2009年3月1日=2023年 第07回:「独裁による善政」
2009年度の経営の基本的な方向は強固なリーダーシップを発揮する
「独裁による善政」が企業の再興を促す。
ここ数日の新聞やTV情報によると、ソニー会長ストリンガー氏が社長を兼務、との報道があった。ホンダも社長が交代し新たな展開をし始めた。
他にも権限の集中化の動きが顕著である。
社内に多様な意見や考え方があることが企業の優劣を決めるが、
緊急事態では独裁による方向の明示と
それへの集中により難局突破に効果がある。
「独裁による善政」を通して日本の底力を世界中に見せるときである。
2009年3月にはトップの交代があった。
新トップの力量や如何にと注目する。
経済界の期待、
金融界の期待、
働く者の期待、
世界の期待(株価上昇傾向への期待)
がそれぞれ渦巻く。
しかし、結論は自社内の生産性アップ、
新商品の研究環境の向上と展開、
給与の向上、
必要人材の能力とリーダークラスの質量の向上を宣言し
諸課題を新理念にまで高めることがリーダー交代の
意味である。
つまり、新しい価値観による社内体質の変化、
このチャンスに、トップは「理念による独裁」をすべきである。
数カ月も経つと慣れが出てしまい変化をもたらしたくとも何も変わらない。
時々と言うよりも明確な方向や厳しい政策を出し、
ある部分強硬に実践することを宣言した途端、
独裁だと訳の分からないことを言う。
多くの場合、人の政策ややり方を独裁だという者は自分の狭量、勉強不足を平気で晒していることに気が付いていない。間違っても声がでかいものに惑わされてはならない。自分が根拠ない独裁を叫んでいることに気が付かないかわいそううな人間であると思う。
コロナ禍以降の価値観変化を「独裁による善政」で回復したい。
2009年と2023年は変わらない・・・?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?