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UPSは大事です

1.UPS とは

  UPS (Uninterruptible Power Supply) とは、無停電電源装置です。
 運送会社ではありません。
 停電等で商用電源が断たれた場合にも電力を供給し続ける電源装置です。
 瞬停以外にも障害対策(BCP)としても考えておくべきことですね。

2.無停電電源装置の必要性について

  商用電源が落ちる(停電)ことって無いでしょ?1Fじゃないのだか
 ら、想定外と言わずしっかり想定・検討しておきましょう。
  (実は、雷などによる瞬間停電は結構起きてるんです。)
 瞬間停電(供給電力が不安定)などが発生すると、電子機器が不安定・
 誤動作、システムダウンなどが発生します。
 これらを防ぐ為の装置です。一定レベルの信頼性、可用性を求められる
 システムであれば設置を検討する必要があります。 

3.無停電電源装置の裏読み

  無停電電源装置って、大きい割にそんなに持ちません。単体では数分 -
  30分程度です。もともとは、瞬間停電に伴う供給電力の不安定期間の乗り
 切る、とか、瞬間停電などを契機にシステムを計画停止させることが
 目的です。システム稼働中にドカンと落ちると…涙。
 商用電源が途切れ無停電電源装置に切り替わる、復電で商用電源に
 切り替わると、無停電電源装置から「信号」が上がる仕掛けがあります。
 例えば、この信号を受け取ったサーバーは計画停止するようにします。
 30分もあれば正常に終了出来そうですね。
 長時間の停電に対しては、別途、発電機などと組み合わせる必要が
 あります。考えないでフル装備で揃えると結構高価な買い物になります。

 導入検討ポイントは以下いかにあります。
    ① 無停電装置で電力を供給する装置の選定
    ② 電力供給の期間
    ③ 商用電源、無停電電源装置、機器のつなぎ方



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