を扱った動画

例えば「サンドウィッチ レシピ」というキーワードの動画が伸びた場合を考えてみます。

その場合の「同じキーワード」というのは例えば、

「サンドウィッチ レシピ アレンジ」
「サンドウィッチ レシピ 時短」

などです。

サンドウィッチのレシピに対しての注目度が高いならば、レシピをさまざまな方向性でアレンジする動画も、伸びるかも知れませんよね?

あるいは、忙しい方にとっては時短レシピもニーズがありそうです。

(広げ方2)伸びた動画のキーワードより「1段階広いキーワード」を扱った動画

「サンドウィッチ レシピ」から1段階広いキーワードは、例えば

「お弁当 レシピ」
「ランチ レシピ」

などです。

少し具体的にいうならば、サンドウィッチというメインのメニューだけでなく、サンドウィッチのお弁当全体の栄養バランスを考えたレシピのアイデアもニーズがあるかも知れません。

また、

「サンドウィッチのレシピにニーズがあるなら、範囲を広げて、ランチのレシピというものに対するニーズも大きいのかも知れない」

という予想・仮説のもとで、

「ランチのレシピを求めている方々に対して、サンドウィッチのレシピをご紹介する動画」

という切り口からでの発信もありだと思います。

(広げ方3)チャンネルのジャンルにおいて、伸びた動画のキーワードと「同じような重要度」の動画

重要度と言っても、個人個人の捉え方によって様々かも知れませんね。

この場合は「位置付け的に似ているもの」などとお考えください。

「サンドウィッチ レシピ」の例で言うならば

「おにぎり レシピ」
「おかず レシピ」

などです。

サンドウィッチのYouTubeチャンネルで、おにぎりを扱うには少し注意がいるかも知れませんが、例えば

「おにぎりみたいなサンドウィッチ!ごはんサンドの作り方」

などが一案かと思います。

あるいは、おかずの場合は、

「サンドウィッチに合うおかず●選」

なんていうテーマも良いと思います。

これは戦略シミュレーションゲームがお好きな方くらいにしか伝わらないかも知れませんが、

「ある場所で味方の拠点を作れたら、そこを中心に陣地を広げていく」

といったイメージに近いでしょうか。

皆さんは戦略シミュレーションゲーム、やったことありますか?

この広げ方を意識しつつ、私は自身の携わるチャンネルで、週に2本から3本のペースで、

「SNSで宣伝しない」

という点を大切に、30本以降も継続してアップしてきました。

ちなみに。

「なぜSNSで宣伝しないのか?」

という件にも理由がありますので、そちらはまた、別の動画でお話しさせていただきます。

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