出会い
こんばんは。昨日投稿終わってからこっち投稿したら良かったなーって思いました。四月に伴い社会人2年間が終わり3年目に突入しました。
大学時代みんなが就活するから自分もして、就職しないと親が心配するから就活頑張ってるフリをした。大して違いがわからない会社を何社も受けた。自己分析?という1時間もかからない作業を行い浅い自分の人生を振り返る。エントリーシートという気持ちのこもっていない文字を並べ、みんなと同じスーツをきて面接者の質問を考えて、自分の答えは考えるのではなく覚えようとしていた。なんでこの会社で働きたいという質問に対して「なんとなく」という言葉を飲み込みありきたりな言葉を並べる。遠くまで足を運び合同説明会、面接を繰り返す日々。内定を頂いた瞬間思ったこと「やっとゆっくりできる」という向上心のかけらもない心。内定もらってから入社までの空いてる時期もバイトをなんとなくこなして生きていた。
気がつけば入社当日、目をキラキラした同期達が眩しかった。そして自分がここにいていいのかという疑問。周りのレベルについていけない情けない自分。研修中すでに辞めたかった。周りに悟られるのが嫌だから無理に明るく振る舞った。研修最終日一人一人自分の目標を発表した。自分の目標なんやっけ。思い出せない。その場しのぎで目標を発表した。研修が終わり各支店に配属をされた。数字に追われる日々。配属支店で自分以外の同期全員が数字を達成し達成した人だけがいく社員旅行。僕はその間出社。帰ってきた人達がくれるお土産をみて自分だけが達成できなかったことの再認識。いつやめようかと考えた。ただやめる勇気がない。今辞めても次通用する力がないのを他の誰でもない自分が一番知っていたから。何も持っていない自分。悔しさを押し殺してただ生きていた。
そんな時ある人と出会う。出会った時から感じた他の人とは違う「何か」。話一つ一つに力を感じた。僕よりももっと年上の人が希望に満ちた目で夢を語っていた。
気付いたら僕は質問していた。「どうしたらあなたのようになれますか。」その人は答えた。「今を必死に生きて学んでいれば報われる日が来る。失敗もたくさんあったけどね。」
一通り話が終わり家に帰る途中。胸の高鳴りがおさまらなかった。夢を語る人はあんなにかっこいいんだ。自分もなりたい。そう強く思った。
なんとなく入社した会社、僕の運命を変える出会いがそこにはあった。
あれから約1年。僕はいつか会社を経営して今まで関わってくれた人を幸せにする夢ができた。
まだまだ夢には程遠い。挫折や失敗もこれから数えきれないくらいするだろう。
でも諦めるわけにはいかない。自分に厳しく謙虚に生きていく。