【アルビレックス新潟】数学ガチ勢が分析!2024年ルヴァン杯はどれほど「歴史的激闘」だったのか?
こんにちは!
妙高Web屋の宮下です😄
先日行われたJリーグYBCルヴァンカップ「アルビレックス新潟-名古屋グランパス」の試合🏟️
観戦された皆さん、おつかれさまでした!
以前からSNS等でお伝えしてきた通り、私も国立競技場に行ってきました。
それで。
特に新潟県内のスポーツニュースなどで伝える時に、キャスターやアナウンサーの方々が添えてくださっていたワードがあるんです。
まず一言。
ひとりのサポとして、国立競技場で観戦した者として。
「歴史的」とまで評価していただけるのは、あの場を作り上げていた6万2千人のうちの1人として、正直に嬉しいです。
そういった意味で、ありがとうございます✨
ところで…。
あくまで「クリティカルシンキング」の一種として、試合を終えて数日がった今、あえて検証してみたいのです💡
今回の記事では、こちらを検証してみます!
まず試合結果から
決勝の試合結果はこちらです🏟️
さらに細かく見ると、こうなります💡
前半(〜45')
31':永井 謙佑(名古屋)
42':永井 謙佑(名古屋)
後半(〜90')
71':谷口 海斗(新潟🦢🟧🟦)
90+11':小見 洋太(新潟🦢🟧🟦)
延長前半(〜105')
93':中山 克広(名古屋)
延長後半(〜120')
111':小見 洋太(新潟🦢🟧🟦)
合計6ゴール。
すべて私が観戦していた「カテゴリー7(南)」の側で決まりました🥅
過去の結果を振り返る
次に、2024年の結果を過去のルヴァン杯(旧称・ヤマザキナビスコ杯)の結果と比較してみます💡
延長&PKで決した事例
まず、延長も含めて引き分けに終わり、PK戦で決した試合は2024年の新潟-名古屋で「8例目」とのことでした。
過去32回で8例ということは、4年に1回。
個人的な意見で恐縮ですが、多過ぎもせず、少な過ぎもせず。
ここまででは、なんとも言えないというのが本音です。
総得点6(延長終了で3−3)という結果
次に。
上記にて8例あるとお話しした結果のうち、総得点数をみてみましょう。
私の調べによると、4−4以上の総得点で延長終了&PK戦へと進んだ試合は見当たりませんでした。
また。
PK戦を待たずして勝敗が決した中でも、2024年の新潟-名古屋の試合より多い総得点数となったのは過去2例のみ。
2戦合計で勝敗を決した鹿島-磐田の1997年(合計7−2で鹿島さん優勝)。
そして磐田-広島の2010年(5−3で磐田さん優勝)。
なので2024年の新潟-名古屋の試合は「総得点数だけを純粋に見るなら3位タイ」とも考えられます。
総得点数だけなら、ですけどね💡
ゴールの数だけ、少なくとも得点した側のサポーターからは地鳴りのような歓声が上がります。
そういった意味では「3−3でPK戦へ」という試合は、感情の起伏が3+3で6回は起こったことになると考えられます。
延長終了3−3(4PK5)で一致する過去の2例
さて。
2024年の新潟-名古屋の試合以外で、延長終了時点で3−3からPK戦へ突入した事例は過去2つあります。
比較的直近では、2019年。
札幌-川崎の試合で、川崎フロンターレさんが優勝した試合🏟️
前半10分で札幌さんが先制しましたが、90分までのうちに川崎さんが2点を返しました。
このまま終了か…、という後半ATの展開で札幌さんが同点ゴール!
延長線に持ち込んで、札幌さんが勝ち越しゴールを決めましたが、延長後半で川崎さんが再び同点に追い付きました。
そしてもう1例は、1996年。
V川崎-清水の試合で、清水エスパルスさんが優勝した試合です🏟️
試合は68分まで動かなかったようですが、先制は清水さん。
長谷川健太監督って、選手時代からリーグ杯と相性が良かったのかな??
さて。
清水さんが81分までに2点を先行!
ところが、残り数分でV川崎さんが立て続けに得点。
延長戦に突入したわけですね。
延長戦で清水さんが再び先行しますが、V川崎さんがビスマルク選手のゴールで同点へ🙏✨
最終的にはPK戦で清水さんの優勝となりました。
ということで。
試合の展開としては、2024年の新潟-名古屋の決勝は後者の、V川崎さんと清水さんとの決勝戦に似ているのだと考えられます。
結論。
あえて「結論。」と、見出しに句読点を付けさせていただきますm(__)m
前提として、新潟サポ目線の主観で言うなら文句なしで、2024年の新潟-名古屋の試合はサイコーの試合だったと思います💡
そうではなくて。
できる限り客観的な視点を持って過去と比較した場合に「まぁ似ているかな?」といえる事例が30年以上の中から1例しか見当たらないという点からして、2024年の新潟-名古屋の決勝は、
という結論に、ここでは纏めさせていただきます。
ただし!
どの試合が最高の試合だったかは、人それぞれ。
逆転に次ぐ逆転で、誰が優勝するか分からなかった2019年の決勝も。
初のPK戦による勝者決定となった1996年の決勝も。
そして、他の年度の決勝も。
それぞれのサポーター、それぞれの関係者の方々にとっての「思い出」があると思います。
アルビが2024年に目指していた「てっぺん」という目標。
それは一旦ここで終わりました。
でも2025年。
また次の「てっぺん」に向けて、再び目指してほしいと思います。
また0−0から始めましょう✨
おつかれさまでしたm(__)m
参考サイトはこちら