女性事業家のための夢事業実現計画書構築のポイント!-2
起業前に勉強すべきこととして、ビジネスモデル、資金調達方法、会計、税金、マーケティング、営業、情報発信などが挙げられます1。これらの知識を身につけることで、起業においてよりスムーズなスタートが切れるでしょう。
また、自分が起業する業界・分野の課題やGoogleやTwitterでの検索方法なども勉強しておくと良いでしょう2。起業前には、自分がしたいことを明確にし、ビジネスについて勉強し、人脈を構築することが重要です。
ベンチャー企業の生存率が低い理由は、下記の3つです。
成長に合わせた資金調達ができていないから
経理の知識を持っている経営者が少ないから
ベンチャーキャピタルからの出資を得づらいから
生存率が低いベンチャー企業には、下記のような特徴があります。
経営者が財務関係の数字に弱い
会社全体の営業力が弱い
移転先のオフィスが縮小している
ベンチャー企業の潰れる確率が高いかどうかは、事前情報だけで判断できることもあります。上記の特徴に当てはまらなければ、生存率が高い可能性が高いです。
経理の知識を持っている経営者が少ないから
経理の知識を持っている経営者が少ないことも、ベンチャー企業の生存率が低い理由の1つです。経理の知識が乏しければ、経営を進める上で適切な資金管理ができません。
例えば、どんぶり勘定をしたことで適切な経営判断ができなかったり、正しいタイミングと方法で資金調達ができなかったりします。
経理ができる人を雇用するのもおすすめですが、経営者自身が経理の知識を身に付けることが大切です。経営者自身に経理の知識があれば、スピード感を持った決断ができます。
ベンチャー企業の経営者には営業出身者が多く、経理に関する内容を疎かにしがちです。反対に、大手企業の経営者は過去の経営から経理の知識を身に付けているだけでなく、社員にも経理のプロフェッショナルがいることも多いため、安定した経営を続けられています。
経営者が財務関係の数字に弱い
経営者が財務関係の数字に弱いベンチャー企業は、生存率が低くなる可能性が高いです。数字に強くない経営者だと、感覚や勢いで経営判断をしてしまう恐れがあります。数字を分析し、適切な経営戦略を立てられなければ倒産してしまうでしょう。
経営者自身の能力が優れていても、財務関係の数字に強いとは限りません。営業力があっても経理ができないと、どんぶり勘定によって経営が回らなくなってしまいます。
過去の経営戦略と資金状況を確認すれば、経営者が数字に強いかどうかを判断できるためおすすめです。