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中学 fln 男子

中学生、卒業式前夜
男の子は思う
好きな子      の恐らく好きな人

人、人、人、  いや奴か

ありきたりな話は実際に起こるからありきたりな話

好きな人の恐らく好きな人はチャラつき男子
昨日テレビでどっかの芸人がウケてた事と同じ様な事をして笑いをとる何がおもろいかも分からん様なまあ言ってしまえば?分かりやすい言葉で言う様な
人気者、やんちゃ、キモやんちゃって、不良の様な

まあイケてるんだろうよ
そんな壁も立ちはだかりながら、
こう来れば好きな子は当然喋った事もない、
当然「おはよう」も 当然 登場人物にもなれてない
そんな僕

明日は卒業式と言う事でその子と喋れなかった生活も思い出すが何故だか無性に好きな人の好きな人に腹が立ち始めた、ジェラシー、喋れなかった事は話かけなかった自分が悪いにしても
あんなチャラついた奴に気がある意味がわからない
どうせそこら辺にありふれたドラマチックでロマンチックな事に浸れる側の人間だろ、恥ずかしい

思い立ちます  「革命前夜となりました。」

'卒業式当日' To young to DAY

式も終わり下校間近、楽しそうに話す好きな人とその恐らく好きな人の好きな人、
両思いか、今日くらいは受け止めてやるさ

好きな人の好きな人が学ランの第二ボタンに手を伸ばそうとした 
その瞬間、僕は忽ち「キィイヤェエエエーー!!」
奇声を発し全力疾走で僕はそいつのとこまで走り出した
この瞬間を待っていた、
すかさずそいつの第二ボタンに手を伸ばしそいつの第二ボタンを引きちぎって、思い切り郊外の方向へぶん投げた、当然不良なそいつは「何してんだよ!(恐らくそんな誰でも言える事言ってた)」とぶん殴られた、
視界は殴られた事にダメージを受けあまり見えていないが
反対側に立つ好きな人にめがけて青春の日々より
青い極上の笑顔で
「おはよう!」
そう言い放ち僕は走り去った、


登場してやったのさ その子の人生に 革命だ

これが僕の赤い青春.

のはず!


フィンフィクションさんから

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