あの人は火星人
Erisです。
どうしても納得できない人の意見。何を言っても分かり合えず、お互いを批判し合う日々。しかし、分かり合えるわけがないのだ。相手は火星人なのだから。
「我思う、ゆえに我あり」という言葉を残したフランスの哲学者ルネ・デカルト(1596〜1650)は、目の前に広がる世界が本当に存在しているのかという疑問を突き詰めた人だ。
つまり、この世に存在するものに絶対はなく、今、存在しているものは自分の意識の中でのみの存在であるかもしれないという事。
例えば、自分が赤色だと思っているものは、他人からすれば青色という概念なのかもしれない。本当の真理は、誰にもわからない。だから、自分の物差しと他人の物差しで仮の真理が作られる。誰かの普通は誰かの異常で逆もまた然りだ。
自分の考え方が地球式なら、相手の考え方は火星式の可能性があるという事。
他の人と違うことで悩むことなんてない。そもそも違う。あの人は火星人。くらいに思っている方が生きるのも楽になる。
おわり。
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