mixi2リリースで考える「SNSの発信内容」の使い分け
皆さんこんにちは。
妙高Web屋の宮下です。
先日、2024年12月16日に新しいSNSがリリースされましたね。
名前がmixi2(ミクシーツー)で、SNS創世記からmixiをご存じの皆さんにとっては懐かしいリリースになったかと思います。
mixi2は、元祖mixiをリリースしたMIXI社からリリースされました。
2000年代中盤、2006年のmixi株式上場を機にSNSが日本国内で本格的に浸透してきたと言えるでしょう。国産SNSで、大規模に普及した事例としては初めてと言っていいのではないでしょうか。
その後2010年代にFacebookやTwitterなど他のSNSに対抗される形となり、元祖mixiのシェアは減っていきましたが、このたびmixi2のリリースに至りました。
mixi2は元祖mixiとは違い、タイムラインや画面表示はどちらかと言うとTwitter寄りです。元祖mixiは日記やコミュニティ機能がありましたが、つぶやき機能(mixiボイス)は後付けでした。mixi2はTwitterやBlueskyに近い感じで、つぶやきみたいな投稿が表示されます。
Twitterと大きく違うのは、投稿が表示されるのがほぼ時系列順である点です。私の見ている限り、19秒前、3分前、44分前、1時間前といった具合に表示されます。
ほぼ時系列順で、フォローと発見の2つのタブがあります。「フォロー」タブには、フォローしているアカウントやコミュニティの投稿が表示されます。
「発見」タブはフォローしてなくても話題になった投稿を表示しているようです。これも時系列順で、5秒前、19秒前、20秒前といった具合です。
Twitterのようにおすすめ投稿が最上部に表示されることはありません。
mixi2は、フォローしているアカウントの投稿を時系列順に表示してくれるので、自分の関係する領域以外のことを気にしなくても済むプラットフォームと言えるでしょう。
私はビジネスパーソンの方から招待リンクをいただき、リリース当日にmixi2を利用し始めました。新しいSNSとして、しばらくは機能を見極めていこうと思っています。投稿する内容の方向性もだんだんと考えていこうと思っています。
今日のテーマは、mixi2に関連して、SNSで発信する内容の使い方分けです。
SNSで発信する内容は使い分けをした方がいいのです。
例えば、Twitterには短文のつぶやきを投稿し、短い言葉でのやり取りをするのに適しています。日常の出来事を知らせるアカウントとして向いているでしょう。
Instagramは画像や動画でビジュアル的に見せるのが肝です。食べ物や風景を載せている方が多いですし、ビジネス利用ではお仕事のことも差し支えない範囲で投稿されている方もいます。
Facebookは実名登録で、近況報告など、実名と共にその人のことを詳しく知ることができるような内容を投稿されている方が多いです。
mixi2に関しても、投稿する内容を他のプラットフォームとは分けて投稿していこうと思っています。
SNSごとに投稿内容を分ける理由は、限られた内容だけを投稿するのであれば、限られたプラットフォームだけでいいからです。
例えば、新商品発表を全く同じ文言と写真で投稿するのであれば、1つか2つのプラットフォームで十分です。
バズりたいのであればTwitter、実名で知ってくださっている方々に届けたいのであればFacebookやFacebookページで発信すればいいでしょう。Instagramも同様です。わざわざそれ以上のメディアに、同じ文言・同じ切り口で投稿する必要はないと思います。
これは、テレビの民放各局で全く同じ番組を放送しているような状態に似ています。複数のプラットフォームで見ていただきたいのであれば、見せる角度や切り口を変えるのが大切です。
例えば、Facebookはビジネス向けの情報発信に向いています。良い意味で硬い内容、プレスリリース的な内容を発信してみる。
一方でTwitterに関しては、どこどこ社がどんな商品を発表するのか、そういう単的なことだけをお伝えして、「●●が■■するんだね」と分かってもらう。
「●●社さんがこういう新商品を出したのか」
「このお店で来月から新しいメニューが食べられるんだね!」
という情報が短文でパッと見て分かりやすく、必要に応じて写真や動画を添えて拡散してもらえるようにする。それがTwitterでは大事です。
Instagramもパッと見て分かりやすい内容で、感情を喚起する。例えば飲食店なら「食べに行きたい」「買いに行きたい」と思わせるのが必要です。新商品が発売されただけで終わってしまうのはもったいないと思います。
InstagramではFacebookやTwitterでやっていないような、食品の「シズル感(この場合は美味しそうと思わせる演出という意味)」を出してみる。あるいは食べ物を扱っていないところなら「行ってみたい」「遊んでみたい」と思わせる。テーマパークなら、遊んでいる人目線でのカメラ映像、「ジップラインでこんな景色が望めます」などが良いですね。公園が高台にあるなら、高台から見下ろした町の風景を「皆さんも一度来てみませんか」とPRするのも有効です。
Threads、Bluesky、mixi2など、プラットフォームに応じて使い分けるのも大事です。
1つの話題・テーマで、見せ方を変えることで、見込み客の方々は「Facebookでは詳しい文章で伝えてくれる、Twitterでは拡散で様々な人の感想も見られる、Instagramでは美味しそうな動画や写真が見られる」など、様々な捉え方をしてもらえることでしょう。
こういった「SNSのプラットフォームごとに伝え方・切り口を分けてみる」という発信手法は、購入行動・来場・来客・イベント集客に活用できます。
なので私のmixi2アカウントでの投稿も今後検討し、徐々に継続していきます。
宮下のmixi2アカウントはこちら!
参考までに私のmixi2のアカウントをリンクしておきますので、お気軽にフォローしてください。
(※2024/12/17時点ではスマートフォンからのアクセスを推奨いたします)
ありがとうございました。
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